日本酒ピンバッジ倶楽部

2021年3月26日、関西に住む日本酒呑み仲間と「日本酒ピンバッジ倶楽部」を発足しました。

壺坂酒造「純米酒 雪彦山」日本酒ピンバッジ倶楽部

2023-07-21 19:21:03 | 兵庫の酒

 壺坂酒造は飲む人に「播州らしさ」が伝わるお酒を目指し、地元播州で作る日本一の酒米「山田錦」を主原材料に使用し、雪彦山の流水で醸しあげ、播磨・夢前町の気候風土にすべてを預け、蔵内に温度管理機器などは一切置かず、昼夜の気温差が激しい気候を利用し、酒蔵の扉の開閉のみで蔵内の温度や湿度を調整し発酵・熟成させるという昔ながらの自然発酵を実施しているそうです。

 本年2月18日に姫路市で開催された「第12回はりま一合一会新酒の会」でお会いした壺坂酒造 当主 壺坂良昭さんが日本酒ピンバッジに興味を持たれ、「純米酒 雪彦山」ラベルのピンバッジが出来上がりました。「壺坂酒造」は、兵庫県産山田錦を全量使用した純米酒は辛口でスッキリしながら吟醸香も感じられるお酒で、冷酒から熱燗まで楽しめます。

 雪彦山(せっぴこさん)は、兵庫県姫路市夢前町に位置する洞ヶ岳、鉾立山、三辻山の三山の総称です。かつては、地元の人々が洞ヶ岳を雪彦山と呼んでいましたが、国土地理院の2万5000分の1地形図には、三辻山に三角点が置かれ、雪彦山と記されています。

 

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名城酒造「名城」日本酒ピンバッジ倶楽部

2023-06-15 00:04:20 | 兵庫の酒

 今回は、1864年(元治元年)創業の今井酒造を中心に、姫路市内の6つの蔵元が1966年(昭和41年)に合併して誕生した播州一の生産量を誇る名城酒造さんです。

 本年2月18日に姫路市で開催された「第12回はりま一合一会新酒の会」でお会いした営業担当の今井さんが日本酒ピンバッジに興味を持たれ、わざわざ営業会議でプレゼンしてくださり、ピンバッジ作成が決定したそうです。

ピンバッジデザインは、名城酒造さんの垂れ幕を参考にしたデザインで、紺地に銀色に輝く名城の文字がいいですね。

世界に誇る姫路城を指す「名城」を冠した名城酒造は、現在では、最新式の設備を持ち、一年を通して仕込むことができる「四季醸造蔵」です。このことから、ムラのない高品質の日本酒がリーズナブルな価格で開発されています。また、一方で大量生産とはまったく逆のタイプのお酒で、年に2回しか生産しない無濾過生原酒「隠し酒」なども人気です。

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灘菊酒造「純米 灘菊」日本酒ピンバッジ倶楽部

2022-12-09 14:03:10 | 兵庫の酒

 このピンバッジは、兵庫県姫路市にある灘菊酒造の「灘菊純米」のラベルをそのままピンバッジにしました。そして、2022年に私たちが応援して作られたピンバッジの中で、最も可憐で美しいものになりました。

ピンクの菊の花びらの中にある細かい線は、播磨灘の波濤を表現しています。

 

 灘菊酒造株式会社は、1910年(明治43年)に初代川石 酒造作が川石本家酒類(資)より独立し、川石酒類(資)を創業。現在の地(姫路市手柄)で清酒製造を始め、平成22年に100周年を迎えました。

 社名の「灘菊」は、姫路の前に広がる海‘播磨灘’の「灘」と花の「菊」を合わせたものが由来となります。

 灘菊酒造は、姫路を中心に地産地消を提唱する「食・地の座」のメンバーでもあり、「地のモノ」にこだわって酒造りをしてます。 原料となる米は兵庫県産米を中心に「山田錦」、「五百万石」、「兵庫夢錦」を使っています。 水は創業当時から湧き出る市川水系の地下水を使用し、やや軟質で、口当たりの柔らかい酒ができます。一緒に酒造りをするのは、播磨出身の蔵人たちです。

 灘菊酒造株式会社は、姫路の地で100年以上続く伝統の技法を守り、米と水という土地の恵みを大切に使いながら、灘菊の蔵でしかできない酒を醸しています。

 

