今は刑務所に収監されてしまっているホリエモンの書いた本。
先に今年出た『成金』を読んだ。
この本で成金(なりきん)とは、成金趣味とかいう意味ではなく、将棋の歩が相手の陣地に入って「と金」になることをいう。
内容はAmazonから紹介
「世界に風穴をあけるぞ。僕らがいま生きているのはそのためでしかないんだ」
PCオタク、元カリスマ青年実業家、女子大生……個性的な面々が揃う“チーム・AKKA”。彼らは天才プログラマー・堀井健史のもと、新興IT企業を巧みにまるめ込み、資産の一部を中抜きしていた。最終目標はITベンチャーの雄、株式会社LIGTH通信の乗っ取り。携帯電話の販売代理店事業を全国展開し、創業10年あまりで時価総額5兆円の大企業へと登りつめた、ITバブルの象徴的存在だ。史上最大の下克上。チーム・AKKAは勝利を手にできるか。
前作『拝金』から遡り、物語の舞台は1999年、渋谷へ――。
IT勃興期を駆け抜けた男たちの野心を圧倒的リアリティで描く、まばゆくも壮絶な青春経済小説!
フィクションとの断りがあるものの、1990年代半ばから2000年過ぎまでのITバブルの頃にライブドアーを始めとして、ソフトバンクなどのIT企業に関わった人の名前が次々に出てきて、舞台裏ではそういうことをやっていたのか、という感じの内容で面白かった。
ただ、人の名前が多すぎて、チームAKKAの堀井健史・母の違う妹の由里子・高松大学・小山完・美月・サルこと広野、そして鮫島十三 、景山照栄、香坂大吉会長、朴一誠社長、山村宏明、小松崎栄、門田哲郎、和内昭博 しっかり整理しながら読まないと、これは誰のことを書いているのかわからないということにもなりかねないし、唐突にハムラビ法典が出てきたりするのはよくわからなかった。
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『成金』が面白かったので、昨年書かれた『拝金』も読んでみた。
こちらのほうが、フィクションというよりも、もっとノンフィクションな感じだった。
登場人物は『成金』と同じ人物が何人も出てきた。
ホリエモンのライブドアーがどんどん大きくなって、プロ野球近鉄球団の経営に参入しようとしたり(結果的には楽天が仙台で球団経営に参入し、ソフトバンクも福岡の球団経営に参入)、敵対的買収でフジテレビの親会社のニッポン放送の株式を30%近くも取得したが、その後東京地検特捜部が動き出して、証券取引法違反でホリエモンが捕まって万事休すといった内容が書かれていて、こちらのほうが純粋に面白かった。
杉作君というのが何ともいいキャラクターで、鳩システムもよくできていたなぁ。
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ホリエモン、刑務所から出てきたら、また何か花火を打ち上げて欲しい。
先に今年出た『成金』を読んだ。
この本で成金(なりきん)とは、成金趣味とかいう意味ではなく、将棋の歩が相手の陣地に入って「と金」になることをいう。
内容はAmazonから紹介
「世界に風穴をあけるぞ。僕らがいま生きているのはそのためでしかないんだ」
PCオタク、元カリスマ青年実業家、女子大生……個性的な面々が揃う“チーム・AKKA”。彼らは天才プログラマー・堀井健史のもと、新興IT企業を巧みにまるめ込み、資産の一部を中抜きしていた。最終目標はITベンチャーの雄、株式会社LIGTH通信の乗っ取り。携帯電話の販売代理店事業を全国展開し、創業10年あまりで時価総額5兆円の大企業へと登りつめた、ITバブルの象徴的存在だ。史上最大の下克上。チーム・AKKAは勝利を手にできるか。
前作『拝金』から遡り、物語の舞台は1999年、渋谷へ――。
IT勃興期を駆け抜けた男たちの野心を圧倒的リアリティで描く、まばゆくも壮絶な青春経済小説!
フィクションとの断りがあるものの、1990年代半ばから2000年過ぎまでのITバブルの頃にライブドアーを始めとして、ソフトバンクなどのIT企業に関わった人の名前が次々に出てきて、舞台裏ではそういうことをやっていたのか、という感じの内容で面白かった。
ただ、人の名前が多すぎて、チームAKKAの堀井健史・母の違う妹の由里子・高松大学・小山完・美月・サルこと広野、そして鮫島十三 、景山照栄、香坂大吉会長、朴一誠社長、山村宏明、小松崎栄、門田哲郎、和内昭博 しっかり整理しながら読まないと、これは誰のことを書いているのかわからないということにもなりかねないし、唐突にハムラビ法典が出てきたりするのはよくわからなかった。
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『成金』が面白かったので、昨年書かれた『拝金』も読んでみた。
こちらのほうが、フィクションというよりも、もっとノンフィクションな感じだった。
登場人物は『成金』と同じ人物が何人も出てきた。
ホリエモンのライブドアーがどんどん大きくなって、プロ野球近鉄球団の経営に参入しようとしたり(結果的には楽天が仙台で球団経営に参入し、ソフトバンクも福岡の球団経営に参入)、敵対的買収でフジテレビの親会社のニッポン放送の株式を30%近くも取得したが、その後東京地検特捜部が動き出して、証券取引法違反でホリエモンが捕まって万事休すといった内容が書かれていて、こちらのほうが純粋に面白かった。
杉作君というのが何ともいいキャラクターで、鳩システムもよくできていたなぁ。
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ホリエモン、刑務所から出てきたら、また何か花火を打ち上げて欲しい。