閲覧6万件達成!エスカレータの右側に立とう(2024.6.20) 本日、この投稿の閲覧数が6万件を超えました。みなさんはこの掲示に見覚えがあるでしょ!? 駅では至るところで「エスカレータは立ち止まって」というポスター、掲示、アナウンス、場所や時間帯によっては係員が呼びかけたりもしています。そしてごく稀ではありますが、エスカレーターの右側に立つ人も見かけるようになりました。このブログ記事を出した10年前に比べれば大きな進歩と云えるかも知れません。 でも相変わらずエスカレータの右側に立つ人を滅多に見かけることはありません。エスカレータは歩かずに立つのなら、右側を無駄に空ける必要は全くありませんよね。僕は頑張ってほぼ必ず右側に立っています。最近も、「どいてください!」と女子に強い口調で言われたことや、後ろから舌打ちされ、わざとぶつかって追い抜かれたこともあります。何もわかってないし、わかろうともしないアホとした云えませんね。 片側空けがおかしいこと、これで困っている人がいることに気づき、行動する方が一人でも増えることを願いつつ、これからもステッカーをぶら下げたバッグを持ち、粘り強くエスカレータ片側空け撲滅を訴え続けていきます。ご協力をお願いします。 このページの閲覧数(since 2014.12.6) 2024.11.22現在
6万件達成! (2024.6.20) 5万件達成!(2022.10.5) 4万件達成!(2020.10.22) 3万件達成!(2019.11.16) 2万件達成!(2018.9.25) 1万件達成!(2016.10.21) 過去のお知らせはこのページの一番下に残してあります。 |
2014年12月6日(土)
強者のためのエスカレーター エスカレーターの片側を空けるマナーが、最近は駅だけでなくスーパーやデパートでも当たり前のように行われている。このせいで、片側はがら空きなのに乗り口に長い行列ができてしまうことも珍しくない。 安全のために並んで乗るべき小さな子供とその親や、足の不自由な人とその付き添いも無理して前後に乗らねばならない。空いている片側はいかなる時も急ぐ人のための「歩行専用」という暗黙のルールができてしまったようだ。エスカレーターは、階段の歩行が困難な弱者のために設置されたはずなのに、多くの人達の「気配り」でエスカレーターを必要としない強者のものになってしまった。 一方で車内の優先席で本当の「気配り」をする人の何と少ないことか。困っている弱い人より、威張っている強い者の都合で世の中が動く典型例を見るようだ。 エスカレーターの片側を空けるルールなど存在しない。このせいで本当に不自由な思いをしている人のことを考えたい。 |
この記事の状況に私は我慢できません。エスカレーターを歩くごく少数の人のために、 この写真のようにみんなが一斉に片側を空ける、そんなに歩く人はエライんでしょうか。 おかしいじゃないですか。
大多数の人は、他人への思いやりで空けているのではなく、後ろから舌打ちされたり、 文句言われたり、果ては体当たりされたりするのが単に怖くて、仕方なく空けているだけでしょ? そして歩いている人の多くは仕方なく「歩かされて」いるのではないでしょうか。
エスカレーターで絶対歩くな、とは言わないまでも、歩く人こそ立っている人に配慮すべきだと思うのですが… 本当に困っている人のことを考える心の余裕も奪われている状況、これは放置できない!と、 いくつかの行動を始めました。
1.空いている時は、できるだけエスカレーターの右側(歩行側)に立ち止まる。
→空いている時では自己満足以外の効果はありませんが…
2.混んでいるときでも、たまには勇気を振り絞って右側に立ち止まる。
→緊張しつつも、自分を先頭にずらっと人が並ぶのは爽快ですが、「邪魔なやつ」と思われるのが関の山。これを見倣う人が現れる効果も殆ど期待できません。自分を身の危険にさらすことにもなってしまいそう。
3.新聞の読者欄へ投稿して訴える。
→上の記事は、実は私がある大手新聞社へ投稿したものです。残念ながら不採用。調べてみると、この新聞社だけでなく、他社も含めて同様の投稿が、ここ数か月内に掲載されていました。
4.鉄道各社やデパートなどの利用者投稿ページから、状況改善を訴える。
→これまでに鉄道5社、デパート2社へ投稿し、全てから回答がもらえました。 回答の主旨はどこも似ていますが、
・現状には当事者としても苦慮している
・同じ声が多く寄せられている
・ステッカーや放送で、正しいエスカレーターの乗り方を呼びかけている
・今後も更なるマナー向上の呼びかけに努めたい
という内容でした。
つまり、エスカレーターを設置している側も、「片側空けのマナー」は問題ありと見ているわけです。実際、駅のエスカレーターなどには「歩かないでください」などの掲示をよく見かけます(注意していなければ見落としてしまいますが)。
デパートなどでは、「小さなお子様は手をつないでステップの中央に」とか「お歩きにならないでください」と常に放送が流れています。 けれど、ここまで定着してしまった「片側空けマナー」をなくすのはたやすいことではありません。これをなくすには、設置側と利用者側、双方の努力が必要です。 そこで、このマナーはおかしい!と感じている利用者として始められる行動を挙げてみます。
1.エスカレーターの片側空けを「当然のマナー」と考えている人が大勢います。けれどこれは、利用する人にとっても、エスカレーターにとっても(構造上、両側に立つことを想定している)好ましくない、ということを知人や友人に訴え、賛同してもらいましょう。この記事をFacebookやLINE、Twitterなどで拡散してくださると嬉しいです(連絡不要)。
2.あなたが、小さな子供やお年寄り、足の不自由な方を連れて乗るときは、横に並んで乗ってみましょう。子供を突き飛ばしてまで突き進むような極悪人はいないはず。まずは「小さなお子様は手をつないでステップの中央に…」と絶えず放送しているデパートなど、急いでいる人が少ないところから。逆に、このような二人連れを自分の前に見かけたら、圧力をかけないように見守りましょう。
3.グループでエスカレーターを使うときは、みんなで仲良く並んで乗りましょう。一人ではできなくても、大勢集まればできる!
