2019/06/04(火)
イスタンブールで迎える初めての朝。
涼しく快適。
日本で予約したこのホテル、3泊で 90.6ユーロ。(1泊 約3,700yen)
部屋はエアコンで快適だし、バス・トイレはキレイで清潔だし、フロントの人も親切だし パーフェクト!
朝食付きで1泊 3,700yenなら、メッチャ満足!嬉しい価格!
コスパが良さに惹かれ、日本で予約してきて大正解だった♪
8時間以上の睡眠をとり、いつもならまだまだ寝ていたい、朝7時に起床。
日本からの長旅で疲れていたはずなのに、時差ボケもなくスッキリした目覚め。
ホテルの朝食が9時からだと言うので、部屋の Free WiFi でゴロゴロしながらスマホ。
9時からの朝食って、タイムロスだとご不満な人もいるんでしょうけど、のろまな私にはゆっくりできて好都合。
客室8室くらいの小さなホテルだけど、朝食は嬉しいブッフェスタイル。
プチホテルらしい可愛らしレストラン。
食べ放題 
高級ホテルには負けるけど、それなりに十分な品ぞろえ。
最近、私の海外旅行はアパートや民泊が多かったので、久しぶりのブッフェスタイル 
味見に少しずつ取り、気に入ったのだけをお代りした。
厳しい事を言ってしまうと、オレンジジュースにフレッシュさはなく、オリーブはしょっぱい。
でも東横インくらいの朝食だろうと思っていたので、すこぶる嬉しく優雅に過ごせた。
直近のブッフェは確かドイツだったと思うけど、ドイツの同レベルのホテルより10倍ゴージャスで美味しい (^^)
ひとつだけ残念なことに・・・
レストランの窓際で食べていた私。
窓の外が中庭になっており、窓から私の鼻孔をくすぐってくれるのがニャンコの尿 
日本以上に野良ネコ無法地帯の外国。
座った場所が悪かった。
尿の香りが風に乗ってやってくる。
私以外のホテルのお客さん(欧米人)は、皆さん自分の朝食を運んで中庭で食べていた。
私も明日からは中庭で食べよう!
さ~~て!
今日の私のミッションはバスの予約(チケット購入)!
そのバスでどこへ行くのかと言うと、イスタンブールで3泊した後、ブルガリアへ移動する。
そのための夜行バスなのだ。
出発地点となるバスターミナルの確認がてら、チケットを買いに行こう 
それが・・・
とりあえずメトロに乗りたいのに、メトロの駅が分からない
ホテルの人はメトロの駅まで歩いて20分くらいと言っていたが、
道が湾曲していて、目的地から離れて行ってる予感。
それに人通りもが少なく、昼間だけど不安。
道を尋ねてみるか。
「メトロの駅はどこですか?」
「そんなの 知らないなぁ~ どこから来たの? ジャパン? オレ、パキスタン。」
馴れ馴れしく 握手してくるし (ーー;)
馴れ馴れしく 余計な話もしてくる (ーー;)
道を知らないなら喋るな、チャラ男!
先が見えず、苛立つ私。
この向こうは地図上、海のはず。
11:30 AM
湿度はないけど、徐々に上がってくる気温。
やっと海が見えてきた! この道で大丈夫だったよ 
そしてメトロの道路標識も出てきた。
すっごくほっとしたー。
昔はこんな事くらいで不安にならなかったのに、年と共に小心者になってきた。
昨日 騙されそうになりつつ購入したイスタンブルカードで、
やっと乗れた、メトロ 
バスターミナルに着いた 
日本よりバス網が発達してる国は多い。
トルコも例外ではなくバスターミナルは巨大。
ずら~り並ぶ、数多くのバス会社。
さーて♪ ブルガリア、ソフィアまでの夜行バスはどのバス会社かな~?
