しずきッス

ネコと趣味

突然だった

2015年10月30日 | 日記
里親候補さんから突然の連絡。
風邪も良くなったので今晩と。
あわてて仕事にケリをつけて帰り、
トイレやご飯の荷造り。

そして当の本人は、、、
いない。
普段と違う空気を察知したらしい

押し入れの奥から抱き抱えて
コンテナに入れ待ち合わせ場所に向かった。
か細く鳴く。
運転しながらコンテナの編み目に手を入れると
顔をすりよせてくる。
ふわふわのモチモチや。
いい子や。こまちはいい子や。
自分の声を忘れてほしくなくて
呼び掛ける。
大好きやからな。

こまちにとってもラストチャンス
ここまで大きくなったら次の出合いは
ないだろう。
環境の変化に順応できる時期にも限界がある。
私しか人を知らない子になるより
ご家族がいるお家でいろんな人に
寄り添う生き方の方が絶対いいはず。

相手の方はご両親と息子さんの3人家族。子供はいない。ここポイント。
前飼ってたネコと似ていたので掲示板を見て連絡をいただいた。ここもポイント。

子供はネコの都合を理解できないから。家族がいれば誰かが常にいる。
ネコと暮らした経験がある。家族の同意がある。ネコを飼ってもいいマンション。

こまちにとって申し分ない条件だよ。

お宅におじゃまして息子さんがコンテナの扉を開けたとたん誰もいない洗面所に走って行き、隠れた。


ちゃんとお別れできてないのが心残りだったけど、洗濯機のうしろに隠れた背中に向かってさよなら言った。


ってやっと心の整理ができたのに…