4.設置している側も更に踏み込んだ対策が必要です。多くの利用者の声が、現状を動かす大きな力にもなります。いつも利用している駅やお店に、投書を送ったり直接訴えたり、改善を呼びかけましょう。
多くの方にご賛同頂ければ心強いです。よろしくお願いいたします。
こんな札を作って、カバンにぶら下げて歩くことにしました。これならエスカレーターで立っていても、ただの迷惑野郎と思われず、趣旨を理解してくれる人がいるかも知れませんからね。
以下に原寸大JPEGファイルへリンクしています。ご利用ください。(2018.9.5)
こっちには別の札!(朝日新聞の記事を利用)
名古屋の地下鉄東山線のエスカレーターでは目立つ掲示のおかげか、2列での利用が行われていました。(2016.2)
エスカレーターでの歩行をやめるように呼びかける掲示(東京)
ドイツの首都、ベルリンの中央駅のエスカレーター。みんな思い思いに左右に乗っています。小さな子供と手をつなぐお母さんの姿も。立っている人の間をすり抜けて歩く人は時々見かけました。(2015.9)
閲覧5万件達成!だけど変わらない悪習。。(2022.10.5)
本日、この投稿の閲覧数が5万件を超えました。4万件達成から2年近く経っていました。この頃は至るところで「エスカレータは立ち止まって」というポスター、掲示、アナウンスなどに出会います。しかし、相も変わらずエスカレータはいつでもどこでも、どんなに空いていても、みんな左側にしか立とうとしません。
地下鉄大江戸線の六本木駅の長いエスカレータで、このステッカー↓をバッグにぶら下げて右側に立っていたら、すぐ後ろのカップルが「なにこれ、超ウケるんだけど。絶対見えるように持ってるよね!!」とか話す声が聞こえてきました。こっちは別にウケを狙ってやっているわけではなく、危険も覚悟で超マジメにやってるんですけど!
何も考えず、ただその他大勢の行動に合わせるだけの日本人、それと違う行動をすると、その理由も考えずにただ奇異の目で見たり、マナー違反だと思ったりする日本人が多いということなのでしょう。思考停止。今のいつでもどこでもマスクと同じですね。
僕はこれからも粘り強くエスカレータ片側空け撲滅を訴え続けていきます。片側空けを「おかしい」と思う方は、せめて空いているときだけでも「歩行専用レーン」になってしまっている側に立ち止まってみてください。
空いてるときだけでも東京では右側に立とう!(2021.9.23)
本日、この投稿の閲覧数が4万5千件を超えました。ずっと増える傾向にあった閲覧数はこの1年でかなり減りました。以前のペースなら今頃「5万件超え!」となるところ。でもこれは「エスカレータは立ち止まる」ということを多くの人が認識して、わざわざブログを見る人が減ってきたことも原因の一つかと思います。しかし…
エスカレータはいつでもどこでも、相も変わらずどんなに空いてみんな左側にお行儀よく並んでいます。下の写真は昨日の夕方のもの。こういうシーンを見ると「どいつもこいつもバカのひとつ覚えみたいに左に立ちやがって!!」と、汚い言葉を心のなかで呟いてしまいます。Twitterには、エスカレータで歩く人を、危険を顧みず右側でブロックして歩かせないツワモノの投稿も複数あります。みんながここまでできれば状況は変わるのでしょう。
ただ、エスカレータを歩く人をなくすより、現実は「歩行専用」になっている側に、一人でも立ちどまる人がいれば、それでも状況は少しずつ改善されるのではないでしょうか。「エスカレータは立ち止まる」とわかっていても同じ側に立ってしまう・・・ この日本人的な勝手に同調圧力を感じて同じ行動をとってしまうことこそ問題だと思います。これは、屋外でまでマスクする必要はないと思っているひとは少なくないはずなのに、現実は殆どの人が屋外でもマスクを外せないことと同根でしょう。
お願いです。エスカレータを歩くべきではないと思う方は、せめて空いているときだけでも「歩行専用レーン」に立ち止まってみませんか。賛同の輪を広げていきましょう。
閲覧数4万件突破したけれど…(2020.10.22)
本日、この投稿の閲覧数が4万件を超えました。閲覧のペースは年々早まり、今回は約11か月で1万件を数えました。多くの人たちが関心を持ってくれている表れでしょう。エスカレータには「2列で」「歩かないで」と目立つ掲示も増えてきました。しかし…
現実に目を向ければ、現状はこの記事を投稿した6年前と殆ど変わりません。どんなにエスカレータが空いていても、急ぐ人がいなさそうなところでも、全員がお行儀よく左側に立ち、右側を空けています(下の写真は今日の風景)。少しでもこのことに問題意識を持っている人なら、すいているときぐらいあえて右側に立ったり、連れと並んで立ったりしてもよさそうに思うのですが… いつも自分ひとりで一生懸命(僕の場合、すいていれば必ず、そうでないときも状況を見てできるだけ)右側に立っていて、無力感にめげそうになることがあります。でももう少し頑張ってみます。
池袋東武のエスカレータに大きな掲示が登場(2020.1.25)
今日池袋の東武デパートに行ったら、エスカレータ乗り口ステップの手前にこんな目立つステッカーが貼られていました。しかも全てのフロアに!これは大きな前進ですね。但し、お客は2人連れでも相変わらず頑なに左に縦に立つ人が殆どでしたが… でも東武はこれだけの手間をよくやった!「お客様の声」に、称賛と更なる呼びかけのお願いを書いて投函しておきました。
この記事を投稿してから約5年がたちました。この問題は昨年暮れ頃から多くの報道が行われるようになり、その頃からこの記事の閲覧数も急激に上がり、それまで1万件の閲覧に2年近くかかっていたのが、1年ちょっとで1万件を数え、総閲覧数は3万件を突破しました。ようやくこの問題に大勢の人達が目を向けるようになったようです。この記事が一人でも多くの賛同者を得るきっかけとなっていれば嬉しい限りです。
しかし!「歩かない」「2列で」という掲示も増えたものの、現実のエスカレータを見れば状況は殆どかわりません。歩くことは正しい乗り方ではないとアナウンスされているのに…
「正しくない乗り方をする人のために、正しく乗る人が行列に並んで損するなんてそもそもおかしいではないか!」
弱者への配慮はもちろんですが、自分がムダに時間を取られて損しているのです。是非行動に移しましょう。
『エスカレーターの「片側空け」に見直し論』 NHKに続き毎日新聞でも報道 2018.12.26
そこまで列を作らない田舎者が言ってそう
施行からおよそ半年が経ちました。まだまだエスカレーターを歩く人を見る日もありますが、両側で立ち止まって利用する光景の方が多く見られるようになりました。
