ねじめ正一の本の紹介 http://blog.goo.ne.jp/piopure/e/0d22db476b77ac4cf3d4c1976e56d581 の時にも書いたが、自分が中日ドラゴンズのファンだということを知っている方でいつもお世話になっている方から、一度読んでみなさいと言われていただいた2冊の本のうちのもう1冊のもの。
言わずと知れたプロ野球セ・リーグ中日ドラゴンズの落合監督が書いた本。
この本は2001年に出た本で、落合監督が現役を引退して、まだフリーな立場で解説者をやっている時に書かれたものだが、今の中日ドラゴンズの試合や選手起用などを見ていると、本当にこの頃から全く信念が揺らいでいないことがよくわかる。
また、これはプロ野球選手というよりも一般の社会人向けに書かれた内容なのだが、野球のことしか知らないと思っていた落合監督の指導力が、自分にとっても非常に身にしみるものになっているということが驚きである。

タイトルを読むだけでも内容がよくわかるので、抜粋して書いておく。
コーチは教えるものではない。見ているだけでいいのだ
手取り足取りは若い者をダメにする。アドバイスは“ヒント”だけ
「1+1」だけが2ではない。答えから導く式は無数にある
すぐに結果を求めるな。大切なのは「ケイゾク」
本当に部下を育てたければ、一回の失敗までは許そう
欠点を直すこと。それは良い部分が失われることでもある
最も優秀なコーチこそ、一軍ではなくファームに置きたい
「そんなことは常識だ」という前に、納得できる理由を示せ
「なんだ、そんなこともわからないのか」は上司の禁句
部下に気持ちよく仕事をさせるのも上司の仕事
「自分がいなければ困るだろう」は自己満足。周囲にとっては大迷惑
人を育てるというのはデリケート。ひとつの成功例が次にも当てはまるとは限らない
「良いコーチ」と言われたいのか、それとも「良いコーチ」になりたいのか
「言われなくてもわかっている」で片付ける部下は大成しない
責任は、まず組織の長が取る。そして当事者にも取らせるべきだ
「彼にこう言っておいてくれ」、第三者を介した話のキャッチボールは危険
上に立つ指導者であってもわからないことは「わからない」と言おう
先入観は捨てられないもの。だからこそ先入観であることを自覚せよ
まず「個人」があって「組織」がある時代。明確な目標設定でモチベーションを持て
食事と睡眠。精神的スランプ克服法はごくシンプル
経験に裏づけされた「感性」を研ぎ澄まし、自分自身を洗脳せよ
直属の上司だけが指導者ではない。自分の指導者はもっと増やせる
他部署の人や異なったカルチャーを持つ人間と話をしよう
勝負を急ぐな。避けられるリスクを負うな
プレッシャー克服法は「開き直り」ではない。「やるべきことはやった」と実感することだ
勝負は先行する者が有利。差をつけたら、そこから追い込み型に切り替えよ
「時間がない」は単なる言い訳。時間の使い方が下手なだけだ
たとえ結果が出なくても、自分がやってきた事実まで否定するな
チャンスは、どんな形でやってくるかわからない。だからこそ、常に真面目に生きる
人生で満点の答案は書けない。だから、壁にぶち当たっても逃げるな
良き理解者が三人いれば、人生は見誤らない
う~~ん、落合監督
、中日ドラゴンズの監督就任7年間で、リーグ優勝3回、日本一1回、やっぱりすごいなぁ。

言わずと知れたプロ野球セ・リーグ中日ドラゴンズの落合監督が書いた本。
この本は2001年に出た本で、落合監督が現役を引退して、まだフリーな立場で解説者をやっている時に書かれたものだが、今の中日ドラゴンズの試合や選手起用などを見ていると、本当にこの頃から全く信念が揺らいでいないことがよくわかる。
また、これはプロ野球選手というよりも一般の社会人向けに書かれた内容なのだが、野球のことしか知らないと思っていた落合監督の指導力が、自分にとっても非常に身にしみるものになっているということが驚きである。

タイトルを読むだけでも内容がよくわかるので、抜粋して書いておく。































う~~ん、落合監督


