思いつくまま

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岩中祥史著『名古屋の品格』(学研新書)を読む。

2010年11月20日 01時01分01秒 | 読書
おもしろそうだったので読んでみたが、2008年9月に出た本で、まだリーマンショック→トヨタショック以前のまだ名古屋が日本で一番元気がいいって言われていた頃の内容だったので、ものすごく違和感・お気楽感があった。 
大都市だが大いなる田舎の「名古屋」、いつまでたっても大都会にはなれないらしい。
タモリが言うまでもなく、昔から言われていたことだ。
のぞみの名古屋とばし、すがきや、地下街、フィギュアスケート、名古屋城ならぬ名古屋嬢、純金(金城学院に中学・高校・大学と通しで通った人)・18金・金メッキ、名古屋走り、基幹バスのバスレーン、ひつまぶし、いらんものはコメ兵に売ろう、お値打ち、結婚式が派手、などなどどれも名古屋を表現する言葉だ。
トヨタがコケてすべてが崩れてしまった。
この本に書かれていることは全くアホくさって感じ、いかにも名古屋のことをよく知っているというような感じで書かれているが、名古屋にはご当地ソングがないとか(名古屋はええよ!やっとかめ)、名古屋人は横並びが好きとか、住人のほとんどがツレだとか、うっかり車両の真ん中に入ると降りられないとか、文化への出費が少ないとか、著者の個人の主観が相当入っていて、名古屋でにゃぁじゃんだらりんの三河もなぜか一緒くたにされていて、うさん臭いばかりだった。
名古屋市民が選んだ河村市長と市議会の対立、品格なんかあるのか、たわけー、あらせんがね。


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