「法律で決まっている」という事実はエスカレーターで立ち止まる強い根拠になるので、とても心強いですね。全国で同様の条例を作ってもらいたいものです。久し振りに来た東京駅はかなり酷いです。
YouTube観ました。以前、名古屋の地下鉄で「立ち止まって2列で」という大きな看板があるのに感動しましたが、更に前進して名古屋の本気度が窺えて素晴らしいです。僕は左に行列が出来ていても並ばず、右側をスイスイ入ってエスカレータでは立ち止まるのですが、ズルしてるとしか思われないような状況にいつもプレッシャーを感じつつも頑張っています。名古屋の試みが定着して全国に広がることを願っています。
名古屋市ではエスカレーターを歩く人や右側があいていることに対してAIで注意喚起する実験が始まりました。ハンディキャップがあって右側のベルトにつかまる方が体が安定する私にはとっても嬉しいことです。もうご存じかもしれませんが、YouTubeのCBCニュースで見ることが出来ます。
https://www.youtube.com/watch?v=1GJ-FMrdeI8
「やめてください」と言ったら、今度は孫が手すりを掴んでいる左手を手すりから外そうとしていました
本当に危険極まりないです
「一人乗り用のエスカレーター」に取り替えるべきかもですね。
何でも制約、制約で規制される世の中もいやですね。
優しく思いやる気持ちを大切にしたいですね。
エスカレータは、本来は歩くための乗り物ではないにもかかわらず、
安全のために手を繋いだり、支え合ったりして左右に並んで乗った方がいい人や、
何らかの事情で左手が使えない人なども、
歩く人のために無理に左側に乗らざるを得ない状況になっていることを問題視しているのです。
僕は、この問題意識から敢えて右側に乗るようにしていますが、
後から歩いて来る人がいれば、通せんぼせず、身体を寄せてその人を通します。
右側スペースを必要としている人がいる、ということを歩く人も理解し、そういう人が気兼ねなく右側に立てることが大切だと思うのです。
出勤時の東京駅の1,2番線ホームの込み具合は大変でした。途中の新宿駅も同じでしたね。
二つの駅も階段の所で渋滞してましたが、急ぐ人たちはそこから抜けて
エスカレーターの右側から上り下りしてましたね。それが流れをスムーズにしてました。
勿論エスカレーターの左側に乗る人たちも少し並んで待ってはいましたが、ほどほどの列にしかなりませんでしたね。
階段で下りる人とエスカレータで下りる人はほぼ同じようなタイムでホームからさばけていました。
エスカレーターの右側通行は、流れをつくるクッションの役割になってましたね。
洪水防止用のバイパスのような役割でしたね。
通勤ラッシュなどを経験してないと分からないかも知れません。
こちらにもデパートが一つありありますが、
こちらは年配者が多いですがエスカレーターの右側は空けてますね。
エスカレーターの前で立たれて、エスカレーターの前で詰まっていたら、
階段か、エレベーターを探そうかと思いますが、どこにそれが
あったかなと戸惑いますし、遠くにあるので逆に迷惑に感じますね。
片側を空けて貰ってた方がいいですし、人の流れもスムーズになりますね。
理詰めで考えると歩くなということになるのでしょうけど、今の程度でよいのではないでしょうか。
また、エスカレーターメーカーや駅の立場としてはPL法(製造者責任)
などもあるので歩かないように注意書きをするでしょうけどね・・・。
私も疲れた時や、急がない時は左側に立ったりして、
子供たちやバッグなども左側に寄せて、右側を歩く人には
「急いでるのだろうな、お先にどうぞ」という気持ちでしたね。
もう一つ付け加えますと、心臓が左側にあるので左側に立ってる方が
安心感があります。ベルトに添える手も左手の方が添えやすいですね。
右手が空いているのでとっさの時などに使えますしね。こらっと・・・。
東京駅の通路などは左側通行ですが、この方が安心感がありますね。
コメントは承認制のようですが掲載を承認して頂ければと思います。
2023年5月7日付の『コロナ禍とはなんだったのか? ・・・検証と総括・・・』は
明快明晰な文章で素晴らしく纏まった内容ですね!
コピーを取らせてもらいました。
先日、yahooのニュースでこの件が取り上げられたので、コメントにこのブログと同様の意見を投稿したところ、「いいね」ではなく、「賛同しない」を選んだ人の方がずっと多く、なかなか理解されないことにいら立ちさえ覚えていたところだったので、賛同いただけて励みになります。小さな声が大きな力に結びつくことを願っています。
自分の通勤経路では、まだまだエスカレーターを歩いて利用する人が多数です。
そもそもエスカレーターは、階段を歩かないで済むようにつくられたはずですよね。
利用する全ての人が原点に立ち返る事が出来れば良いなぁと思っています。
追伸、北川さんの大作!感心しました。
この問題についての資料に基づく詳細な報告・ご意見をありがとうございます。せっかくこれほど詳しい投稿を頂いても、当ブログ記事へのコメントという形では、またコメントが古いものからしか表示できない性質上、多くの人の目に触れることは難しく勿体ないと思います。今後のご意見は、ご自分のブログ等で発信されてはいかがでしょうか。すでに行っていらっしゃるのなら、アクセス先を教えてください。貴重なご意見をありがとうございました。
○その他の情報
事故防止対策検討委員会の報告書でさえこれである。他の情報は推して知るべし。例をあげよう。
・実はエスカレーターでは「歩いてはいけない」 事故続発で「立ち止まり」呼びかける動きも
www_j-cast_com/2012/07/10138712_html?cx_recsOrder=1&cx_recsWidget=articleBottom
川崎市で事故が続出しているから歩行禁止といいながら、事故の内容は「女性が手すりに手を挟まれた」「破損部分に左足を挟まれた」「はがれた金属に衣服が引っ掛かった」「高齢者が転倒」のみ。タイトルのみ煽り立て記事はタイトルと無縁というデマ記事の典型。
・「エスカレーター歩行」が予期せぬ故障の原因 名古屋地下鉄では10年前から「歩行禁止」呼びかけている
www_j-cast_com/2014/01/09193807_html?p=all