迷う暇もなく、片言の英語で「どこへ行くの?」「あっちだよ。」と窓口まで速足で案内してくれた。
頭頂部輝く、たぶん40代の青シャツおじさん。
助かった。
おかげさまで難なく今日のミッション、ブルガリアまでの夜行バスチケットをGETできた!
バスのチケットをGETできたのに、まだ親切に案内を続けてくれる青シャツおじさん。
私はバスターミナルの者だから安心だよ。ってな事を胸の刺繍を見せながら言う、青シャツ。
私もいい加減なカタコトだけど、青シャツおじさんの英語も超カタコトなので、通じてるようで食い違う。
チケットを購入したのに、更に私を観光地へと案内しようとしてくれる。
優しい笑顔で私の分の電車代も払ってくれ、「こっちだよ、こっち!」てな具合で、すんごい速足でメトロに乗りこむ。
なんで私の電車代も払ってくれるのか分からなかったけど、昼休みで退屈してたから日本人を案内してやるか~ってな感じ? か?
英語がカタコトすぎて、半分はアイコンタクトで会話してるような状態。
地下鉄からトラムに乗り換え更に中心部が近づくと、日本の朝のラッシュのような、ものすごいすし詰め。
そんな中、私を安全地帯へと導いてくれる青シャツ。
なぜ平日の昼間なのに、こんなに人が多いのか?(後ほど説明します。)
人の波に押され揉まれる。
私とはぐれないように、青シャツが笑顔で私の手を握る。
「 触るな じじぃ!」
眉間にしわを寄せ、日本語で吐き捨て、青シャツの手を振り払う私。
何度も人の波に押され、身動き取れないトラム。
親日の度を越してるし不愉快だったので、何回も青シャツに言った。
「帰って!」
でも、なんだか通じないんだよねー
大丈夫ってな笑顔で流されるばかり。。。(-_-;)
しばらくして 青シャツに手を引かれ、トラムを降りた。
そこは観光メッカの中心部だった。
トラムを降りても、うごめく人ごみ。
手をつないで誘導したがる青シャツ。
もう、ええーちゅーねん! キモい、ちゅーねん!
何度言った事か。。。
「触るな じじぃ!」(日本語で)
で、到頭ブチ切れた私!
デートじゃないんやから、もう一人にさせてくれ!
キレた私に困った顔の青シャツ。
ならばと、案内料らしき金銭的な物を要求してきた。
( やっぱり そこか!)
「何をゆーてはりますの?」
勿論、全面拒否です。
「あなたの電車代もボクが払ったのに?」と青シャツに言われましたが、
私が希望した事じゃないので、丁重にお断りしました。
というわけで、今回被害は何もなかったけど、
みなさん 気を付けましょう、優しい案内。(非先進国に特に多いですね。)
で なんで、こんなに街が混雑してるのかと言いますと。
昨日 約1か月と言う長い長いラマダンが明け、今日から国民的ホリデーに入ったらしい。
そのためラマダンから解放された人々で観光地は埋め尽くされ、そして個人商店などはホリデーなので閉店。
このホリデーは(個人・企業、それぞれ異なるけど)5日から10日間続くらしい。
という事は!
私はイスタンブール3泊だから、ずっと ちゃうの!?
あーーーーーー ( ̄д ̄)
2016年 カストロ氏死去された時にキューバに行ってしまい、私も一緒に喪に服した事を思い出した。
これも 私の運命、しゃーないな。。。
青シャツとお別れできたので、すがすがしい自由行動 
写真より 実際は観光客であふれてる。
天気もいいし、
海もきれい。
2階建ての橋。
観光船の乗り場はスウィーツにたかる蟻のように大混雑。
そんな沈みそうに満杯の観光船が右往左往。
並んでまで観光船に乗りたくないから 歩く 
橋の上からの釣人。
有料の竿貸し?
