癒しの泉

もともとは映画好き、最近は舞台好き(特に宝塚♪)の趣味ブログ★宝塚の中では宙組の真風涼帆さんにハマってます!

キャッチミーの紅かいを求めて、真風氏に遭遇した旅by姉

2015-07-03 07:12:08 | 星組
姉からキャッチミー観劇記が届きました♪

お楽しみ下さい☆


↓↓↓


公演日程上、キャッチミーは観たいけど無理だよなー、連休取れないしなー・・と諦めモードでした。
しかし、紅かいの相性が良いらしいとか、映像化はされないらしいとか耳にする内に、
本当にこれを観なくていいのか?かいちゃんの星組デビューだよ?後悔しない?
と自問する日々を過ごし、いや、これは観ないときっと後悔するやつだ!という直感的なものを信じて、決意。
そして迎えた7月1日。朝6時発→夜0時着。初の日帰りダブル観劇を決行しました。

初めて行く梅芸シアタードラマシティ。無事たどり着いた座席は、センターの少し上手寄り、通路近く。
後ろも通路だったので、のんびり観劇できるわーとリラックスしていると、会場から拍手が。
右を向くと、すっしー組長とあおいさんが真顔でこちらへ向かって、ずんずん歩いてくる!ひぃぃっ!
続いて迫ってくるのは・・・ま・・か・・た・・・ん!?!?
マジかーーーーーー!!!!!なぜここに、、そうか休演日か、、、とかグルグル頭の中が回っていると、
1メートル程先で立ち止まる真風氏。。。前の通路が詰まっている様子。あぁ、何ということだ。。。。
この昂ぶりを抑えきれず、思わず隣の御婦人に話しかける。
「今日、すごいメンバーですね・・・・(ドキドキ」
御婦人「そうなん?最近離れてて分からんねん~。何組さん~?」・・・・
・・・・・妹ーーーー!!!!なぜここにいないーーーーー!!!!!(泣
もしも隣にいたなら、密かに膝を叩き合って、肩を小突き合って、終演後3時間は呑み語れただろうに。。。
無念だ。。
なんだか妹に申し訳ない気持ちにもなり、こうなったら、しっかり記憶して、詳細を報告するのだ!!
という変な使命感に駆られて、多分ものすごい熱量で見つめてました。真風さん、ごめんなさい。

本日の真風さん。ギンガムチェックのネイビーっぽいシャツに細身のパンツ姿。
少しラフな感じで、袖を少し捲り上げてて、腕には革のバングルがたくさん。グルグルと。
これがちょっとハード目で、実に良い。超男前。
右の分け目からざっくり下ろした金髪が、流れるような線を描いていて。綺麗な横顔。
というか、まず頭ちっさ!!!!後頭部の形も良いですねー。(・・見過ぎw)
背は、周りより頭一つ抜けてるような。スッとした立ち姿がなんとも麗しい。
颯爽と歩くたびに、さわやかな風が吹いてくるようで、ここはホントに地下なの!?となってました。
そしてもう一つ、真風氏なんだか、ほんのりと笑顔なのです。
他の方が結構固めの表情で入場される中、そのふわふわとした微笑みに癒されてしまいました。
そしてなぜかその姿が、ちえさんと重なって。ちえさんも入り出や観劇の時、いつも笑顔だったなー・・と
思い出して嬉しくなり。ちょっぴり切なくなりました。
その後も続く宙組軍団。愛りくや、うららちゃんや、みなとくんや・・キラキラした人たちを過剰に摂取した結果、キャパオーバー。ぷしゅーーー。開幕前に意識飛びかけました。

キャッチミーは、ものすごく楽しくて、笑いに笑い、そして予想以上に号泣。こんなに泣くとは。
小柳先生の演出って、女子のツボを押さえてて、テンポが良くて楽しくて、
観終わると気分爽快、ハッピーになれるっていうイメージがありました。
もちろんそのイメージ通りな部分もあるのですが、今作はじわじわ、じわじわと
胸が熱くなる場面がいっぱいで、かなり心を揺さぶられる作品でした。
(以下ネタバレありです。)

その最大の要因であろう紅さん。
今回のフランクJrという役は、尊敬する父は落ちぶれていき、母は浮気、そして離婚、家族はバラバラ・・・
そんな辛い現実から逃げたくて、詐欺師になってしまう少年。
華麗に周りを欺きながら、でも中身は壊れそうなほど繊細な心を持った少年で、
心安らげる居場所を探していて。そのアンバランスな魅力の虜になりました。

紅さんってほんとに不思議な魅力があります。
紅さんが見せる表情、話す言葉は、時に、胸の奥の奥の方にある、やわらかい部分に触ります。
それは少し痛みにも似た感覚。なんでこんな所にまで届くのだろう。これは何なのだろう。
演技力とか、技術力うんぬんとか、そんな物差しでは測れないような何か。
この何かが今回とても強くて。受け止めるのに必死でした。あぁ、上手く言葉にできない。