同じくj-castのデマ記事。武蔵小杉駅2014年1月8日エスカレーターが急停止・逆走する事故の一因に「エスカレーター歩行」が考えられる、と書いてある。しかし、事故調査報告書(別途掲載)によれば原因は三菱電機の整備不良であり、再発防止策は緊急点検、保守点検内容の見直し。記事は全くのデマ。この記事が「俺は歩きたくない」という人間によって拡散されている。ネットでデマがこのように拡散されていくという典型例。
・駅のエスカレーター事故 JR東、2017年度180件 (日本経済新聞)
www_nikkei_com/article/DGXMZO33270120T20C18A7CC0000/
手すりにつかまって2列で利用するよう呼び掛ける安全キャンペーンの理由が事故が絶えないから、という記事。その事故の内容は「酩酊で転倒」「「落下スーツケース」「衣服が巻き込まれる」「降り場で躓いた女性の巻き添え」であり、歩行とは全く無関係。また2012年12月3日の西船橋駅の事故が記載されているが、事故調査報告書(別途掲載)によれば原因は日立製作所の設計不良・調整不良である。ネットでデマがこのように拡散されていくという典型例。
・エスカレーターで立ち止まっていますか?|安心安全情報|
www_itscom_co_jp/safety/column/087/
上記に述べた東京消防庁の1014人の調査である。上記に述べたようにそもそも1014人の立乗り、歩行の分析などない。全くのデマ情報。
・エスカレーターでの事故に御注意ください!(2015年7月22日)消費者庁
www_caa_go_jp/policies/policy/consumer_safety/centralization_of_accident_information/pdf/150722kouhyou_1_pdf
東京消防庁による2011年~2013年3年間で3885人がエスカレーターでの事故により救急搬送。事故例として歩行による事故2件が例示されている(1例は80歳高齢者の歩行)。しかし、3885人の自己分析は皆無。それでいて「エスカレーター上の歩行は、バランスを崩して転倒する原因になる」から止めろと言っている。まさに都合の良い情報のみを示し都合の悪い情報は隠蔽するNHKと同じ。
・エスカレーターにおける利用者災害の調査報告(第8回) (一般社団法人日本エレベーター協会)
www_n-elekyo_or_jp/about/elevatorjournal/pdf/Journal7-13_pdf
2013年1月~2014年12月の事故分析。「乗り方不良起因が882件と1.3倍増加。要因は1)手すりを持たず転倒 2)黄色線からはみ出し挟まれる 3)歩行し転倒 4)体をはみ出し挟まれる 5)逆走して駆け上がり・下り転倒」とあるが、内訳は皆無。それなのに「立ち止まって乗ることは有効」などと主張している。始めに結論ありきのお役所仕事。
○そして最後の極めつけはNHKのファーストペンギン
・NHKが2018年10月からファーストペンギンなる「歩行禁止」キャンペーンを継続している。
www_nhk_or_jp/d-navi/2020/article_[n]_html {[n]|7,8,11,13,16,17,18,20,21,22,27,30}
・一例として[n]=27の記事を例にとろう。ここでは歩行して転倒した動画を掲載し「ほら、歩行して転倒したでしょう」と鬼の首を獲ったように騒ぎ立てている。しかし、こんな記事を掲載しても何の意味もない。2列立乗りでもビッグサイトで大事故が発生し、2列立乗りでベルトに挟まれ、2列立乗りで高齢者が転倒しているのである。真面目に議論したいならきちんと比較しないと何の役にも立たない。
・NHKのこの記事は、都合の良い部分のみを取り上げ、都合の悪い事実は隠蔽し、感情論で反対意見を抹殺するNHKの常套手段。こういう体質が身体に染みついいているからこんな記事を書いても「私、良い記事書いた」としか思わないのであろう。
・このNHKの体質に反応して、また視聴者が事実に基づかない感情論で応答する。
2019/02/18(TH)何故こんような習慣になったんでしょうか?機械に絶対負担もかかってるはず。
2019/04/01(F)以前、右側を歩くことで、エレベーターが故障したことがありました。
2019/04/11(T)エスカレーターは本来歩くように出来ていません、歩く振動によって非常停止する可能性もあります
2019/04/23(M)久屋大通駅の地下鉄の事故(途中略)片側は止まって他方は歩いて利用されてましたが、その影響で事故が起きた
・なんの根拠もない感情論に基づくNHKと視聴者の嘘情報の相互増幅である。
○結論
・事故分析結果は「立乗>269人(乗降時107人+静止時162人)」「歩行<44人」
・「歩行すると事故が増える」の事実に基づくデータは皆無。
・事実に基づかない感情論による一方的な議論がネットや報道で拡大再生産されている。
(予定)両側2列立ち乗りと片側歩行を事実を持って比較しよう。
済)歩行すると事故が増える。だから歩行禁止すべき。
・歩行するとエスカレータに過大な負荷がかかる。だから歩行禁止すべき。
・エスカレータは両側2列立ち乗りを前提に設計されている。だから歩行禁止すべき。
・歩行するより両側2列立ち乗りの方が輸送力が大きい。だから歩行禁止すべき。
・歩行すると立ち乗りしている人を事故に巻き込む。だから歩行禁止すべき。
・右側に静止して立たざるを得ない歩行者、高齢者、親子連れがいる。だから歩行禁止すべき。
・俺は待たされてるのに歩行者が先に追い抜いて行くのはけしからん。だから歩行禁止すべき。
ネットや報道で「歩行すると事故。だから歩くな」がNHKを筆頭に盛んにバラまかれている。しかし事故の現実に基づき歩行すると事故が増える、を事実で示した記事は皆無である。ネットで入手できる唯一の情報が東京消防庁の下記である。
○エスカレーターに係る事故防止対策について- 報告書 -
www_tfd_metro_tokyo_lg_jp/hp-seianka/es/eszen_pdf
平成17年(2005年)3月 エスカレーターに係る事故防止対策検討委員会
委員長 東洋大学工学部教授 髙橋儀平
メンバー 林泰史[泰=漢字は券の上部に泰の下部](東京都老人医療センター院長)、浅野幸雄(東京消防庁指導広報部長)、荻村佳男(日本エレベータ協会エスカレーター専門委員会委員長)、司関善弘(東京消防庁消防科学研究所第四研究室長)ほか
上記は結論の利用者への提言で「つまずきや他の利用者との接触による事故を誘発する歩行は避ける」と記載している。つまりこの報告書は歩行禁止を目的として、歩行が事故を誘発していると言いたいためにその視点から事故を分析し歩行禁止の証拠としようと画策したものである。
○調査内容
