#「歳月切符」 新着一覧
26、わが町の歳月 伊丹
・伊丹に住んで六年になるが、ふと思い出したのは、戦時中、学徒動員で働かされた工場は伊丹にあった、ということだ。田んぼや畑の中の道を長いこと歩いて工場へ通った記憶があるが、今
25、わが町の歳月 宝塚
・宝塚歌劇の東京公演に、東京の編集者たちを招待した。男性編集者で、女性雑誌を作っている...
24、わが町の歳月 西宮・芦屋 ②
・尼崎と西宮は隣接している町なのに、感じは全く違う。西宮は山地にかけて拡がる町なので、...
23、わが町の歳月 西宮・芦屋 ①
・桜の名所というのは関西でも数多いが、私は西宮の夙川堤、芦屋の芦屋川畔、それに宝塚の「...
22、わが町の歳月 神戸 ②
・なんで女性評論に及んだかというと、これからの盛り場、町に活気を呼ぼうとすると、女性パ...
21、わが町の歳月 神戸 ①
・私の夫の仕事場兼住居は神戸の下町にあった。湊川神社をさらに西へ行き、ちょっと北へ上が...
20、わが町の歳月 尼崎 ②
・それから十年くらいたって、新聞に「夕ごはんたべた?」という小説を連載した。これも出屋...
19、わが町の歳月 尼崎 ①
・福島から尼崎へ移ったのは、戦災で家を失ったからである。尼崎は大阪から地続きであるが、...
18、わが街の歳月 福島
・私は関西圏の丸い輪の中から一歩も出たことのない世界で、(ああ、面白かった)と思い(ま...
17、落語
・私と落語のかかわりは、小学生のころ聞いた金語楼のレコードである。祖父が落語好きで、春...
16、少女小説
・野田阪神に「十六堂」という古本屋があった。小学校五、六年からそこへ通って、私は小説を...