ウィーン・フィルの定期演奏会のチケットを手に入れる
Kommissionkarte???
ウィーン・フィルのホームグラウンドである楽友協会大ホール(Musikvereinssaal)でウィーン・フィルの定期演奏会を聴く、というのは長年の憧れであり夢だった。ウィーン滞在中に丁度その定期演奏会がある。何とかならないだろうか。ウィーン・フィルのホームページを見てみたら、「全ての定期公演は既に会員で満席状態だが、”Kommissionskarte”を公演1週間前に売り出すことがある」という記述を発見。このKommissionskarteって何だろう。ウィーン在住で音楽好きの知人や友人に尋ねてみたがよくわからない。
とにかく1週間前にチケットを入手できる可能性があるらしい。公演の1週間前はたまたまウィーンに滞在しているのでこれは望みがあるかも、ということでウィーン・フィルの事務局にメールで訊ねてみた。「日曜日の公演のKommissionskarteを入手したいのですがどうすればいいでしょうか。1週間前に発売ということは前の週の日曜日ということでしょうか」という問いに「日曜日の公演のチケット売り出しは6日前の月曜日になります。直接チケットオフィスで予約してください。」という返事が来た。このチケットは直接ウィーン・フィルのチケットオフィスに行くか電話でしか入手できないというので、オフィスが開く1時間前から並ぼう!と早めに朝食を済ませてオフィスへ出かけた。
ウィーン・フィルのチケットオフィスへ
しかも僕が先頭… と思ったら、後ろに並んでいたおばさんが「済みませんが、あなたは私よりあとにいらしたんですよ。」と言ってきた。そんなの知らない。確かにおれはここで1番に並んでいたのだが、その前からこのあたりをうろついていたということか… 「あ、そうなんですか。じゃあどうぞ…」と簡単にそのおばさんに一番の座を譲ってしまった自分に少々腹が立ったが(日本だったら多分食い下がったろうことを思うとなおさら)、まあいいか…
オフィスが開いて、そのおばさんが買い求めたチケットは僕とは違う日の公演。ということで実質は僕が一番乗りだ。「今度の日曜日の定期公演のチケットが欲しいんですけど…」というと「Galerie(3階正面)の席がありますよ。40ユーロです。」という返事。ゲルギエフ指揮のウィーン・フィルをムジークフェライン・黄金のホールの正面で40ユーロで聴けるなんて!いいタイミングでウィーンにいたもんだ。
前回(3年前)ウィーンに来たとき、帰国する日のマチネでやはりゲルギエフ指揮ウィーン・フィルの演奏会があることを、航空券を予約してから知ってしまい大いにショックだったことを思い出した。きっとリベンジしてやる、と思っていたが、これでそのリベンジが果たせる。しかも、3年前の公演の会場はテアター・アン・デア・ウィーンだったから、逆転勝利というところだ。チケットを手にして、ホクホク顔でオフィスをあとにした。
ウィーン・フィルの定期演奏会のチケットを手に入れるには…
公演の1週間前(土日の場合はオフィスの翌営業日)の9時半にウィーン・フィルのオフィスに並んで購入する。電話での予約もできるらしい。但し、このKommissionskarteは全ての定期公演で売り出すわけではないようなので、事前にHPで確認しておくといい。
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ゲルギエフ指揮ウィーン・フィルの感想へ
Kommissionkarte???
ウィーン・フィルのホームグラウンドである楽友協会大ホール(Musikvereinssaal)でウィーン・フィルの定期演奏会を聴く、というのは長年の憧れであり夢だった。ウィーン滞在中に丁度その定期演奏会がある。何とかならないだろうか。ウィーン・フィルのホームページを見てみたら、「全ての定期公演は既に会員で満席状態だが、”Kommissionskarte”を公演1週間前に売り出すことがある」という記述を発見。このKommissionskarteって何だろう。ウィーン在住で音楽好きの知人や友人に尋ねてみたがよくわからない。
とにかく1週間前にチケットを入手できる可能性があるらしい。公演の1週間前はたまたまウィーンに滞在しているのでこれは望みがあるかも、ということでウィーン・フィルの事務局にメールで訊ねてみた。「日曜日の公演のKommissionskarteを入手したいのですがどうすればいいでしょうか。1週間前に発売ということは前の週の日曜日ということでしょうか」という問いに「日曜日の公演のチケット売り出しは6日前の月曜日になります。直接チケットオフィスで予約してください。」という返事が来た。このチケットは直接ウィーン・フィルのチケットオフィスに行くか電話でしか入手できないというので、オフィスが開く1時間前から並ぼう!と早めに朝食を済ませてオフィスへ出かけた。
ウィーン・フィルのチケットオフィスへ
ウィーン・フィルのチケットオフィスはオペラ座からリング通りを市立公園の方へ5分ほど歩いた右側にあった。着いたときはオフィスが開く1時間前を少し切っていた。幸いまだ誰も並んでいない様子。オープンの時刻が近づくにつれてぼちぼちと人が集まってきた。 オフィスの中で人の動きがし始めて間もなくオープンという頃でも列は8人ほどだ。 |
チケットオフィスはオペラ座からすぐのリング沿い |
しかも僕が先頭… と思ったら、後ろに並んでいたおばさんが「済みませんが、あなたは私よりあとにいらしたんですよ。」と言ってきた。そんなの知らない。確かにおれはここで1番に並んでいたのだが、その前からこのあたりをうろついていたということか… 「あ、そうなんですか。じゃあどうぞ…」と簡単にそのおばさんに一番の座を譲ってしまった自分に少々腹が立ったが(日本だったら多分食い下がったろうことを思うとなおさら)、まあいいか…
オフィスが開いて、そのおばさんが買い求めたチケットは僕とは違う日の公演。ということで実質は僕が一番乗りだ。「今度の日曜日の定期公演のチケットが欲しいんですけど…」というと「Galerie(3階正面)の席がありますよ。40ユーロです。」という返事。ゲルギエフ指揮のウィーン・フィルをムジークフェライン・黄金のホールの正面で40ユーロで聴けるなんて!いいタイミングでウィーンにいたもんだ。
前回(3年前)ウィーンに来たとき、帰国する日のマチネでやはりゲルギエフ指揮ウィーン・フィルの演奏会があることを、航空券を予約してから知ってしまい大いにショックだったことを思い出した。きっとリベンジしてやる、と思っていたが、これでそのリベンジが果たせる。しかも、3年前の公演の会場はテアター・アン・デア・ウィーンだったから、逆転勝利というところだ。チケットを手にして、ホクホク顔でオフィスをあとにした。
ウィーン・フィルの定期演奏会のチケットを手に入れるには…
公演の1週間前(土日の場合はオフィスの翌営業日)の9時半にウィーン・フィルのオフィスに並んで購入する。電話での予約もできるらしい。但し、このKommissionskarteは全ての定期公演で売り出すわけではないようなので、事前にHPで確認しておくといい。
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