もう16年前のこと。
ポチを迎えることになり、図書館で犬のしつけの本とミニピンの飼い方の本を借りて読みました。
ミニピンを外飼いしている家は今は皆無だと思いますが(そうであってほしいです)、その時借りた本にはミニピンはとても寒がりなので外で飼うときは犬小屋には毛布を入れてあたたかくしてあげましょうと書いてあった記憶があります。
室内でヒーターの前を陣取る犬なのに、コタツに入り浸って出てこない犬なのに、外で飼ってはいけませんとは書いてなかったんですね。
それからしつけのこと。
拾い食いしてしまう時は、何か口に入れそうな瞬間に「いけない!」とリードをグイッと引きましょう、と書いてありました。
トイレをし失敗してしまったときは、粗相したところに鼻を押し付けて「いけない!」と叱りましょう、と書いてあった記憶があります。
これを実践した結果、ポチ君はしばらく家でトイレができなくなり(根気よく室内でもトイレができるように直しましたが)、タマは頸椎のヘルニアになり大手術をすることになりました。
定清をお迎えすることになって、私は新しくしつけの本を買いました。
今のしつけ本にはほとんど叱ってしつけるなんてのは書いてないんですね。
きちんとできたら褒める。
トイレもちゃんとできたら褒める。失敗したら無視してささっと片付ける。そんな風に書いてありびっくりしました
まあ、たまには叱らないとダメですけどね
タマ「誰かこいつを叱ってやってくださいよ
」
清「兄ちゃんひどいのだ~」
定春がパニックを起こすようになって、私は二人のトレーナーさんに訓練をお願いしました。
1人目はけっこう厳しい先生。
しつけ用のチョークカラーを使って騒いだらギュッと首を絞めてコマンドを入れるやり方です。
定春はチョークカラーを使って、初めのころ結構大人しくなりました。
私もパニックを起こした時の対処法を知り、ちょっとは自信がつきました。
そして怖いことに、チョークカラーを使ってみるみるうちに定春が言う事をきくようになったことを私はすごく面白いと感じたのです。
完全な服従関係を築いて言う事をきかせるという、あの感覚って多分サーカスの猛獣使いの気分なんですね。
そのうちに定春がトレーナーの先生をひどく怖がるようになりました。
明らかに先生の前だと態度が違ってきたのです。
レッスン中は大人しく言う事をきくのに、先生と別れた後抑えていたものが爆発するように大騒ぎをして帰るようになってしまった。
チョークカラーを使ってもコマンドが入らない。
そして私はチョークカラーを使う事に疑問を感じ、今までのやり方に違和感を感じるようになりました。
病院の先生は犬の首はそんなにヤワじゃないというけれど、この細い首にあんなに力をかけて大丈夫なのだろうか?
その後、先生との考え方の違いから、私は新しいトレーナーさんをネットで探しました。
それが今の先生です。
今の先生は家族として暮らす動物ならば服従関係でなく信頼関係でしつけをしていこうという考えの方です。
叱らずとも犬は自分で考えて問題行動を直していけるというスタンスで、定春は結局15回くらいレッスンを受けましたが、先生は一度も定春を叱りませんでした。定君は頭の回転が速いなあ!といつも褒めてくださいました。
定春は先生のことを怖がったことはありません。
多分「たまに一緒にお散歩をするこのおじさんは誰なんだろう?」くらいにしか思っていなかったと思います(笑)
それでも定春は自らこんな感じでお散歩が出来るくらいにまで成長していました
☆←スクールのインスタグラムの動画に飛びます。
一昔前の常識は今では非常識になっていることもたくさんあります。
先日受けたペット栄養管理士養成講座でも、以前は当たり前とされていた栄養管理が今では見直されていることがたくさんあると聞きました。
動物の医療現場においてもきっと同じようなことがあるのでしょう。
最新の情報を知ることはあらゆる面でとても大事なことなのではないかと思います。
トレーナーさんの件に話を戻しますが、私は結果的に先生を変えて本当に良かったと思います。
もちろん大型犬や犬の性格によっては最初の先生のような厳しいやり方でしつける必要もあると思います。
でも私が最初のやり方でずっと定春をしつけていたら、調教していたら今頃もっと後悔していたはずです。
もし今、小型犬のしつけに悩んでいる飼い主さんがいたらお願いしたいのは、力で何とかしようとしないでほしいと言う事。
犬はとても賢い生き物です。
根気よく言い聞かせて愛情を持って接していればこちらの思いが伝わり、いつかきっと問題行動も直ると思うのです。
服従関係でなく信頼関係。
これを築いていくことをまず考えてみて下さい。
定春が亡くなって、まだ残りのレッスンが消化できずにいます。
先生は落ち着いたら連絡くださいねっておっしゃってくれたけれど、いつまでもそのままにしておくのもなんですよね
でも定春を連れて訓練していたあの道を歩いたらまだ涙が出てきそうで、スクールに連絡をできずにいます。
10月になって涼しくなったら連絡をしてみようかなぁ。
そのときはもう大丈夫かなぁ
今回はまとまりのない話ですみません
ポチを迎えることになり、図書館で犬のしつけの本とミニピンの飼い方の本を借りて読みました。
ミニピンを外飼いしている家は今は皆無だと思いますが(そうであってほしいです)、その時借りた本にはミニピンはとても寒がりなので外で飼うときは犬小屋には毛布を入れてあたたかくしてあげましょうと書いてあった記憶があります。
室内でヒーターの前を陣取る犬なのに、コタツに入り浸って出てこない犬なのに、外で飼ってはいけませんとは書いてなかったんですね。
