若い頃 嫌いだった黒ビール。
年と共に好みが変わり、
ほのかな甘さをデザート代わりに、最後の締めくくりとして黒いビールを飲むことがある。時々。
ギネスの缶の中には「フローティングウィジェット」と言う、メンドクサイ名前のカケラが入っるんですよ。
このカケラのおかげで、クリーミィな泡に仕上がるらしい。
流石 ギネス、こだわってるね~
そしてギネス流の飲み方を再現すると、
グラスを45度に傾け 静かに注ぐ。
注ぎ終わった時はカフェオレ色をしているが、決してこの時 先走ってはならない。
細かな泡が上昇し、くっきりと2色にセパレートするまで 119.5秒 グラスを見つめじっと待つ。(119.5秒って、2分でいいんちゃうの? ^^;)
じらされた2分後、苦そうな顔をしてるけど甘く香ばしいギネスにやっとありつける。
そして空になった缶からは、フローティングウィジェットの不思議な音がカラカラと聞こえてくる。
普通の夜はこんな風にシンプルに終わるけど、
でも今夜は贅沢な もう一杯!
シャンパン(スパークリングワイン)とのコラボを楽しむ。
割合は 5:5。
これまた飛び切りクリーミィな泡で包まれた。
ここまでに大げさな解説をしてるけど「ブラック・ベルベット」と言う、オーソドックスなカクテルらしい。
ひとつ! 何よりも大切なポイントは、ジョンレノンが愛した飲み方であったということ。
ジョンレノンを偲び再現してみた楽しい夜。
普通のビールに始まり、
ギネス・ブラックベルベット・スパークリングワイン・・・
もう私には味の分析はできない。
いいんだ、楽しけりゃ。
VIVA!John Lennon!