癒しの泉

もともとは映画好き、最近は舞台好き(特に宝塚♪)の趣味ブログ★宝塚の中では宙組の真風涼帆さんにハマってます!

1789観てきた!フランス革命の主役はやっぱり民衆

2015-07-16 22:45:24 | 月組
ようやく、観てきました~1789!!

※以下、少しネタバレしてます。

2階席だったんですけど、
楽曲、コーラスの反響が素晴らしくて、鳥肌立ちました!
今回も音楽いいですね♪( ´▽`)

今回はやはり民衆がメインなので、民衆の人数も多いし、ダンスの迫力がとにかくスゴイ!!

しかも2階席から観たから、群舞の隊形の変化とかボディパーカッションとかめっちゃ見応えあった!

あと、何と言ってもセットが好き☆
特に、幕開きのバスティーユ牢獄のセット、イイですね~

ロナンが脱獄したとこで、ロナンとオランプが銀橋に来てるときの後ろにバスティーユ牢獄があって、
シルエットっぽくなってて…

フランス革命の象徴のようでものすごく好きでした。

その他にもフランスをそのまま連想できるセットで…
しかも小池先生がまたうまいこと動かすもんだから…
ほんと、スペクタクル!でした☆

あの緻密に計算されたセット転換は小池先生の真骨頂ですね(*^^*)

ストーリー的には、主人公ロナンが架空の人物なんだけと、それぞれ歴史上の人物と絡んでいくことで、
観客もロナンの立場でフランスのあの時代を生きられる気がしました。

ただ、終わり方がちょっとあっさりな気もしました。
自分の感情にズッシリのしかかるようなところはあまりなくて、さらっと行っちゃった感じかな~
でも、それが革命が起こって血を流しても時代は流れていく…
ということを暗に示している気もしますね。

個人的には、フランス革命のきっかけとして欠かせないネッケルがちゃんと描かれてて嬉しかった!

ベルばらとかでも、ネッケルが罷免されたぞぉ!ってよく出てくるんですけど、
ネッケルってどんな人なん?っていっつも気になってたので。

民衆を落ち着かせる術を知ってるので交渉させてほしい、と国王に請うのに叶わなくて…
すんごくやり切れない思いになりました。

そして、象徴的だったのが…
国王がミニチュアのギロチンを持って来るところ…

これで人道的に処刑ができる、と嬉しそうな国王なんだけど、そのギロチンに自分が処刑されることになるとは知る由もない…
というところがなんとも言えない皮肉が込められてる気がして…意味深でした。

フランス版は観てないんですけど、フランス版にも同じ演出があるとしたら、ちょっと怖いなと(^◇^;)
フランス人の思いが込められてる気がして…
国王が良いと思ってきたギロチン…
劇中で何度も登場するんですよね。
ほんと、象徴的。

ロベスピエールの革命家としての活躍も描かれてて、なんか新鮮でした。
いっつも宝塚だと悪役なのでw
でも、こんなに理想を追い求めた革命家が権力を持つと保身のために独裁者になってしまうのか…
と、悲しくなった。。
こういうところはナポレオンにも通じるところがありますね。

今回、結構フランス革命の裏側、特に民衆の中での身分の差なども丁寧に描かれてるところが好きでした。

フランス革命とざっくりと言っても、その裏側で民衆として一つになるまでの苦悩っていうのは絶対にあるわけで、
そこが描かれてたので、民衆が一つになるところはとっても気持ちよかった☆


今回の作品で再確認したのは、私は民衆が好きだぁぁぁ(断言!)

衣装にしても、少しラフな、いわゆるベルナール風の衣装が好きなんですよね~

今回だとポスターのロナンやデムーラン、ロベスピエールの衣装とか、めっちゃ好き!

あと三部会のところの民衆の深い青緑の衣装とかもイイ!
貴族の軍服とはまた違った良さがありますね~
もちろん、貴族の軍服も好みなんですけどね(〃ω〃)
ただ、やはり役としては民衆の団結していく様子がめっちゃテンション上がりました!


まだあと、一回見れるので、今回観れなかったところまで隅々まで観たいなぁ~
次はオランプがわかばちゃんなので、違いも見られて楽しみや~( ´ ▽ ` )ノ

役者については、また書きます♪

 


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