デルモベートを化粧品にいれるなんて！！

昨日、デルモベートが劇薬だった！という話を書いたところですが、今日、そのデルモベートが入った化粧品に回収命令が出たというニュースがありました。当然です！！！びっくりした～！

ラバンナという会社がアメリカから輸入した化粧品クリーム「ＮＯＡＴＯクリーム」（ノー・アト・クリーム）に、プロピオン酸クロベタゾールが含まれることがわかり、回収命令が出されたそうです。
「ステロイドが一切含まれず副作用もない」とうたっていたのに、「効きすぎます」とか「止めたら、リバウンドがひどい」という通報が多くて調べたら、プロピオン酸クロベタゾールが含まれていたのだとか。

プロピオン酸クロベタゾールというのは、ステロイドのデルモベートのこと。そう、わたしの良性腫瘍に塗っている、最強のステロイドです。薬がついた手で、顔を触らないでくださいね、と言われた、この薬を顔に塗ったら、皮が縮んじゃいそうです。

長期で使用していた場合は、自然に副腎でできるステロイドの量が減っている場合もあるので、あ！と思い当たる人は、きちんとお客様相談窓口（tel:0120-766-587）に連絡されるのが一番です。

えー！！と驚いたけれど、厚生労働省医薬局のサイト見てみると、桃源クリームとか皮炎霜とか、何件も違法ステロイド混入の報告があるんですね。

ＮＯＡＴＯクリームは、アトピー・サイトでは口コミで薦められていたり、まだネットで販売されていたりするので、気をつけましょう。劇的な効果にはワケがある、という典型かも。

あー、びっくりした。

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