相手役といっていいであろう、かいちゃん。
あったかくって、実直で、真人間。でチャーミング。
一人でカッカと怒ってたり、一人だけツボにハマってたり、満足気だったり。
その一挙手一動が愛しい。人間味に溢れ、愛さずにはいられない人物です。
かいちゃん本人とも重なります。星組で、かいちゃん輝いてました。
やっぱり好きだー!!かいちゃーーーん!!!!
驚いたのは、声が良いこと。あれ?前からこんなにいい声だったっけ?
低く響いて、落ち着いていて耳に心地いい声。
デスクで同僚に「あぁ」とか返事してるだけなのに、はぁぁ素敵・・となります。

逃亡中のイブの夜に電話する場面は、珠玉のシーンでした。
紅フランクの「クリスマスなのに仕事?家族はいないの?」っていう声が、
孤独感・寂しさや、少し甘えたい感じとか、ほんとは頼りたい、助けてほしいという思いとか、
色んな感情が混ぜこぜになったまんま、ぶつけてしまった声で。
それが切なくて切なくて、胸がぎゅっと苦しくなりました。
それに対して七海ハンラティの「前は居た。いなくなったんだ。」の言い方がもう。もう。。
力が抜けてて、寂しげなんだけど、どこか温かくて。フランクを受け入れるかのような声色で。
「僕といっしょだね。」で涙。
二人が心を通じ合わせるナンバーの後、七海ハンラティが電話口で「俺は、ここにいる。」と
力強く言う台詞があるのですが、それが不安定で今にも崩れそうな紅フランクの心を支える言葉で。
もう涙涙でした。

紅フランクと、愛里ちゃんブレンダとの純愛も良かったです。
心から愛し、愛してくれる人を見つけたフランク。ブレンダを見つめる目がとにかく優しい。
こんな目で見つめられたら、惚れてしまう。
結婚して、真人間として生きるんだってハンラティに宣言したけど、
ブレンダには全て話したのかと問われ、詰まるフランク。
そしてもう自分は捕えられる直前であることが分かる。万事休す。
切羽詰まって再び逃亡しようとする直前、ブレンダに全て偽りの姿であることを明かし、
まくし立てるように、それでも愛してくれるか問う。困惑するブレンダ。
もうどこか焼けっぱちなフランクの姿に、胸が痛い。
彼を逃がした後に歌うブレンダのソロ「Fly away」は名曲。とても綺麗なメロディーライン。
「飛び立とうとする彼から、羽を奪わないで」という歌詞に泣きました。
何より、愛里ちゃんがこんなに感情を沸き立たせて歌っていて、それが響いてくることに感動。
舞台の中央で、堂々と歌い上げる姿に驚きました。名シーンでした。

ついに捕まった空港での紅さんのラストナンバー、「Good bye」
紅さんが明るく笑顔で「ショータイムは終わり!だから、さよならだよー!!」みたいな感じで
歌うのですが、それが泣けて泣けて。
なんだか紅さんが飛び立って消えてしまうんじゃって気がするような儚さがあって、
何でそんな笑顔なんだーー最後までーーー・・・と切なすぎて、手拍子が出来ないほど泣いてしまいました。
ラストの紅かいのふたりは、ずっとやってていいよって感じですw
なんだこの萌えコンビは。最高じゃないか。ずっと見守っていきます。

他にも、FBI4人組の可笑しな場面とか、かいちゃん軍団や星娘ちゃんのダンスナンバーとか、
まりんさんの破壊力、はっちさんの哀愁、紅さんのパイロット姿の超絶イケメン度とかとか、、
触れたいことが沢山ありすぎて。
こんなに歌もダンスも笑いも盛りだくさんのエンターテインメント作品なのに、
人物の心情が深く描かれていることが凄いです。
ハートフルコメディとか一言でまとめちゃうのはもったいないくらい、ずっと胸に余韻が残る作品でした。
これ、千秋楽とんでもないことになるんじゃないかなー。観られる方、いいなぁー。
小柳先生、紅さん、かいちゃん、星組の皆さん、ありがとうございました!

追伸
カーテンコールでの紅まか。
紅さん「そして星組から組替えになった真風涼帆も今日来てくれています。」
会場拍手。まかたん手をグーにして、ぶんぶん振り回して応えていたようなwww
その後トークは続き、
紅さん「宝塚はひとつ!(かいちゃんに)ね?」
かいちゃん「はい!!」
紅さん「ね?ゆりかちゃん??」
まかたん「はい!!!!」
嬉しそうなゆりかちゃんの声が、劇場に響き渡りましたww

夜公演での紅さん
「今日は七海ひろきを心配して、宙組の皆さんが来てくださっております。
七海ひろきはお預かりしております。しっかりやっております。(ww)
こちらからも言わせて下さい。真風涼帆を宜しくお願いします。」
宙組生、もちろん!!!みたいな反応。親戚交流かwみたいなww
紅さんの無茶ぶりから、かいちゃんの挨拶もあったりして、大盛り上がりのカテコでした。

長文・乱文大変失礼しました。

***


姉がいつの間にかまかたん呼びになっているwww( ̄▽ ̄)

 


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