春馬せんせ~(最初の主治医)ファンクラブのお友達だったHARUMIちゃんが
9日に星になりました

まだ60代だった・・・
彼女との出会いは、外科外来の中待合でした
主治医が「春馬せんせ~」で同じなので通院日も同じ
毎週毎週木曜日に通院している間に仲良くしていただくことに・・・
春馬せんせ~が他の病院に転勤されるときは、
主治医が変わるという不安と寂しさを初めて体験するので
二人で点滴しながら涙しました・・・・
HARUMIちゃんは、百万人に一人という
県内には日本でたったひとつ、腹膜偽粘液腫の専門科がある病院がありますが、
その病院ではなく、今、通院する病院を彼女は選びました
理由は、春馬せんせ~とこの病院のスタッフの対応だったのです
温かさを感じていたと話したことがあります
先進医療や、新薬など、医療技術を追いかけていく治療を選択する患者さんもあれば
心のケアも患者にとっては必要不可欠で病院選びの優先順位も患者それぞれです
HARUMIちゃんは、数ヶ月前から抗がん剤投与も中止
半年以上前から、食事を摂れないのではなく、摂ってはいけなくなってしまい
「病室でほかの患者さんの食事のにおいがすると、お腹がぐ~ってなるよ」って
笑顔で話すんです・・・(本当は辛かったはず)
病院内で出会うと、ご自身抗がん剤できないのに
私の心配をして「抗がん剤できた?」って聞いてくれます
そんな厳しい闘病の中でもいつもいつも笑顔でした
患者同士だからこそわかることや
転勤しちゃった「春馬せんせ~」の話でいつも楽しく通院できていました
母として、強く明るく温かいHARUMIちゃんを尊敬します
寂しくなるよ、HARUMIちゃん
2009年に私のガン治療が始まってから
命友(ガン友)さんとたくさん出会い
たくさん見送りました
見送るたびに、命のことを考えます
HARUMIちゃん、お疲れ様でした
HARUMIちゃんの最期のお見送りにはいけませんでしたが
彼女の遺影の写真は
お世話になった主治医の春馬せんせ~と一緒に撮ったときの
とびっきりの笑顔の写真だったそうです