亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

新しいステロイド点鼻薬 アラミストってよかった

2010-07-23 | お薬のこと一般
今日は大暑。1年で一番暑いという暦ですが、東京は3日連続で猛暑日ですって。
猛暑日って最高気温が35℃以上。昔は、夏日(25℃以上)とか、真夏日(30℃以上)とかで、十分暑いって言ってたんですが、90年台から猛暑日が増えてきたそうです。猛暑日って名前自体は2007年にできたらしいですが。

しかし・・・そんなに暑いのに、寒い寒いって言っているわたしって(笑)
建物のなかはクーラーが効いているからわかるんですが、外に出て、「あ、暖かい~」って感じるのはさすがにどうだろ、と思っていたら、水ばなが止まらなくなってしまいました~。ときどき、そんな記事が出てきますね。熱はそんなにあがらなくて、ひたすらさらさらの鼻水が出るっていう風邪、ときどきひくんです。

夕方に歯医者さんの予約をいれていたんですが、ミニタオルが手放せない状態。鼻水を止める抗ヒスタミン剤のクラリチンを飲んでみたんですが、それでも止まらないので、近所の内科に行ってきました~。
「あ、お久しぶりです。えっと前も聞いたけど、甲状腺ホルモン不応症ってどんな病気だっけ。」「甲状腺ホルモンの受容体がうまく働かないから、下垂体へのネガティブフィードバックが働かなくて、血中の甲状腺ホルモンが増えるんです。働かない受容体は主にβ受容体で、カラダの部位によって受容がうまくいくと亢進、うまくいかないと低下の症状がパッチワーク状に出ます。特に、α受容体の多い心臓では亢進が出やすいので、動悸は出やすいみたいです。」なんて、ミニ解説をしつつ。

で、「どうしたいの」と聞かれたので、「鼻水だけだから、インタールみたいな点鼻薬がほしいです。強い飲み薬だと、鼻水だけでなく、唾液も減って、シェーグレン症候群のドライマウスにはつらいから」ってことで、点鼻薬という選択は先生としても賛成してくれました。

そこで。薦められたのが、アラミスト点鼻薬。ステロイドのスプレーですね。飲み薬より、全身への影響が少ないというのがいいところです。2009年に製造認可が下りました。
これまでステロイドの点鼻薬というと、フルナーゼがメジャーでしたが、これは1日に2回スプレーするものでした。それが、2008年に1日1回投与型の鼻噴霧用ステロイド薬 ナゾネックス点鼻液が出てきたそうです。
そして、1日1回タイプの2つめとして出てきたのが、アラミスト点鼻薬。スプレーも、横にボタンみたいのがある横押しタイプ。これ、インフルエンザみたいに手が痛くても押しやすいのがいい感じ。

結局、ちょっと強めの抗ヒスタミン剤のジルテック(セチリジン塩酸塩)や1日1回のクラリチン錠(ロラタジン)はおうちにあるから、点鼻薬だけで。昔は、ポララミン(d-クロルフェニラミン マレイン酸塩)なんかが処方されることもありましたっけ。「これって、ちょっといやな渇きの感じがでたよね」と先生。ちなみに、総合感冒薬のPL顆粒に入っている抗ヒスタミン剤はピレチア錠(プロメタジン)。一応、念のため、PL顆粒も少しだけもらってみました。

ステロイドのアラミスト点鼻薬と、抗ヒスタミン剤のリボスチン点鼻液を処方してもらったのですが、時間差でこの2つをスプレーしたら、朝からずっと止まらなかった鼻水がぴたっと止まりました!!!すごいですね。

そんなわけで、ぶじに歯医者さんに行けたのがうれしい~。
安心して、薬を全部、歯医者さんに忘れてきて、先生からお電話をいただいてしまいました(汗) スミマセン。

にほんブログ村 病気ブログ←参加中!
薬剤も使い勝手も、進化するのは嬉しいね!、と思ったら、クリックを♪

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« つぶれた水泡(涙)湿潤療法... | TOP | 特定疾患の医療券継続、今年... »

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | お薬のこと一般