facciamo la musica! & Studium in Deutschland

足繁く通う演奏会の感想等でクラシック音楽を追求/面白すぎる台湾/イタリアやドイツの旅日記/「ドイツ留学相談室」併設

あけましておめでとうございます

2023年01月02日 | pocknの気まぐれダイアリー
2023年1月1日(日)

あけましておめでとうございます
今年も facciamo la musica!
よろしくお願いします!



退職して初めてのお正月は、大掃除に明け暮れて疲れ果てた末に迎えていた去年までのお正月よりは余裕をもって迎えることができました。

それでも日々やりたい事、やるべき事が沢山あって相変わらず時間に追われる日々を過ごしていますが、仕事でのストレスがないことがこんなに楽だということも実感しています。

そのストレスに代わって、去年は日本という社会の息苦しさを益々感じる年でもありました。去年の新年の投稿で「マスクを外して人々の笑顔を見ることができる年となることをひたすら願っています。」と書きました。これが全く実現していないことが、この社会を象徴しているように思います。いつでもマスクをしていることによる弊害について真剣に考えて行動する人がなぜこんなにも少ないのでしょうか。マスクに限らず、なぜいつまでも効果のない感染対策を続けるのでしょうか。

ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートの中継をご覧になった方は、ムジークフェアアインザールを埋め尽くした聴衆がみな素顔でいい表情で音楽を楽しみ、いい演奏にはブラボーを叫んでいる光景をどう思いましたか。日本では入場者数を制限しつつも有観客で演奏会が行われていた2年前、ウィーンでのニューイヤーコンサートが無観客で行われたことを疑問に思っていましたが、今ではヨーロッパでは完全にコロナ前の状況を取り戻しています。去年訪れたコンサートは91回と、これまでで一番多くの演奏会を体験しましたが、日本で聴いたコンサートはどこもマスク必須、ブラボー禁止の息苦しさが続いています。

私達はリスク(しかも誤ってリスクと信じているもの)に固執して停滞するのではなく、それよりももっと大切なものを、自分のためだけでなく、子供たちの未来やお年寄りの幸せのためにも取り戻す必要があるのではないでしょうか。

facciamo la musica!ではコンサートの感想だけではなく、こうしたことも訴えて行きたいと思います。そしてまた新たな海外の旅レポートも更新して行きたいと思います。日本が少しでも正常な方へ向き直る年となることを願いつつ。

(関連した過去の投稿)
新型コロナに感染して抱いた医療機関への不信感
イタリアへ行こう!~コロナ後のイタリアの様子~
退職しました
明けましておめでとうございます(2022)
コロナ禍で演奏会の中止が続く欧米、やっている日本
その感染対策、本気??
♪ブログ管理人の作曲のYouTubeチャンネル♪
最新アップロード:「おさかな」(詩:金子みすゞ)

~限定公開中動画~
「マーチくん、ラストラン ~33年乗った日産マーチとのお別れシーン~」

拡散希望記事!やめよう!エスカレーターの片側空け
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 金子みすゞ:おさかな ~「み... | トップ | 新春富士山を眺める山歩き202... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

pocknの気まぐれダイアリー」カテゴリの最新記事