それからしつけのこと。
拾い食いしてしまう時は、何か口に入れそうな瞬間に「いけない!」とリードをグイッと引きましょう、と書いてありました。
トイレをし失敗してしまったときは、粗相したところに鼻を押し付けて「いけない!」と叱りましょう、と書いてあった記憶があります。
これを実践した結果、ポチ君はしばらく家でトイレができなくなり(根気よく室内でもトイレができるように直しましたが)、タマは頸椎のヘルニアになり大手術をすることになりました。
定清をお迎えすることになって、私は新しくしつけの本を買いました。
今のしつけ本にはほとんど叱ってしつけるなんてのは書いてないんですね。
きちんとできたら褒める。
トイレもちゃんとできたら褒める。失敗したら無視してささっと片付ける。そんな風に書いてありびっくりしました
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タマ「誰かこいつを叱ってやってくださいよ
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清「兄ちゃんひどいのだ~」
定春がパニックを起こすようになって、私は二人のトレーナーさんに訓練をお願いしました。
1人目はけっこう厳しい先生。
しつけ用のチョークカラーを使って騒いだらギュッと首を絞めてコマンドを入れるやり方です。
定春はチョークカラーを使って、初めのころ結構大人しくなりました。
私もパニックを起こした時の対処法を知り、ちょっとは自信がつきました。
そして怖いことに、チョークカラーを使ってみるみるうちに定春が言う事をきくようになったことを私はすごく面白いと感じたのです。
完全な服従関係を築いて言う事をきかせるという、あの感覚って多分サーカスの猛獣使いの気分なんですね。
そのうちに定春がトレーナーの先生をひどく怖がるようになりました。
明らかに先生の前だと態度が違ってきたのです。
レッスン中は大人しく言う事をきくのに、先生と別れた後抑えていたものが爆発するように大騒ぎをして帰るようになってしまった。
チョークカラーを使ってもコマンドが入らない。
そして私はチョークカラーを使う事に疑問を感じ、今までのやり方に違和感を感じるようになりました。
病院の先生は犬の首はそんなにヤワじゃないというけれど、この細い首にあんなに力をかけて大丈夫なのだろうか?
その後、先生との考え方の違いから、私は新しいトレーナーさんをネットで探しました。
それが今の先生です。
今の先生は家族として暮らす動物ならば服従関係でなく信頼関係でしつけをしていこうという考えの方です。
叱らずとも犬は自分で考えて問題行動を直していけるというスタンスで、定春は結局15回くらいレッスンを受けましたが、先生は一度も定春を叱りませんでした。定君は頭の回転が速いなあ!といつも褒めてくださいました。
定春は先生のことを怖がったことはありません。
多分「たまに一緒にお散歩をするこのおじさんは誰なんだろう?」くらいにしか思っていなかったと思います(笑)
それでも定春は自らこんな感じでお散歩が出来るくらいにまで成長していました
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先日受けたペット栄養管理士養成講座でも、以前は当たり前とされていた栄養管理が今では見直されていることがたくさんあると聞きました。
動物の医療現場においてもきっと同じようなことがあるのでしょう。
最新の情報を知ることはあらゆる面でとても大事なことなのではないかと思います。
トレーナーさんの件に話を戻しますが、私は結果的に先生を変えて本当に良かったと思います。
もちろん大型犬や犬の性格によっては最初の先生のような厳しいやり方でしつける必要もあると思います。
でも私が最初のやり方でずっと定春をしつけていたら、調教していたら今頃もっと後悔していたはずです。
もし今、小型犬のしつけに悩んでいる飼い主さんがいたらお願いしたいのは、力で何とかしようとしないでほしいと言う事。
犬はとても賢い生き物です。
根気よく言い聞かせて愛情を持って接していればこちらの思いが伝わり、いつかきっと問題行動も直ると思うのです。
服従関係でなく信頼関係。
これを築いていくことをまず考えてみて下さい。
定春が亡くなって、まだ残りのレッスンが消化できずにいます。
先生は落ち着いたら連絡くださいねっておっしゃってくれたけれど、いつまでもそのままにしておくのもなんですよね
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でも定春を連れて訓練していたあの道を歩いたらまだ涙が出てきそうで、スクールに連絡をできずにいます。
10月になって涼しくなったら連絡をしてみようかなぁ。
そのときはもう大丈夫かなぁ
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今回はまとまりのない話ですみません
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ポチッとお願いします
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こちらもポチッとお願いします
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ポチタマ写真館も宜しくお願いします
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