モスク&釣り。
2階建ての橋の1階は、
レストラン街だった。
それも、観光客目当ての、ちょっとお高めレストラン。
景色がいいからしょうがないね。
← 路上の水売。
水はSU、[ス]と言うらしい。
覚えやすい。
値段は書いてないけど、おそらく1TL (約20yen) だと思う。
ムール貝の屋台。
注文するとその場で割って、レモンを絞って食べさせてくれる。
食べ終わったら次の1個を割って、レモンを絞って、次々と渡してくれる。
貝類のアレルギー体質だけど好奇心を抑えきれず、つまんでみた。(本当は食べない方がいいよね。)
貝殻の中はムール貝の身だけかと思っていたけど、ごはんに混じったムール貝が詰まっていて、ひとくちパエリアって感じ。
割とおいしい♪
私は体質的理由のため3個でフィニッシュにしたけど、おそらく10個10TL(約200yen)とトルコにしては少し高価。
とうきびは4TL。(食べなかった)
カラっと暑く、不快ではない。
可愛いペイントのトラムがあったり、
可愛い女子の(おそらく10代)後ろ姿をゆっくり眺めたり。
のんびり歩く。
サザエさんの子供もいた。
噂のトルコアイス。
自分の手から奪われては、
戻ってくる、
みーんな喜ぶ 大道芸付きアイス。
TVで見た事ある ビロ~~~~ンと伸びるトルコアイスを見たかったし、食べてみたかった。
なのに、伸びるトルコアイスはこの後も一回も見れなかった。
なんでかなぁ~?
で、伸びないトルコアイスを食べたけど、味は中の下。(10TL = 約200yen)
ヨーロッパや日本のアイスの方が美味しい。
どこの国の観光地でも同じだけど、街を歩いていると 
「ニーハオ」とか「こんにちわ」とか「アニョハセヨ」とか、店員さんからアジア語で声をかけられる。
たまたまなのかトルコの場合、他の国に比べ「こんにちわ」と声をかけられる事が多かった。
ある時 店員でもないおじさんに話しかけられ、青シャツにうんざりしていた私は、
さっき ガイド料を要求するする男に捕まったんだけど、あなたも私にガイド料を請求するのかと言ってみた。
そのおじさんは、それ(ガイド料を要求する事)はトルコでも違法なので決してしてはならない事だと、本当に申し訳ないと青シャツの代わりに丁寧に謝ってくれた。
紳士的だし手をつないでこないので、しばらく一緒に歩いて街の説明などをしてもらった。
その後、日本語を話せる人が私の知り合いにいる。と言うので暇だから行ってみた。
お土産屋さんよりワンランク上の陶器屋さん。って感じの店だった。
トルコのろくろを使って、私の為にチョチョイと実演してくれた。
日本語がペラペラだったのは、左の白いシャツの人。
どこどこの土を使い、何千℃で焼き上げてる当店の陶器はその辺の土産物屋のお皿とは全く違うんだと、永々と熱く日本語で語ってくれたが、陶芸家でもない私にとっては馬の耳に念仏であった。
熱いアップルティーを私に出してくれ(美味しかった)、日本語で長時間お話をしてしまった。
アップルティーが出てきた時は「(ここで陶器を)買わないからいらない。」と拒んだけど、
「こうやってお茶をお出しする事は、トルコでは礼儀でごく普通だから買わなくても気にしなくてイイデス。」
と言われた。
← この店に来る前に普通の土産物屋でお皿を買ってたので、
もうこの店では買わないでおこうと思ったけど、
義理堅い日本人。
次のPUKAPUKA 釧路店で使う食器でも買うか。と、白いシャツのお店で購入した。
「日本の食器は5個セットデショ?」と言われ、5個ずつ買った。
まんまと私もその手口に引っかかったというわけだ ^^;
PUKAPUKA ご来店の際、この器が出てきたら「イスタンブールの香りがしますね。」と占い師のように言ってみてください。
白いシャツには割れにくいと言われたこの器ですが、いつまで存在するのやら・・・
ホテルでの寝酒を買いにやってきたスーパー。
海外の野菜って、ほんと美味しそう。
生では食べれない玉子、36個で約200yen。
ヨーグルトも3キロ売り。たぶん約300yen。(勿論小さなサイズもあった。)
3キロ 300yenですよ! 300キロほど 買って帰りたい!
