サッカー元日本代表監督のイビチャン・オシムちゃん関係の本を読むのはこれで3冊目。
この本は、2010年南アフリカワールドカップ開催中にオシムさんがスカパーで17試合の解説を務めたが、その時にオシムさんがツイッターで公開したつぶやきをまとめたもの。
病気で倒れなければ、監督として率いる予定だった日本代表の4試合+ブラジル・ドイツ・アルゼンチン・オランダ・スペインなどの試合中のつぶやきだった。
解説の時にその場で通訳をしていた千田善氏の文章も併せて載せてあった。
オシムさんのウイットに富んだつぶやきはとても面白く、また、日本代表に対する愛情が感じられる内容になっていた。
つぶやきの内容、どの試合か思い出される試合も多い。
・ブブゼラはハチがブンブン飛んでいるようだ。私はハチミツのほうが好きだ。
・トゥーリオ、オウンゴールはやめてくれよ。
・大久保をふたりがマークしてくれたおかげで本田がフリーになった。小さいからふたりもマークいらなかったのに。
・アルゼンチンはタンゴのリズムでゆったりゲームをすすめた。 韓国はそのタンゴに踊らされた。
・本田の体格、若さ、勇気が武器になる。
・トゥーリオと(中沢)ユージは協力してファンペルシーと1対1の状況を作らせるな。
・俊輔 もっとプレイスピードをあげるんだ。
・オランダ戦の録画を見て、もう一度残念がってください。
・おれがしゃべるとPKになるんだ。(ニヤっ)
・あと3回言おうか、PK PK PK。
・ホンジュラスは私から見たら11個の穴があいている。
・反対に穴がありすぎて(スペインは)どこから攻めていいのかわからないかもしれない。
・チーム内に問題がなくても新聞記者が作ってくれる。
・エジル(ドイツ代表)は羽生に似ているな。
・日本代表、明日は勇敢に戦え。
・引き分けでOKだが、それを試合前に考えるな。
・スルーパスのタイミングだった。長友はスルーパスを知らないのか。羽生(にそっくりなエジル)ならできるぞ。
・トゥーリオ、ボールをとるところまではスーパーだ。ドリブルは余計。
・チリは心理学の単位を取っていなかったんだろう。
・まるでドゥンガがプレイしているようにブラジルには規律がある。
・松井はパラグアイ人のようなプレイをしている。それでいい。
・こっちが早く決めないとむこうに決められるぞ。
・このままでは後悔することになりかねない。
・今日入れないと一生ないぞ、玉田!
・相手に勝たせないサッカーなのか、自分たちが勝ちたいサッカーなのか。
・こぼれたミルクは元にもどらないという諺があるが日本代表はミルクをこぼしてしまった。
・残念です。本当に残念です。こんなチャンスはめったになかったんです。
・120分戦った後でルーレットの様なPK戦に挑まなければならない選手達の心境を思いやってください。
・日本代表だけでなく、Jリーグを応援してほしい。ファンのみなさんは選手にプレッシャーをかけてあげてください。
・私もここで一緒に戦っていました。
・ブラジルは永遠のチャンピオンだと、ハーフタイムに思ってしまったかもしれない。
・メッシが通用しないこともある。
・代表に選ばれるためには長い国歌を歌えなくては駄目だ。
・両方の選手がミスをしたら負けだとわかっている神経戦だ。
・半分以上がバルサなんだからメッシがいればいいのにな。(ニヤっ)
・ルールが許すなら全員交代だ。
・スペインが勝ったというよりは、ドイツが負けた試合だ。
・日本には日本のやり方しかない。
・スカパー!の1カ月は悪くなかった。しかし、ナマ放送で、試合後に何か気の利いた面白いコメントをというプレッシャーがかかると、ゲームに集中できない。
・視聴者がおそらく見えていないであろうことに、注意を喚起するコメントを意識した。メッシがボールを持っているのは誰でも気がつく。その時、他の選手が何をしていたのか。そこに気が付いてもらえるよう心がけた。
これはつぶやきではなく記者会見のイングランドとの強化試合後の発言
「日本がヘタなプレーをすると私は責任を感じる。私が日本でしてきたことは無駄だったのかと思ってしまう。あるいは私がいったことが日本人には聞こえていないのかと思ってしまう。実はテレビでサッカーの試合を見すぎないようにとドクターからいわれている。私はこの瞬間にもリスクを冒しているわけです。リスクを冒さなければ収穫もないと繰り返しいってはいますが、選手たちは私の命の一部になっている。日本代表は私の一部なんだ。目の前にはまだチャンスがぶら下がっている。それを生かさなければ残念な結果に終わってしまう。」
いくら強いチームであっても、相手は同じ人間、ミスもする、スーパースターはマスコミが作っているだけかもしれない、だから日本人も怖がらずにリスクを冒してでも攻めろ!というオシムさん、これからも温かく日本代表を見守っていてもらいたい。