出典、参考文献・HP

灘菊酒造 HP

兵庫県 県民生活課:すごいすとSUGOIST HP

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

 

 

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奥藤酒造「忠臣蔵」日本酒ピンバッジ俱楽部

2021-11-23 22:04:38 | 兵庫の酒

兵庫県赤穂市坂越にある奥藤商事株式会社のお酒「忠臣蔵」の菰樽デザインのピンバッジです。

「菰樽のピンバッジを。」との要請を受け、デザインしました。

とても華やかな出来上がりになりましたね。

奥藤家は廻船業などで財を築いた地元の庄屋で、慶長6年(1601年)に、ある伝説により酒造りを始めたといわれています。

 或る日、白髪老人が何処からともなく現れ、奥藤家の主人が茶を出すと、その老人は無言で、米俵と元柄杓(ひしゃく)を置き去った。それを見て、これは酒造りの啓示と悟り酒蔵となったそうです。

 今に残る一番古い酒蔵は300年以上前のもので、かつては赤穂藩主浅野家の御用酒屋だったそうです。

お酒の「忠臣蔵」は、清流千種川の水に、播磨の酒米という日本酒に最適な素材を使って、昔ながらの丁寧な作り方をしています。アルコール度数が高めでガツンとボリュームあって、「飲みごたえ」のある豊かな味わい、「もう一杯」と言いたくなる後味のよさ、深みがあって細やかな味を目指しているとの事です。

 酒のさかなは、カキの養殖が盛んな赤穂の坂越地区の蔵の酒ゆえにカキ、瀬戸内海の魚介、お隣りの姫路のアナゴなんかもいいですね。

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白鹿すずろ 辰馬本家酒造㈱ 日本酒ピンバッジ

2021-03-13 11:40:45 | 兵庫の酒

日本酒、白鹿のピンズです。

 このピンバッジは、季節限定冷酒「白鹿すずろ」の2012年春夏期間限定で販売ボトルのおまけとして付いていました。

 また、西宮日本酒学校2016できき酒の全問正解者にプレゼントされ、その後は、2018年2月の「白鹿 蔵開き ソトノミフェス」でのスタンプラリーなどでも配られたようです。

 「すずろ」は、白鹿の伝承蒸米仕込で造ったお酒を生のまま搾りたての状態で瓶詰時に低温瞬間殺菌しているため、爽やかでほのかに薫る香りと程よい甘みとのバランス、さっぱりとした飲みごたえはフレッシュで春夏によく冷やして飲むのがぴったりです。

 銘酒「白鹿」の名前は、長生を祈る中国の神仙思想に由来します。      

 唐の時代、玄宗皇帝の宮中に一頭の鹿が迷いこみ、仙人の王旻(おうびん)がこれを千年生きた白鹿と看破しました。調べると、角の生え際には「宜春苑中之白鹿」と刻んだ銅牌が…。      

 “宜春苑(ぎしゅんえん)”とは、唐の時代を千年もさかのぼる漢の武帝の時代のもので、玄宗皇帝はこれを瑞祥と歓んで慶宴を開き、白鹿を愛養したと伝えられています。

 

 その歴史は、1830年(文政 13)作の「宜春苑 長生自得千年寿 白鹿」という銘が打たれた欅板看板が、江戸新川の酒問屋島屋庄助商店に残っており、下り酒の「白鹿」が“灘の銘酒”として不動の地位を確立していたことを物語っています。

 

 起業は、1662年(寛文二年)、徳川四代将軍家綱の頃、初代辰屋(辰馬家の当時の屋号)吉左衛門が西宮の邸内に井戸を掘ったところ、その水が清冽甘美であたことから酒造りの事業を始めたと伝えられています。灘の酒造家から懇請され、「宮水」として良質であった居宅蔵の井戸水を販売し始めたのもこの頃です。

 明治維新後も技術革新に取り組み、1892(明治25)年には醸造高で全国第一位「白鹿」辰馬たきとあり、その生産量は2万3,510石もありました。この年、1892年の全国生産量は380万石弱で、2018年の生産量は270万石強、126年前は今より100万石も多かったのです。1920年(大正9年)には丹波杜氏・梅田多三郎によって新醸造に成功、高級酒「黒松白鹿」が誕生しています。

 

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