日本酒ピンバッジ倶楽部

2021年3月26日、関西に住む日本酒呑み仲間と「日本酒ピンバッジ倶楽部」を発足しました。

齊藤酒造「英勲・上撰」日本酒ピンバッジ倶楽部

2023-06-26 22:36:34 | 京都の酒

 京都伏見にある齊藤酒造で『英勲』というブランドが誕生したのは、大正天皇の御大典を記念して明治天皇の崩御の服喪期間が過ぎた時です。

 呉服商から酒造業に転じた9代目の戒名のひと文字目であった「勲」という字を取って名付けられました。

 齊藤酒造では「淡麗優雅」を理想的なお酒の味だとして、お酒はあくまで料理を飾る「脇役」であるという考えでスッキリした日本酒を作られていおり、長きにわたり英勲ファンたちに愛されているお酒「英勲 上撰」は、いわゆる普通酒、「お燗」によくあう味を求め、まろやかさとふくらみを両立し、季節の料理にあわせて温度帯を変えて楽しめる食中酒としての最高の脇役となるお酒です。

「英勲 上撰」のラベルデザインをそのままピンバッジにしました。

 

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齊藤酒造「英勲」日本酒ピンバッジ倶楽部

2023-06-26 22:36:34 | 京都の酒

 京都伏見にある齊藤酒造が誕生したのは、1895年(明治28年)のことです。

 齊藤家の先祖は元禄の頃に泉州より当地へ移り、井筒屋伊兵衛として八代にわたって老舗を受け継ぎ呉服商を営みました。酒造業に転じたのは9代目で、当時の商標は柳正宗、大鷹などでしたが、9代目の戒名のひと文字目であった「勲」という字を取って『英勲』というブランドが誕生したのは、大正天皇の御大典を記念して明治天皇の崩御の服喪期間が過ぎた時に名付けられました。

 その後昭和、平成とこのブランドを丁寧に育て、齊藤酒造では「淡麗優雅」を理想的なお酒の味だとして、お酒はあくまで料理を飾る「脇役」であるという考えでスッキリした日本酒を作られていることが、金賞14年連続受賞という成果に現れているのかもしれません。

英勲雪輪のピンバッジです。

「英勲 氷冷貯蔵 本醸造 300ml」のラベルデザインをベースにしたものです。

京都府産米「京の輝き」100%使用し、零度以下で貯蔵した、アルコール度数14度のすっきりと飲めて、穏やかな香りとキレの良さを楽しめるお酒です。

 

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名城酒造「名城」日本酒ピンバッジ倶楽部

2023-06-15 00:04:20 | 兵庫の酒

 今回は、1864年(元治元年)創業の今井酒造を中心に、姫路市内の6つの蔵元が1966年(昭和41年)に合併して誕生した播州一の生産量を誇る名城酒造さんです。

 本年2月18日に姫路市で開催された「第12回はりま一合一会新酒の会」でお会いした営業担当の今井さんが日本酒ピンバッジに興味を持たれ、わざわざ営業会議でプレゼンしてくださり、ピンバッジ作成が決定したそうです。

ピンバッジデザインは、名城酒造さんの垂れ幕を参考にしたデザインで、紺地に銀色に輝く名城の文字がいいですね。

世界に誇る姫路城を指す「名城」を冠した名城酒造は、現在では、最新式の設備を持ち、一年を通して仕込むことができる「四季醸造蔵」です。このことから、ムラのない高品質の日本酒がリーズナブルな価格で開発されています。また、一方で大量生産とはまったく逆のタイプのお酒で、年に2回しか生産しない無濾過生原酒「隠し酒」なども人気です。

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近藤酒造「華姫桜」日本酒ピンバッジ倶楽部

2023-06-09 19:27:58 | 愛媛の酒

 今年の2月25日「第21回四国酒まつり」で近藤酒造の近藤敬子杜氏と初めてお会いし、お酒を酌み交わす機会を頂けました。その場で私達日本酒ピンバッジ倶楽部の活動をお話ししたところ、近藤敬子杜氏から「作りましょう。」とのお言葉をいただきました。愛媛県ではじめての当倶楽部応援のピンバッジです。

 近藤酒造さんは、愛媛県新居浜市に唯一残る蔵元で、1878年(明治11年)創業、「平成の名水百選」の一つに選ばれた「つづら淵」の近くに位置し、地下110mの深井戸から汲み上げた柔らかな軟水と、新居浜市内の契約農家が生産する酒造米などで地酒を醸しています。

 実は、近藤酒造さんは明治から5代続く酒蔵でしたが、4代目の時に焼酎やワインブームのあおりを受け、一時休蔵となっていましたが、蔵の再興を望む5代目の蔵元、近藤嘉郎(よしろう)さんが、2001年(平成13年)に自ら杜氏となり自社醸造を再開し、2008年(平成20年)酒造年度全国新酒鑑評会にて「ひめさくら(後の華姫桜)」が金賞を受賞し、造り酒屋としての復活を遂げました。

 ピンバッジは、華姫桜の本醸造の一升瓶をモデルにデザインしました。食中酒にピッタリのお酒ということで、瀬戸内の料理に合うように、お米の味をしっかり引き出した旨みののった近藤酒造のレギュラー酒です。

 

華姫桜の由来は、三つの意味があるとHPで五代目蔵元が語っていました。

一つは、宴を華やかにしたい

二つめは、愛媛県の姫

三つめは、桜。

1970年ころに台風で蔵にある桜が倒れましたが、当時の蔵人たちが、その桜を翌年から桜の下でお花見ができるくらいまで回復させてしてくれた事によるそうです。また、現在は老木となったその桜は様々な支えをすることで現在も生きていますが、酒蔵の仕事も多くの方々の支えで続けることができる事を忘れないようにと先代の蔵元が語っていたそうです。

コメント (1)
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