「チャレンジ33」

日々の生活で感じたことを綴っています。

前縦隔腫瘍(胸腺腫)3/5

2019年06月15日 | 日記

 6月15日(土) 

〇5月7日(火)に入院しました。

 入院の受付を終えた後、胸が多少痛い時があったことを伝えたせいか、

先生が念のためと考え、心電図の検査がありました。

その後、手術にそなえて、脇と胸と腹の除毛をしました。

夕食は、普段通りに食べました。夕食後は、絶食しました。

〇5月8日(水)

 朝6時に起きました。7時に術衣に着替え、8時に手術室へ入りました。

麻酔の準備を始めましたが、結構時間がかかりました。

2回針を刺したと思います。液が入りますと言われて、麻酔が効いてきました。

8時50分:麻酔開始。9時45分:手術開始。12時30分:終了。

手術時間:2時間45分。

 手術の日の夜が、大変長く感じました。時間が経つのが、ものすごく長かったです。

5分が何時間もかかる感じでした。

両手に点滴の管、口に酸素マスク、左横腹にドレーンの管、

背中に硬膜外麻酔の管があり、

そのため、ほとんど眠ることができませんでした。

痛みは薬を入れているせいか、それほどでもありませんでした。

痰がのどにつまること、口がカラカラになりました。

看護師さんに口に水を入れてもらって、うがいを1回しました。

寝返りは、看護師さんに手伝ってもらってしました。

この手術をした日の夜が一番つらい日でした。

〇5月9日(木)

 朝、先生が見えて、水が飲めるかチェックをして、OKということで、

水を飲みました。昼食は、重湯、スープ、コーンジュース、リンゴジュース

でした。

 その後、看護師さんが尿管に入れている管を抜き取りました。

大きく息を吸って、息を吐くタイミングで、管を抜きました。

抜く時は、これまでに経験したことのない変な感じでした。その後は歩く練習です。

夕食は、お粥、おかずでした。

夜は、左横腹のドレーンの異物感がすごくて大変でした。しかし、態勢を変えて、

枕も上手く使うことで、4~5時間眠ることができました。

ドレーンをつけているため、トイレは、看護師さんを呼ばないといけないので、

心苦しかったです。

〇5月10日(金)

 朝、歯磨きを自分でしました。

先生が、ドレーンを抜きました。息を吸って、息を吐くタイミングで

抜きました。少し、縫ったと思います。その後は、異物感もなく気持ちも良くなりました。

ようやく、手術が終わりました。

「振り返ってみると、、、」

 全身麻酔やメスのこと等を考えると、

初めての入院・手術で不安と心配で頭の中が一杯でした。

しかし、手術前・手術後共に色々な事柄について、医師から丁寧な説明があり、

質問に対しても快くわかりやすく回答を頂き、大変満足をしています。

手術も大変だったと思いますが、大きな問題もなく

無事に完了したと言われほっとしました。

 看護師の方には、感謝の気持ちで一杯です。

両手の甲の管・横腹の管・尿管の管・酸素マスク・

硬膜外麻酔の背中の管があって、自分の力で動けない体勢の中、

深夜に寝返りをさせてもらいました。

昼夜問わず全てのことに優しく的確に対処をしてもらい、大変嬉しかったです。

正に白衣の天使です。

 医療という重大で素晴らしい仕事、それに携わる人への感謝の気持ち、

それぞれの人がその適性や能力で自分の役目をきちんと果たすことで

九大病院が回っていて、その結果私が生かされている、

このようなことを考えさせられた貴重な1週間でした。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