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「怖いが好き! 」 加門七海 153頁
YA向けの棚に加門さんのこんなタイトルがひっそりと目立たないように刺さっていたら手に取らない訳にはいきませんね
「お化けが居るか?居ないか?」はこの本では話しません
話題にするのは「お化けは何故怖いのか?」
なので加門さんのいつもの怖い話は出てきません
中学生や小学生は、いつまでも霊とか怪談を信じていたり妖怪物とかを見たり読んだりするのが好きでいいのかな?
なんて不安を抱いたりすることがあるのかも知れません
或いは勉強や部活で忙し過ぎたり、手にできる本は勉強的な現実一本槍かあからさまで露骨な創作ホラーばっかりです
そうすると最悪は、ある境にコロッとカルト宗教に転んでしまうことになりかねません
ですので真面目にまっとうに、私たちは心霊とか宗教、モノとは対を成す心の問題を話してくれるこのような本が価値があるのだと思います。
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