この本は、2010年南アフリカワールドカップ開催中にオシムさんがスカパーで17試合の解説を務めたが、その時にオシムさんがツイッターで公開したつぶやきをまとめたもの。
病気で倒れなければ、監督として率いる予定だった日本代表の4試合+ブラジル・ドイツ・アルゼンチン・オランダ・スペインなどの試合中のつぶやきだった。
解説の時にその場で通訳をしていた千田善氏の文章も併せて載せてあった。
オシムさんのウイットに富んだつぶやきはとても面白く、また、日本代表に対する愛情が感じられる内容になっていた。
つぶやきの内容、どの試合か思い出される試合も多い。
・ブブゼラはハチがブンブン飛んでいるようだ。私はハチミツのほうが好きだ。
・トゥーリオ、オウンゴールはやめてくれよ。
・大久保をふたりがマークしてくれたおかげで本田がフリーになった。小さいからふたりもマークいらなかったのに。
・アルゼンチンはタンゴのリズムでゆったりゲームをすすめた。 韓国はそのタンゴに踊らされた。
・本田の体格、若さ、勇気が武器になる。
・トゥーリオと(中沢)ユージは協力してファンペルシーと1対1の状況を作らせるな。
・俊輔 もっとプレイスピードをあげるんだ。
・オランダ戦の録画を見て、もう一度残念がってください。
・おれがしゃべるとPKになるんだ。(ニヤっ)
・あと3回言おうか、PK PK PK。
・ホンジュラスは私から見たら11個の穴があいている。
・反対に穴がありすぎて(スペインは)どこから攻めていいのかわからないかもしれない。
・チーム内に問題がなくても新聞記者が作ってくれる。
・エジル(ドイツ代表)は羽生に似ているな。
・日本代表、明日は勇敢に戦え。
・引き分けでOKだが、それを試合前に考えるな。
・スルーパスのタイミングだった。長友はスルーパスを知らないのか。羽生(にそっくりなエジル)ならできるぞ。
・トゥーリオ、ボールをとるところまではスーパーだ。ドリブルは余計。
・チリは心理学の単位を取っていなかったんだろう。
・まるでドゥンガがプレイしているようにブラジルには規律がある。
・松井はパラグアイ人のようなプレイをしている。それでいい。
・こっちが早く決めないとむこうに決められるぞ。
・このままでは後悔することになりかねない。
・今日入れないと一生ないぞ、玉田!
・相手に勝たせないサッカーなのか、自分たちが勝ちたいサッカーなのか。
・こぼれたミルクは元にもどらないという諺があるが日本代表はミルクをこぼしてしまった。
・残念です。本当に残念です。こんなチャンスはめったになかったんです。
・120分戦った後でルーレットの様なPK戦に挑まなければならない選手達の心境を思いやってください。
・日本代表だけでなく、Jリーグを応援してほしい。ファンのみなさんは選手にプレッシャーをかけてあげてください。
・私もここで一緒に戦っていました。
・ブラジルは永遠のチャンピオンだと、ハーフタイムに思ってしまったかもしれない。
・メッシが通用しないこともある。
・代表に選ばれるためには長い国歌を歌えなくては駄目だ。
・両方の選手がミスをしたら負けだとわかっている神経戦だ。
・半分以上がバルサなんだからメッシがいればいいのにな。(ニヤっ)
・ルールが許すなら全員交代だ。
・スペインが勝ったというよりは、ドイツが負けた試合だ。
・日本には日本のやり方しかない。
・スカパー!の1カ月は悪くなかった。しかし、ナマ放送で、試合後に何か気の利いた面白いコメントをというプレッシャーがかかると、ゲームに集中できない。
・視聴者がおそらく見えていないであろうことに、注意を喚起するコメントを意識した。メッシがボールを持っているのは誰でも気がつく。その時、他の選手が何をしていたのか。そこに気が付いてもらえるよう心がけた。
これはつぶやきではなく記者会見のイングランドとの強化試合後の発言
「日本がヘタなプレーをすると私は責任を感じる。私が日本でしてきたことは無駄だったのかと思ってしまう。あるいは私がいったことが日本人には聞こえていないのかと思ってしまう。実はテレビでサッカーの試合を見すぎないようにとドクターからいわれている。私はこの瞬間にもリスクを冒しているわけです。リスクを冒さなければ収穫もないと繰り返しいってはいますが、選手たちは私の命の一部になっている。日本代表は私の一部なんだ。目の前にはまだチャンスがぶら下がっている。それを生かさなければ残念な結果に終わってしまう。」
いくら強いチームであっても、相手は同じ人間、ミスもする、スーパースターはマスコミが作っているだけかもしれない、だから日本人も怖がらずにリスクを冒してでも攻めろ!というオシムさん、これからも温かく日本代表を見守っていてもらいたい。