亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

チラーヂン出荷再開&わたしたちにできること♪

2011-04-05 | お薬のこと一般
少しずつ春らしい気配がやってみました。花粉症の人にはちょっとつらいかな。わたし自身は代謝が低めなのか、ちょっと寒がっているけど、春はうれしいです♪

甲状腺薬・チラーヂンを作っているあすか製薬の発表では、3月25日に被災していた、いわき工場で生産・出荷を開始し、4月1日、ドイツのサンド社からチラーヂンと同じ成分である「レボチロキシンナトリウム製剤」(製品名:サンド)を輸入できることになったと発表しました。
工場もまだ、以前の状態には戻っていないようですが、少しずつ出荷がされているようで、一安心です♪
それでも「うちの薬局では在庫が少なめ」とか、復活にはもう少し時間がかかるでしょうか。

漢方も包装関係の工場の影響がもうしばらく心配ですね。

そういえば、先月末に仙台の宅急便配達が再開したと聞いたので、現地にいる人に「何か送ろうか?」と聞いたら、「それより、東北のものを買いつづけてちょうだい。」と言われました。少しずつだけれど物資は手に入るようになってきているけれど、石巻や気仙沼の被害はやっぱり大きくて、仙台でさえ、石巻や気仙沼のかまぼこを売ってなくて、いやがおうにも、被害を実感させられる、と言ってました。

白松もなか三全のずんだ餅、萩の月は、数に限りがあるけれど東京でもお取り寄せできますものね♪
宮城のお酒岩手のお酒も少しずつ出荷をしているところがあるようです。花見でぱぁーっとということはなくても、せっかくなら東北の純米を楽しむのが応援につながりそうです。

そうそう、八戸では、漁師さんが漁に出ても水揚げした魚を売るルートがまだ断絶しているようです。
そこで地元のイタリアンレストランを予約して応援するというプロジェクトがあるようです。1人5000円で予約すると、その半分で地元の食材が買い付けされて、被災されている方に振舞われます。残りの半分は八戸が落ち着いたときにランチコースとしていただける、というもの。こういうの、ステキです♪

打撃の大きい牡蠣の養殖についても、いろんな応援があるようですね。
牡蠣を食べるパーティでチャリティをしようとするものだったり、三陸の牡蠣のオーナー制度だったり。

被災されたり、家族や友人を亡くした人が隣にいるかもしれない、という今。陽気に大笑いしている姿を見て、悲しい気持ちになる人もいるかもしれないし、電気に限りがあるから、東京電力の圏内の人たちが節電をするのも協力だけれど、でも、ただ、沈んでいることが協力ではないと思うのです。

朝日新聞に城戸さんが寄稿されていましたね。
「いま日本中を重たい空気が覆っているが、被災地の感情に勝手に同調すべきでない。明治・昭和の地震を乗り越えた東北の人には強さがある。明日は見えなくても10年後の未来を想像する力。それを支える方法を考えたい。節電に配慮しつつも経済活動に励み、国全体を活気づける。暗い気分も明るい気分も伝染するのだから。 」

ほんとにそう思います。


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