facciamo la musica! & Studium in Deutschland

足繁く通う演奏会の感想等でクラシック音楽を追求/面白すぎる台湾/イタリアやドイツの旅日記/「ドイツ留学相談室」併設

「蜜蜂と遠雷」面白かった…! けど、なんだかなぁ~

2018年11月18日 | pocknと音楽を語ろう!
11月17日(土) この小説、去年の夏、同僚に「是非読んでみて!」と勧められ、地元の図書館で予約を入れたら、なななんと500人以上の予約が入っていた。もし複本がなく、一人が貸出期間マックスの14日間借りたら、回ってくるまでに20年近くかかる計算だ。 買うほどでもないしどうしよう… と思っていたら、その3か月後、予約を一人しか付けられない母校の図書館で運よく本を手にすることができ、かなり夢中で読み . . . 本文を読む
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さびしいとき(金子みすゞの詩による歌曲集より)

2018年10月07日 | pocknと音楽を語ろう!
「さびしいとき」 「鯨法会」に続き、CD「金子みすゞの詩による歌曲集~さびしいみすゞ、かなしいみすゞ~」より、「さびしいとき」を、水彩画とともにYouTubeにアップしました。 「さびしいとき」は、人や生き物に対して優しく慈しみ深い心を持つみすゞが、自ら抱えていた「さびしさ」を詠ったような詩です。みすゞが持つ心の闇や、救いを求める気持ちに思いを寄せながら作曲しました。絵は父の作品です。 「さ . . . 本文を読む
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鯨法会(金子みすゞの詩による歌曲集より)

2018年09月16日 | pocknと音楽を語ろう!
「鯨法会(くじらほうえ)」 2016年7月に、ナミ・レコードから「ライヴノーツ」レーベルでリリースされたCD「金子みすゞの詩による歌曲集~さびしいみすゞ、かなしいみすゞ~」に収録されている「鯨法会」を、みすゞの故郷、仙崎で撮影した写真と共にYouTubeにアップしました。 鯨法会とは、捕鯨で命を失った鯨の供養の、浄土真宗での呼び名です。みすゞの故郷の仙崎ではかつて捕鯨が盛んでした。みすゞが生 . . . 本文を読む
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「森の詩」~ヴォカリーズ、チェロ、ピアノのためのトリオ~

2018年08月31日 | pocknと音楽を語ろう!
「森の詩(うた)」 2017年11月に、音楽ネットワーク「えん」のコンサートで初演された拙作「森の詩」を、森にまつわる写真を入れてスライドショーにして、YouTubeにアップしました。 幼いころから山や森が大好きで、親には遊園地よりも「森に行きたい」とせがむ子供だった僕は、大人になってからも折に触れて山や森に出かけ、森に親しんで来ました。 目に沁みる新緑や紅葉を楽しみ、葉が落ちた森では芽吹 . . . 本文を読む
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CD さびしいみすゞ、かなしいみすゞ ~金子みすゞの詩による歌曲集~

2017年09月06日 | pocknと音楽を語ろう!
CD発売のお知らせ(2016.7.25) さびしいみすゞ、かなしいみすゞ ~金子みすゞの詩による歌曲集~ 作曲:高島 豊 メゾ・ソプラノ:小泉詠子 ピアノ:田中 梢 当ブログ管理人、pocknこと高島豊は、長年に渡って金子みすゞの詩に作曲してきました。そしてこの度、ナミ・レコードより「ライブノーツ」レーベルで、金子みすゞの歌曲を集めたCDがリリースされました。 金子みすゞは、大正末期から昭 . . . 本文を読む
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第九を歌う ~Musikfreunde "燦" 旗揚げ公演~

2017年01月26日 | pocknと音楽を語ろう!
川合先生と第九を歌おう! ~Musikfreunde "燦"の誕生~ 「川合先生の指揮で第九を歌おう!」と声がかかったのは1年半近く前。川合良一先生は僕が所属していた大学の混声合唱団の指揮者を務めていて、それから長きに渡って音楽と人生の師と仰ぎながらも、友達のように親しく接してくださっている大切な存在。そんな風に先生を慕う人は、先生が受け持ついくつもの合唱団やオーケストラに世代を超えてたくさんいる . . . 本文を読む
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CD「さびしいみすゞ、かなしいみすゞ」 制作物語

2016年07月31日 | pocknと音楽を語ろう!
金子みすゞとの出会い、最初のCD制作 金子みすゞの詩に出会ったのは、2003年に母が見せてくれた「みすゞコスモス」という本に、矢崎節夫さんの心温まるエッセイや美しい写真と共に紹介されているみすゞの詩を読んだとき。なんと平易な言葉で人の心の奥に優しく触れるのか、と驚きと感動を持って何度も読み返し、これらの詩に是非曲を付けてみたいと思い立ち、すぐに作曲を始めた。 そして短期間のうちに7曲の歌が出来上 . . . 本文を読む
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ヤマハ音楽教室東長崎センター発表会 at 自由学園明日館講堂