・平成15年1月1日から平成16年3月31日間に、東京消防庁管轄区域内において発生した救急事故のうち、自動回転ドア、エスカレーター、エレベーター、遊具など7種の機器に係る負傷事故は2,177人。そのうちエスカレーターによるものが1,014人と最も多く発生。
・上記を契機に平成16年8月30日~12月31日のエスカレータに係る救急事故313件を調査票に基づいて行動類型別(立っていた、歩いていた、など)に分類して詳細に調査。
・さらに、9月13日~12月7日に、エスカレーター利用現場における利用状況を29,026人について観察し、行動類型(立っていた、歩いていた、など)を調べた。
○調査結果
事故数(人) 合計 乗降時 立乗り 歩行
高齢者 169 66 89 14
未就学 16 3 12 1
その他 128 40 65 23
全体 313 109 166 38
全体補正* 313 107 162 44
*立乗り275人のうち他人がぶつかった6人(乗降時2人、静止時4人)を立乗りから減らし歩行に加算。
利用者数(人)合計 立乗り 歩行
高齢者 4605 4220 385
未就学 235 209 26
その他 24186 17255 6931
合計 29026 21684 7342
(備考)
・高齢者とは65歳以上。
・歩行の事故数は乗降時の事故数も含む。一連の動作だから当たり前である。
・分母の利用者数の調査では、乗降時と立ち乗り静止時を分けていない。乗降と立乗りは一連の動作なので当たり前である。それなのに、報告書は分子の事故数では乗降時107人と立乗り静止時155人に分けて、立乗りの事故数を無理やり低く見せようとしている。
・行動類型「その他」11人は、逆行5人、寄りかかり3人、かがんでいた2人、座っていた1人であり、内容は立乗りそのものなので立ち乗りに合算。報告書は立乗りの事故数を無理やり低く見せようとしている。
・歩行38人のうち、酩酊・飲酒18人、走っていた・急いで歩いていた6人(他に酩酊して走っていたの重複5人)、高齢者のめまい・意識喪失2人、高齢者の既往症1人、親子ずれでふざけていて子供が転倒1人、後ろ向きで降りて転倒1人、一歩下がろうとして転倒1人、(平らになった)降り口手前から歩きだそうとして転倒1人、である。これら31人を除くと38人から7人に減少。7人のうち高齢者が4人であり、高齢者以外の健常者の歩行事故は3人のみ。これが「正味歩行」の人数。
(既往症とは、脳梗塞、脳腫瘍など歩行やバランス感覚に影響があると推定される既往症のある者)
・高齢者歩行の14人(酩酊5人、めまい2人、既往症1人を含む)は、自分の意思で歩行したのか、右側に立ち止まって乗りたいのに後ろからの歩行者に急かされて止む無く歩行したのかの記載が無く不明。
・他人がぶつかった6人の原因の記載が無い。乗降時の高齢者2人は乗降時に手間取って後ろからの乗降客とぶつかったのか、歩行していた客がぶつかってきたのか不明。他に酩酊していてぶつかられた2人(うち1人は乗降時と重複)、横向きに乗っていて接触した1人。6人から、どちらが原因か不明のこの4人を除くと2人である。
(事故数と利用者数の関係)
・事故数と利用者数の関係については何も記載が無い。しかし、本報告書は「歩行禁止」を目的とした調査報告書であるから、利用者数と事故数に相違があれば、歩行の場合の事故比率が増える(歩行事故数を増やし、歩行利用者数を減らす)ように記述するはずである。
・そこで、事故数と利用者数の比率は実態に見合ったものとして考察する。
○事故数と利用者数の相対比
事故数 合計 乗降時 立乗り 歩行
高齢者 3.67 1.56 2.11 3.64
未就学 6.81 1.44 5.74 3.85
その他 0.53 0.23 0.38 0.33
全体 1.08 0.50 0.77 0.52
全体補正* 1.08 0.49 0.75 0.60
*他人がぶつかった6人を立乗りから減らし歩行に加算。
○結果「エスカレータで歩行すると事故が増える」の事実を示すデータは皆無。
・高齢者は立乗りでも歩行でも事故を起こす。
・道路や階段を歩くのと同じように、しらふでマナーを守ってエスカレータを歩行すれば「立乗りより事故が増える」という事実は無い。
⇒
・本報告書の提言「歩行禁止」は事故分析結果とは全く無縁の(正反対と言っても良い)内容。
・さすがにこの分析結果ではバツが悪いと気が引けたのであろう。立乗りのみ、事故を「乗降時」「静止時」「その他」の3つに分けて275人を155人であるかのように見せかけ、それでも数値が大きいので以下に示すような小賢しい小細工をやっている。
「第7章.総合的分析及び課題、第1.各調査からの分析、1.救急事故の事例調査、(2).313人からの分析では「オ.立っていた155人の中で(途中略)酩酊などの生理的要因を除くと33人、そのうち21人は身体の向きをかえるなどの姿勢変化によるものや、ショッピングカート・ベビーカー・車いすなどに関連して発生している。これらを除いた人数は12人である」
あーら不思議! 275人を155人に、さらに155人をいつのまにか12人に一瞬で減らす見事なマジックである。
・立乗り275人には12人に減らすマジックを適用する一方、歩行の38人は酩酊、めまいなど生理的要因を除いていない。何と姑息な!!
・本報告書は、まさしく「始めに結論ありき」の御上の発想、お役所仕事、NHK根性そのものである(ちなみに本報告書の参考文献⑧にNHKの番組放送が掲載されている。NHKとお役所による嘘情報の相互増幅である)。委員長・東洋大学工学部教授の肩書が哀れに見える。
(続く)
・現実をみつめる。それをもとに話し合う。(その1は前記。その2以下は別途コメントします)
・解決すべき根本課題は何かを事実に基づき考える。
ことが必要と思います。
○これがないと変な方向に話がすすみます。例えば原発です。
始めに原発推進ありき
→原発推進のために必要な資料を作成する
例)
・開発費を発電経費に含めない。
・廃棄処理費用を発電経費に含めない。
・事故処理費用を発電経費に含めない。
・冷却水・夜間揚水費用が小さくなるように30mの台地を(10m=1気圧)以下に削り取り、それに合わせて津波発生予測を作成する。(※日経新聞記事より)
・放射能の影響について、原発が無ければ”本来ゼロ”であり”恒常的に影響を受ける”にもかかわらず、個々の例と比べて、瞬時の値があれより低い、これより小さい、とごまかす。
・太陽光発電は天気が悪かったらダメ、風力発電は天気が良かったらダメ、と個別の欠点のみをとりあげ、あれはダメ、これはダメという。
