コミックで爆発的な人気を博しているのだめカンタービレがテレビドラマとして10月からフジテレビに登場。娘が大騒ぎして見始めたのを冷やかしで見ていたのが、みるみるハマってしまった。
昔みた、浅野温子がチェリストを演じる「101回目のプロポーズ」とかキムタクがピアニストを演じた「ロングバケーション」とか、クラシック音楽を題材にしたテレビドラマは、役者やストーリーは良くても、「クラシック音楽ドラマ」とい . . . 本文を読む
2006年7月18日(火)
先月の13日に亡くなった岩城宏之さんの「お別れの会」がサントリーホール小ホールで執り行われた。新聞の誤報で先月の18日に出かけてしまって肩透かしを食った手前、平日ではあったが何としても参列しようと思い、仕事は半休を取って出かけた。思えばこうした会に参列するのは、武満さんの「お別れの会」以来だ。
私は30分程前に会場についてホールの座席に座れたが、ホールに入りきれず . . . 本文を読む
2006年6月13日(火)
仕事中に岩城さんの訃報を知った。今日の未明に亡くなったとのこと。ショックだった。
この前の4月に東混の定期で振った岩城さんが私にとっての最期の姿だったとは。あの時、車椅子のまま指揮をする姿には痛々しいものも感じはしたが、持ち前のジョークでそれを笑いに変えてしまい、ひとたび演奏が始まったら車椅子での指揮なんて全く忘れてしまうような素敵な歌を聴かせてくれた。
これまで . . . 本文を読む
2006年5月4日(木)
N響のコンサートマスター、「マロ」こと篠崎史紀さんが初めての本を出した。面白くて一気に読んでしまった。
ここには、ヴァイオリニストとして、コンサートマスターとして、そして何よりも芸術家としてのマロさんの、長年のたゆまぬ努力と多くの経験から得られた大切な話がたくさん詰まっている。
中でも最も読みごたえがあるのが、20年近くに及びコンサートマスターを務めているマロさん . . . 本文を読む
2006年3月22日(水)→
「新潮45」の4月号に、「N響、どこへゆく?」という気になる記事が載っている。「N響が音楽監督のアシュケナージとの契約を更新しない模様」という内容で、その原因は「NHKの受信料不払いによる財政引き締め」という表向きの理由の裏に、アシュケナージへの団員の不満(指揮がわかりづらいという)、それに聴衆への不人気があるという。
団員サイドの不満については、前任者のデュト . . . 本文を読む
2006年1月27日(金)
今日は大好きなモーツァルトの250回目の誕生日という記念すべき日だ。以前騒いでいた没後200年は1991年だったわけだから、もうあれから15年も経ったということを知り、時の流れの早さに驚く。
好きな作曲家はたくさんいる中で、モーツァルトというのは僕にとって特別な存在。クラシックに本格的に目覚めた中学時代よりはるか以前、小学校に入る前から夢中で聴いていた曲が「アイ . . . 本文を読む
12月3日(土)一時
「絶対音感がある」と言うと、音楽の才能があるみたいで何だかかっこいい。かく言うおれも子供の頃からいろんな曲の始めのキーを当てる特技があるにはあるのだが、本物の絶対音感がある人って音を聞くとパッと音名が浮かぶらしい。メロディーどころか、サイレンの音や鳥のさえずりに至るまで、なんでもドレミの音名で聞こえるというから驚きだ。おれの場合は曲の出だしの音を歌えても、いったい歌ったそ . . . 本文を読む
11月12日(土)
今年の5月から、息子をヤマハの幼児科コース「プライマリー」という4~5歳児対象のグループレッスンに通わせている。親同伴なので、私も時々連れて行く。息子ははじめ消極的でどうなることかと思っていたが、半年も過ぎた今ではすっかりクラスにも慣れ、楽しんで参加するようになった。今日久しぶりに子供を連れてレッスンを見学したが、このヤマハのグループレッスンというのはつくづくうまく出来てい . . . 本文を読む