2014年06月15日 | pocknと音楽を語ろう!
2014年6月14日(土) 1年半おきのペースで行われるヤマハの発表会に、中学になってもとりあえずピアノを続けている息子も参加した。相変わらずクラシックにはあまり興味を示さない息子が選んだソロは、ジャズのスタンダードナンバー「テイクファイブ」。連弾では、小1になったソースケ君と「ドラえもんのうた」をやり、僕もまた息子とのデュオで親子出演させていただいた。前回「ミャオウ」をやった同じフォーレの . . . 本文を読む
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アバドが逝ってしまった・・・

2014年01月22日 | pocknと音楽を語ろう!
2014年1月21日(火) 最愛の指揮者、クラウディオ・アバドの死 僕にとって本当に特別で、誰よりも敬愛する唯一無二の指揮者、そして偉大な芸術家、クラウディオ・アバド氏が亡くなってしまった。1月20日の朝、ボローニャの自宅で家族に看取られつつ、苦しむことなく穏やかに息を引き取ったというニュースを読んだのは、その日の夜遅くだった。 去年の10月にルツェルン・フェスティバルオケとの7年ぶりの来 . . . 本文を読む
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七夕の夜に上々颱風を思ふ

2013年07月07日 | pocknと音楽を語ろう!
7月7日(日)上々颱風(シャンシャンタイフーン)再開を祈って! いつもの年なら新宿は 花園神社の境内の 上々颱風ライブに出かけ 熱くてコ~いエミちゃんと 可憐でしみじみサトちゃんの ボーカル二人に紅龍が 三味線抱えて掻き鳴らし 盛り上げまくればマントさん ドラムのバチもさえ渡る ナオキのベースがベンベンと 低音きざめばヨーコさん キレイなメロディー、キーボード 社の特設ステージで 暴れまわ . . . 本文を読む
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ソプラノ歌手 小池麻紀さんの死を悼む

2013年03月14日 | pocknと音楽を語ろう!
2013年3月14日(木) ソプラノ歌手 小池麻紀さんの訃報 最近の僕の作曲活動は、金子みすゞの歌曲の作曲に大きなウェイトが置かれているが、演奏会の度にみすゞの歌を取り上げてくださるバリトン歌手の旭潔さんが主宰する「蓮の会」に所属し、2011年にみすゞの「山ざくら」を歌ってくださったソプラノの小池麻紀さんが亡くなったという報せを、旭さんから届いた手紙で知った。 先月の「蓮の会」の公演では、 . . . 本文を読む
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ヤマハ音楽教室の発表会 at 自由学園明日館

2013年03月05日 | pocknと音楽を語ろう!
2013年2月24日(日) 息子が通っているヤマハ音楽教室の発表会が、自由学園の明日館講堂であった。就学前の小さい子から年輩の方まで総勢70人の生徒が、朝の9時半から夕方まで6時間にも渡って日頃の練習の成果を披露した。この発表会のいいところは、ピアノはソロだけでなく連弾も必ずやり、ピアノ以外にバイオリンや声楽の生徒も参加すること。普段なかなか体験できない連弾の楽しみを味わえ、他の楽器の演奏に . . . 本文を読む
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映画「ピアノマニア」の試写会に参加して

2011年11月18日 | pocknと音楽を語ろう!
2011年11月17日(木) ピエール=ロラン・エマールのリサイタルのチケット購入者を対象にした、来春公開予定の映画「ピアノマニア」の試写会がトッパンホールで行われた。試写会の後はエマール本人が登場してのトークタイム付きというイベント。 映画は、主人公であるピアノ調律師のシュテファン・クニュッパーと、もう一人の主役ともいえるピアニスト、エマールとのやり取りを中心に、演奏会の舞台裏の真剣勝負の世 . . . 本文を読む
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杉山 好先生の思い出 ~「杉山 好先生を送る会」に参列して~

2011年11月03日 | pocknと音楽を語ろう!
去る9月10日、古典文学やバッハ研究で著名な杉山 好(よしむ)先生が亡くなったことを、新聞の訃報欄で知った。 先生との出会い もう四半世紀以上も前のことになるが、ドレスデン聖十字架合唱団と管弦楽団と共に、指揮者のマルティン・フレーミヒ氏が来日した際、フレーミヒ氏が藝大のバッハカンタータクラブを指導する公開レッスンの様子がFMで放送された。当時学生だった僕が所属していた合唱部の先輩曰く「あそこで通 . . . 本文を読む
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職場での小さなコンサート

2011年03月23日 | pocknと音楽を語ろう!
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