(実際は、ピーク電力が問題であり、夏の日中は太陽光発電に最適。 また、個々の欠点をあげるのでなく、エネルギーミックス全体で考えれば、天気が良ければ太陽光、天気が悪ければ風力・潮力など知恵を出せる。)
などなど
→原発を推進し、再生エネルギー利用などには投資をしない。
原発を推進し、地元に金をばらまく。
→ほら、原発がないと電力が足らないでしょう。
ほら、原発が無くなったら地元が困るでしょう。
始めに結論ありき、それに基づいて一部の情報を全体が正しいと言いくるめる、これは御上やNHKの常套手段。
○では、エスカレータの解決すべき根本課題は何でしょう。
いろいろ議論があるでしょう。私は以下のように考えます。
満員電車から人がホームに溢れ出てくる。
→ホームに降りた客は、手すりの無いホームを歩く。高齢者も、足の悪い客も、荷物を持った人も、杖をついた人も、小さな子供連れも手すりの無いホームを歩く。
→エスカレータの前でホームの流れが断絶し、待ち行列が発生する。待ち行列がホームに溢れ危険な状態になる。
→『根本課題は、エスカレータによりスムースな通行が断絶されて発生する待ち行列を少しでも改善することである』
そのために、待ち行列によるリスクと、待ち行列改善施策によるリスクを、事実をもって比較し、議論する。
○待ち行列によるリスクを、真面目に考えている会社もあります。
例:横浜高速鉄道みなとみらい線「お客様の声を反映してNo.0005 横浜駅のエスカレーターの高速運転について」
www_mm21railway_jp/voice/qa0005_html
お客様の声「横浜駅でエスカレーターを利用しましたが、高速運転のため足元をすくわれ、転倒しそうになりましたので安全対策をして下さい。」
お客様への回答「横浜駅エスカレーターの高速運転につきましては、電車から降車されたお客様がエスカレーター付近に集中し、ホーム上が大変危険な状態となることから、混雑解消と事故を未然に防ぐために行っております。このため、ご高齢のお客様や、お身体の不自由なお客様には、ご不便をおかけいたしますが、できるだけエレベーターをご利用いただくようお願いをいたしております。」
横浜高速鉄道は立派である。きちんと根本課題を見据えて解決しようとしている。
根本課題に目をそむけず見つめれば、「では待ち行列リスクと40m/s運転のリスクとどちらが深刻か、リスクを改善するのに、30m/sを40m/sにするのが良いか、片側歩行が良いか、他の改善案は無いか」など議論を進めることが出来る。
○横浜高速鉄道とは全く逆の主張もあります。
例1)高齢者が多い巣鴨では20m/sのエスカレータが導入されている。高齢者の評判も良い。駅のエスカレータも高齢者が使うのだから駅も20m/sにすべき。
例2)2008年(H20)年8月3日にビッグサイトでエスカレータ逆走事故があった。ビッグサイトでは以前から両側立ち乗りをしているがそれでも事故が起きた。そこで混雑時はエスカレータを停止して使用禁止とし、混雑が解消してからエスカレータを動かすようにした。
例3)待ち行列全体の解消など糞くらえだ。俺個人が待つのがイヤだ。俺が待ってるのにあいつは先に行く。けしからん。だから俺は右側に立ち止まってやる。
例2について言えば、待ち行列改善の視点は皆無です。あるのは、事故さえ起きなければ自己責任を回避できる、という御上の発想、お役所仕事、都合よい部分だけを切り取って取り上げるNHK根性です。横浜高速鉄道とは正反対です。
結論
・高齢者も、足の悪い人も、荷物を持った人も、杖をついた人も、小さな子供連れも、手すりの無いホームを歩く。そしてエスカレータの前でホームの流れが断絶し、待ち行列が発生する。待ち行列がホームに溢れ危険な状態になる。
・『根本課題は、エスカレータによりスムースな通行が断絶されて発生する待ち行列を少しでも改善することである』
・横浜高速鉄道は立派である。きちんと根本課題を見据えて解決しようとしている。
(予定)両側2列立ち乗りと片側歩行を事実を持って比較しよう。
・エスカレータは両側2列立ち乗りを前提に設計されている。だから歩行禁止すべき。
・歩行するとエスカレータに過大な負荷がかかる。だから歩行禁止すべき。
・歩行するより両側2列立ち乗りの方が輸送力が大きい。だから歩行禁止すべき。
・歩行すると事故が増える。だから歩行禁止すべき。
・歩行すると立ち乗りしている人を事故に巻き込む。だから歩行禁止すべき。
・右側に静止して立たざるを得ない歩行者、高齢者、親子連れがいる。だから歩行禁止すべき。
・おれは待たされてるのに歩行者が先に追い抜いて行くのはけしからん。だから歩行禁止すべき。
この問題に多くの人が真剣に向き合うようになるといいと思います。
私の認識
(1)子連れ親子が手をつないで乗るのはけしからん、足の悪い人が右側に立つのはけしからん、と申してはおりません。「お互い様」「弱者は助ける」が下町の精神です。しかし、わざと荷物を右側に出っ張っぱらして持つ、わざと真ん中に乗る、ひどい場合は右側を通ろうとすると右手を横に挙げて通せんぼする。これは「すれ違う時はお互いに傘を傾けて」の下町の精神とは異なります。違いますか?
(2)駅の構内でエスカレータが通行のボトルネックになっている。エスカレータで待ち行列が発生している。ラッシュ時には駅のホームがエスカレータの待ち行列でいっぱいになっている。
→これは事実と異なりますか?
(3)ロンドンの地下鉄のエスカレータの例
いろいろなホームページやブログでロンドンの実験例を引きあいに「片側立ち」より「両側立ち」が輸送力が大きい、と叫ばれています。
例えば
togetter_com/li/952095
ここには下記が引用されてます。
www_telegraph_co_uk/news/uknews/road-and-rail-transport/12194976/London-Underground-Do-standing-only-escalators-work-on-the-Tubel
しかし上記は
www_telegraph_co_uk/news/2016/03/22/the-simulation-that-proves-standing-only-escalators-work-on-the/
のうちの、
"But walking is still quicker in certain situations"
以下を故意にカットして都合の良い部分のみを取り出し、あたかも全てがそうであるかのように見せかけているだけです。
→これは事実と異なりますか?
