大阪から東海道線を新快速に乗り京都、大津に至り、草津で草津線へ乗り換えると甲賀駅に着きます。
甲賀は忍者の里で、甲賀駅にはあちこちに忍者がいました。
駅前は静かで、集落を10分ほど歩くと田中酒造があります。
明治44年創業、「和醸良酒(おいしいお酒でご縁をつなぐ)」を大事にして、今も先代から受け継いだ道具を使い、5代目の田中重哉氏が手間暇かけた醸造をしている酒蔵です。
妻智子さんの新たなアイディアによって生まれた「春乃峰(はるのみね)」は、白ワインを思わせるようなスッキリとした甘味と酸味が楽しめ、その名は、蔵の東に鈴鹿の山の峰々を望むと、その一峰にやわらかい春の様子がうかがえる頃、極寒に仕込まれた酒(新酒)が生まれるところから名付けられたそうです。
書家でもある智子さんの字をラベルにした「春乃峰」、そのままピンバッジにしました。
桜の花びらがとても印象的ですね。