水やジュースはあるけど、ビールが見当たらない。
どこを探してもビールがない!!!
スーパーの店員さんに聞いてみたら、売ってないそうだ。
ビールの売ってないスーパーなんて!
あぁ・・・宗教上の都合なんでしょうね・・・
アルコールはどこへ行けば買えるんですか!?
必死の私。
やっと見つけたアルコール販売店でGETした
ビールとワイン。
人目に触れてはならぬ。
かのように、ガシガシに紙に包まれております。
チーズ(中身は白いトレイの1/4の量)と、ビール・ワインで2,500yenもした。(たぶん内訳はワインが高い)
ワインのコルクが開いてるは呑みかけてるわけではなく、宿で開けれないんじゃない?開けておきましょうか?との店員さんの心遣いでした。
いつでもどこでもワインを呑めるようにワインオープナーを持ち歩く私でしたが、店員さんのせっかくのご好意だったのでお願いしました。
14時から18時くらいまでは日差しがきついから避暑に帰ろう。
シエスタ・シエスタ。
エアコンの入ってない私の部屋はちと暑かった。
ガンガンに冷やして2時間ほど休憩。(旅行に来てるのに観光しなくていいのか?)
外気も涼しくなりだした18時過ぎから、夜の活動です 
ホテルそばの公園。 夕涼みの大人たち?
昨日も来たレストラン街。
なぜ昨日も今日も同じレストラン街かと言うと、
アルコールが呑める店が極めて少なかっく、やっぱりここに辿り着いたのだ。
昨夜の店も安くて良かったけど今日は別の店にしようと、入ったレストラン。
今宵もまずはビール。(こう見えて中ジョッキーより多い量)
昨夜よりビールの値段も、レストランのレベルも高かった。
外で食べると他の席のタバコの煙が風に乗ってやってくるので、
タバコの煙のこない場所をお願いし、レストラン内で食べることした。
外の方が盛り上がってる。
今日の私のつまみは、店員さんお勧めのお魚。
カリカリに揚がってて、シンプルだけど凄く美味しい!
私の晩酌は、つまみはバクバク食べない超スローペース。
フォークとナイフでは魚が食べに食いからではなく、ちびちび食べるのがマイペース。
なのに「食べにくいんでしょ?」と、キレイにさばきに来てくれました。
ちびちびと魚をほっつく楽しみを奪われたけど、それを制するほどの理由はないので、ありがたくさばいてもらいました。
魚をうまく食べれない酒のみの女を気に入ったのか、
サービスだよ♪ とデザートを持ってきてくれた。
これが 私にとって地獄のように甘かった 
中身はドロドロとしたキャラメルのような味で、砂糖の100倍甘い感じ。
少量を口にしただけで、私の口は半開きになったまま固まってしまいます。
自分で注文した物なら残せるけど、サービスしてもらったデザートなので、ほぼ完食に至るまで地獄の苦しみでした。
デザートと一緒に出してもらった、これもサービスのトルコチャイ。
これはシブイ紅茶なので甘さを緩和してくれ助かりました。
今日GETしたブルガリアまでのバスチケットを眺めながら、
時間をかけて地獄を味わいました。
本日のディナー、Beer 2杯とお魚のフライで約1,600yenなり~
イスタンブールを復習。
アルコールを飲める(買える)ところが限られている。
親日と聞いていたけど、親日以上にしつこいセールスがある。
そのセールスは他の国(ヨーロッパやキューバ)より、しつこい。
なんだか疲れたよ。
はよ帰って 寝よ 
[ トルコ&ブルガリア その4に続く ]