(公共放送を自称するNHKも同じ手口です。エスカレータの分速、エスカレータの長さ、片側立ちの待ち行列人数、片側立ちの輸送力、片側歩行の待ち行列人数、片側歩行の輸送力、両側立ちの待ち行列人数、を数値として何も示していません。これを示すと"But walking is still quicker in certain situations"と言わざるを得なくなるので当然ですが)
・すれ違う時は傘を傾ける
・急ぐ人がいたら「お先にどうぞ」と道を譲る
・弱い人がいたら手助けする
いつからお役所の上意下達のように「あれはけしからん。全員がこうすべき」となってしまったのだろうか。
良く引き合いに出されるロンドンの例も一部のみを取りだしたタメにする議論。真実は
(1)軍隊のように両側を全員で揃って歩くのが一番輸送力が大きい。
(2)次いで、片側を立ち止まり、片側を歩くのが輸送力が大きい。
(3)「待ち人数に比べて歩く人の割合が少ない場合は」両側立ちした方が、片側立ち・片側空けよりも輸送力が大きい。
(4)待ち人数が少ない場合は、両側立ち、片側立ち・片側空けのいずれでも変わらない。
最近、またNHKが(3)のみを部分的に取り上げ、条件も一切示さず「ロンドンの例では両側立ちが輸送力が大きい」と誤った放送をしたそうである。
「片側立ちが効率が良い」と沢山の人が思っているのに上意下達で「歩くな」と強制したり、歩きスマホが沢山いるから困った状況になっているのである。
エスカレータの分速20mなど、渋谷道玄坂の歩きスマホの連中よりも遅い。
本来は通行の補助手段であるエスカレータが通行の邪魔をしている。
例えば、駅の通路や駅の階段での「左側通行」に対して、「それでは足が悪くて左側を歩きたい人がいたら困る。左側通行など止めるべきだ」という人はあまりいない。それなのにエスカレータとなると「右側に立ちたい人もいる」と鬼の首を獲ったように声高に騒ぎ立てる。
すれ違う時にお互いに傘を傾けるのが下町の心情。それなのにエスカレータとなると、わざと真ん中に立ち、わざと荷物を右側に広げ「歩く奴がぶつかった、けしからん」と声高に騒ぎ立てる。
エスカレータのベルトで指を挟む人もいる。エスカレータに立ち止まっていてサンダルを挟んで怪我をする人もいる。エスカレータに立ち止まっていて壁に頭をぶつける人もいる。だけど「ベルトをつかむのを止めましょう。エスカレータに乗るのは止めましょう」という人は少ない。それなのに「エスカレータで歩くと怪我をする恐れがあるので止めろ」と声高に騒ぐ。
リスクの確率と効果の比できちんと考えるべきであるのに「可能性」だけで否定する。「ボケ老人が騙されたから老人は全てATM使用制限」と同じ上意下達の発想である。
結論
・「お互い様」「お先にどうぞ」の心情が大事。
・一部のみを条件も示さずに取り出してそれがあたかも全体であるかのように報道する(例NHK)のは誤り。
・荷物もない、体も悪くないのに、歩きスマホに現を抜かしてないでさっさと歩けよ。そうすれば待ち行列は減る。
エスカレータ歩きスマホを注意するなど、
日頃からの勇気ある行動に、こちらこそ敬意&賛同申し上げます。
この習慣を「おかしい」と思った人みんなが何か行動すれば
悪しき習慣は改めていくと思います。
もう少しお互いに頑張りましょうね。
叱りつけなきゃ分からない分別のつく社会人が歩きスマホでエスカレーターを歩くのも止めています。
賛同します。
無言でいきなり暴行してくるヤツがいるんですね。怖い。。
でもすかさず「暴行罪」と言ってのけるなんてスゴイです。
ただし命だけは大切に。
エスカレータ右空け撲滅運動賛同者を失いたくありません。
くれぐれも気をつけてください。
何事かと思ったらおじさんが私の肩をたたいていました。「エスカレーターは歩行禁止ですし叩くと暴行罪になりますよ。」と注意した所!!エスカレーターを降りてさり際に「キチガイが死ねよ」と言われました!!!怒りと呆れが同時に来ました。
今度叩かれたらすごいびっくりして後ろに倒れてやろうと思います。
一部の都市ではなく、全国的にエスカレーターを設置している所は「危険!歩かない!エスカレーターで歩く事は恥ずかしいこと」と主張していくべきだと思います!
貴重なご意見をありがとうございます。
エスカレーターでは手すりに捉まることができる、これはおっしゃる通りですね。
エスカレーターの敷設側も呼びかけていることですが、これをみんなで実行してもらいたいものです。
関係者の利害を満たす案を協力して探す方が、
合意形成や問題解決の可能性が高いと考えられているそうです。
この件では、機器のメンテナンスコスト、
利用者の安心感・安全、時短などでしょうか。
エスカレーター歩行問題はエスカレーターで起きるので
ついエスカレーターに意識が行きがちですが、
他の経路にも要因があるかもしれません。
例えば幅広の階段。
混雑時は手摺に掴まって移動できない場合があって怖いです。
それに比べてエスカレーターは乗れば
ほぼ確実に手摺に掴まることができます。
それに エスカレーターステップは高いし幅が広い 歩くのには無理があります。だから躓きやすい。安全装置が作動して急停止すればそれこそ大変なことになる。歩く方自分の事ばかり考えるのでなく もっと創造力働かせてください。
利益があるのは邪魔者が居ない片側を歩く方だけで、よけて立っている側には不利益しかありません。
子連れ、身体が不自由な人、大きな荷物を持った人は言うに及びませんし、しばしばがら空きの片側とは正反対に長蛇の列が出来、本当に不合理です。
急ぐ人は弱者でも何でもなく、一方的に、歩かない人に不利益を被らせています。しかもこんなルールを日本ならではの素晴らしいものと言う方までいらっしゃるのには驚く他ありません。
そもそも「歩かない」が正式なルールであるにも関わらずそれを堂々と破って恥じない人の何が素晴らしいのやら。
「ルールを守らない」と言われる近隣国の悪口など口が裂けても言って欲しくありませんね。
全体の利益を考えれば2列で止まって乗るのが正しいに決まってると思うのですが。
オリンピックに向けて強力なキャンペーンを張って欲しいと思います。
最近の新聞で、左手が不自由な人がエスカレーターで大変な苦労をしていて、並んで乗ろうキャンペーンをやっている、という記事を読みました。この新聞記事を拡大し、「エスカレーター右空けやめよう」の目立つロゴと共にパウチして持ち歩こうと計画しています。
朝夕のラッシュでエスカレーターを待つ列ができてますよね。皆んなが二列に並んで乗れば倍の人を運べるのにもったいない。ホワイトカラーの人達なんて頭が良いんだからそこに気が付かないのかな?と思っちゃいます。
デパートですら夫婦、アベック(死語?)が前後一列に乗ってるの見ると悲しくなるね(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
他人同士でも二列に並んで乗るのが当たり前になって欲しいですね。
子供と手を繋いで乗れないのは関西でも同じなのですね。でも関西では、東京と違って「声かけ文化」が浸透していて、臨機応変に人は動いているのかな、とも思っていました。
晴兵衛さま、ここは一つ関西ならではの「声かけ」で運動を始めてみてはいかがでしょうか
ハザードランプのマナーを教習所でも教えているのですかぁ。私が行ってた頃は「ポンピングブレーキで後続車に伝える」でした。
悩ましい問題ですね!私もエスカレーターの片側を開けるのはマナーだと思っていました。
実は関西では、エスカレーターの左側を空けます。
東京から関西に出張してきた方がエスカレーターで左側に立っている光景を見かけますが、私は東京にも住んでおりましたので違和感ありません。昔は、片側を空ける習慣はなかったように思いますがね。
日本で一番最初にムービングウォークが導入されたのは大阪の阪急梅田に設置されたと聞いております。この上は歩くのが原則らしいです。もしかしたら、この辺りからエスカレーターを歩いて上るという事が派生したのかもしれませんね。
確かに私のように多くの人が、それがマナーだと思い込んでしまうのは怖い話です。他にもこのような事がたくさんあるかもしれません。
交通渋滞なので、最後尾に近づくとハザードランプを点灯しますね。だれが始めたのかわかりませんが今や皆同じ事をしますし、なんと教習所の安全教科のテキストにも書かれているようです。
恐らく、皆がこのやり方に賛同したのでしょう。
マナーは、時代の変化や環境で変わっていくものですが、日本の昔からある良き暗黙の所作が消えていくようで寂しい限りです
お辛い立場からのご意見、身に沁みます。
優先席での理不尽とも思える光景はこの先も変わらないのでしょうね。
でも、松葉杖を突いている人に誰も席を譲らないなんて、
僕が近くにいたらさすがに声をかけると思います。
エスカレーターの右に立ってしまう怖いもの知らずなもんで・・・
失礼いたしました。
私は見た目は普通の脳障害者で、いつも赤い障害者マークを着けながら優先席の前に立っていますがそこに座っている者達はそれを見ても誰も席を譲ってくれません。しかもスマホをいじりながら。
私は立っていても身体に悪影響はほとんど無いからいいのですが、先日、松葉杖を突きながら優先席の前に立っていた老人に席を譲らなかった者達に凄く怒りを感じました。
世の中冷たいです。
掲示物というのは、自分に直接関係ないとあまり目に入りませんよね。
やっぱりここは人件費を投じて誘導するしか道はないのでは、と思います。放送やコマーシャルは誘導がスムーズに行くためのサポートになると思います。
私はせめてもの抵抗の意思表示でやってはいますが、
一人で片側に立ちはだかるのは自己満足にしかなりませんし、危険を伴うのでどうぞお気をつけて!
