100番、順徳院

＜ももしきや　古き軒端の　しのぶにもなほあまりある　昔なりけり＞（宮居の古い軒端にしのぶ草は　生い茂る私がしのぶのはそのかみのことしのびても　あまりある思い出は尽き

47人

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2023年7月10日

99番、後鳥羽院

＜人もをし　人もうらめし　あぢきなく世を思ふゆゑに　物思ふ身は＞（あじきないこの世だ物...

42人

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2023年7月9日

98、従二位家隆

＜風そよぐ　ならの小川の　夕暮はみそぎぞ夏の　しるしなりける＞（風が楢の葉をそよがせる...

47人

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2023年7月8日

97番、権中納言定家

＜来ぬ人を　まつほの浦の　夕なぎに焼くや藻塩の　身もこがれつつ＞（待っても来ないあの人...

40人

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2023年7月7日

96番、入道前太政大臣

＜花さそふ　嵐の庭の　雪ならでふりゆくものは　わが身なりけり＞（花をさそって吹きしきる...

51人

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2023年7月6日

95番、前大僧正慈円

＜おほけなく　憂き世の民に　おほふかなわが立つ杣に　すみぞめの袖＞（身のほど知らずのこ...

55人

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2023年7月5日

94番、参議雅経

＜み吉野の　山の秋風　さ夜ふけてふるさと寒く　衣うつなり＞（吉野の山の　秋風よふけゆく...

58人

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2023年7月4日

93番、鎌倉右大臣

＜世の中は　常にもがもな　渚こぐあまの小舟の　綱手かなしも＞（世の中は無常　つねに変わ...

49人

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2023年7月3日

92番、二条院讃岐

＜わが袖は　潮干に見えぬ　沖の石の人こそ知らね　乾くまもなし＞（わたしの袖はたとえれば...

56人

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2023年7月2日

91番、後京極摂政前太政大臣

＜きりぎりす　なくや霜夜の　さむしろに衣かたしき　独りかも寝む＞（こおろぎが鳴いている...

56人

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2023年7月1日

90番、殷富門院大輔

＜見せばやな　雄島のあまの　袖だにも濡れにぞ濡れし　色はかはらず＞（見せたいわ　あのひ...

43人

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2023年6月30日