なんだかショックが大きくて、またpockn様の書かれた記事を読み返しています。
よく見ると記事の下の方に「エスカレータの歩行は禁止」とか、「お子様の手をつないで並んで乗る」などの駅の張り紙が貼られていますね。
これらの張り紙はなんとなく見たことがあるようなものばかりですけれど、「エスカレーターの片側あけはダメ」という意味があるのだということまでは読み取っていませんでした。。。
世の中にここまで定着してしまっていることですから、覆そうと思ったらマスコミの力などが必要なのではないかなと思いました。
公共広告機構(AC)みたいなところがコマーシャルを作って何度も流してくれたら、世の中に広がるのでしょうけどね。
私も片側あけをやめてみようか。。。と考えましたが、やっぱり一人だけやめるのは勇気がいりますね。。
確かに、問題を理解しても実行するのは難しいですよね。けれど、理解している人が増えれば、敷設者側の一押しで協力してくれる人も増えることでしょう。駅などに、「一押し」をしてもらうよう呼びかけてみようかな、と思いました。
「エスカレーターの片側あけ」、それがマナーだと思っていました。片側をあけずに乗っている人は非常識だ、迷惑だとまで思っていました。子どもにも片側をあけるようにと、小さい頃から言って育ててきました。
しかし、よく考えてみたらこちらの記事の主張の方が正しいですね。。。。
なんだかカルチャーショックというか、間違ったことを常識だと思っていたことにショックをうけました。。。。
「設置側も現状を問題視している」とのことですから、設置側がもっとストレートに「片側あけは危険なのでやめてください!」とか、団結して啓発していかないと、改善は難しいでしょうね。
私も、このブログでの問題提起を見ても、やはりこれからも同じようにエスカレーターで片側をあけると思います。とても一人で他人と違うことを実行するのは無理ですし、片側をあけることが習慣になっています。
「柔軟な行動」、これが大切だと僕も思います。
外国でも片側を空ける習慣がある国は多いですが、
ここまでキレイに揃ってしまう国は知りません。
何でも「右へ倣え」になってしまう国民性は変わらないとしても、
就活ルックみたいに誰も困らない「右へ倣え」と違って、
「急いでいる」という個人的な事情ではなく、本当に不自由と
危険を強いられる人がいるこの悪しき習慣(敢えてこう呼ばせて頂きます)が
日本人の優しさで改善されることを祈っています。
このエスカレーターのブログを初めて読んだ時は "そうだそうだー!" と心から賛同してメールまでしてしまいましたが、実際に自分も右側を歩く時があるのでコメントを投稿するまでの勇気はなく…。きっとそういう人は大勢いると思います。
目的の電車に乗るために先を急ぐ人が多い通勤時の駅についてはある程度仕方ないとしても、デパートやコンサートホールのエスカレーターにまでいつの間にか片側空けのルールができてしまったのはとても残念です。
何がなんでも2列になる必要もありませんが、自分もこれからは状況によってもっと柔軟な行動を心がけてみよう・・・と、このブログはそんなきっかけを与えてくれた気がします!
時と場合によっては、急いでいる人に片側を譲ることがあってもいいと思いますし、私も殆どの場合そうしています。
大切なのは、エスカレータに並んで乗る子連れや身体が不自由な人への思いやりだと思います。
「元々階段だったところだから歩いて当然」というお気持ちはわからなくもないですが、失った既得権にしがみつき過ぎでは?
そこはお互いの思いやりでカバーできないものでしょうか。
お金をかければ階段とは別個にエスカレータを設置することもできるでしょうが、当然運賃に転嫁されるでしょうから。
敢えて右側に立つ行為に反発を覚えるのはわかりますが、「野蛮」とまでおっしゃるのは言い過ぎではないですか。
片側空けが「文化の程度の高い国民だからこそ生まれたマナー」というのであれば、優先席で思いやりのある人がもう少し増えてもいいと思いませんか。
「どうしても子供を守りたかったらエレベータを使え」という意見に、私は強者の論理を感じてしまいました。
とは言え、Unknown様のようなお考えの方が多いことは承知しています。この記事に対する賛同の意見も殆どありませんし、拡散されている形跡もありません。
それでも私は、あなたのような考えの方や、何も考えていない方々のうち、1人でもこのことに気づいてくれる人がいれば、と願ってこの記事を出しました。
その思いだけでもご理解頂ければ幸いです。
応援ありがとうございます。デパートは僕もどんどん右に立ってますよ。
下手するとサントリーホールのエスカレーターまで右側空いてしまってるので、迷わず右に立ちます。
あとオペラシティも!ここはほぼ右空けが定着してしまっていますが・・・
まったく変なルール(?)ができてしまいました。朝の駅ならばともかく、そのほかの場所では過剰だと思いますねぇ。デパートでは右側にどんと立っています。