五線譜のリボンたなびく

音楽のことメインに、色んなこと書いていきます。

恋と花火とツボと観覧車

2019年03月31日 | 音楽か行
なんて可愛らしい曲なんでしょう!東京スカパラダイスオーケストラ。青木さんが亡くなる直前の音源、とんでもクライシスサウンドトラックより。

題名の意味はよーわからんたい。ゲームしないんでね。当時のスーパーファミコンのゲームなのかな、セガだっけ?忘れた。
ワルツです。遊園地でかかってそうな音楽で可愛くてしょうがなくって大好き。こういう曲に合わせて音を変えてくる青木さんのドラムが最高なんですね。

ロールがふんだんに使われています。長いロールの部分と、3拍子の3拍めだけにロールを入れたりと、意外と細かいです。
金管楽器がメロディーでひっぱってる。金管経験者だからわかるけど、ああいう柔らかい音あいで、短い音をどうしてあんなにうまく吹けるんでしょうか。


それがプロってもんか。でもさ、この人たち別に習ってたわけじゃないんよね。独学でみんなやってんだよね。



気まぐれプリンセス

2019年03月30日 | 音楽か行
いわゆるモーニング娘。のプラチナ期です。2009年。亀井絵里さんがメインの曲。もうとにかく、えりりーん!ってなります。
インドっぽい衣装と音質と。旋律と。

もうこの頃からフォーメーションダンスやってます。イントロのダンスがみんな揃っていてかっこいいです。バッキバキに踊るんですね。
え、メインの亀井さんというのは可愛いんですが、ダンスのキレが凄いし、かっこいいダンスの踊り方をするのでギャップが最高なんです。

サビでちょいエロというワードが出てくるのは当時「?」でしたが、いかにもつんく♂節だなって思います。
落ちサビで亀井さんが巻き舌で歌ってるのがかっこいいんですよね。エロと言ってるのにエロさを一切感じない爽やかな突き抜ける高音が大好きなんです。

私の娘。好きの変遷は、5期のこんこんからスタートしたんだけど、その後好きになったのが、えりりんでした。ハマった頃にはもう卒業していて遅かったんだけど…

そして、このMV、よーく見てると光井さんの場位置の移動がえげつないです。移動距離半端ない。右後ろから左最前にぐっと移動してきた時に勢い余って本来の場位置のちょっと前まで行っちゃって修正してる感じがかっこいい。

早口言葉みたいなAメロにBメロだけど、バッキバキ踊りながら歌うから凄いや…

そして、亀井さんのことを中心に書いてきたけど、ガキさんこと新垣里沙さんのパートって、この曲そう多くないんだけどメッチャアクセントになってる。

特に最後の「好きなようにからんで」のソロパートが男らしいんですよ。かっけえなガキさん。

かなしいずぼん

2018年12月27日 | 音楽か行
たま。アルバム「ひるね」。

好き過ぎてやばいです。私はこの曲、たまの中ではベスト5に入りますね!

小学生の時に、さよなら人類が大ヒットしたたま。当時姉とよくアルバムを聴いてました。
知久さんのメイン曲。
最初聴いた時は、そこまで歌詞カードを眺めて聞いてるわけでもないので、何だこれ?って印象だったんだけど、よーく歌ってる内容聴くと、あれ?なんか人死んだ?みたいな狂気というかこわさというか。
正直、大人になって歌詞カードを何回読んでも、子どもが水死した?ってことしか理解出来ないんですよね。

ただ、初めてライブ版のかなしいずぼんを聴いた時に、間奏にあたるドラムス石川さんセリフパートが毎回違うってことを知って、しかもどれもこえーので、なんかの呪いでこう、赤い水門に吸い込まれちゃったのかな?とか色々歌詞に対して想像するわけです。

CD版のセリフパートはね、途中何言ってるかわかんないの。富沢たけしじゃないけどさ。ホントわかんないの。でも最後に叫んでっから狂ってる感だけは伝わるの嫌なほどさ。


ただ、「4つも葉っぱを食べちゃった」ってどういう意味なのかな。
4人の子どもが死んだの?どゆこと?詩人だよたまは。解んなくてもいいの。想像したくなる歌詞の深さなの。
知久さんはどこまで考えてこういう曲を作るのか。

でも、確かに途中ハッキリと

「魚になりたくない」「死体になりたくない」とは言ってるんだよね。人が死んだことだけは解る。


途中だけ柳原さんにボーカルが移ります。そのボーカルの裏で不気味なコーラスや叫びが聞こえます。とにかく石川さん、頑張ってます笑


楽器の事で言えば、この曲はベースが秀逸です!!

ド、ミ♭ーレド、ラ♭ソドッド

これですね。しかもベースにしては1オクターブ高い方で奏でてるのが最高です。

曲の雰囲気が怪しくなればなるほど、滝本さんのベースが冴え渡ります。

きみだけを

2018年12月22日 | 音楽か行
1994年のウルフルズのアルバム『すっとばす』の5曲目。今でも私の中でウルフルズNo.1曲です。

このアルバムも、1996年の修学旅行先で買って、家に帰ってすぐ聴いて、泣いたんだよなあ。
マカマカBUNBUNで初めてウルフルズを知り、ガッツだぜ!!でファンになった私にとって、こんなに真面目にストレートなラブソングあるんだ…ってのが衝撃で、凄く心に響いたんだよな。
そりゃね、バンザイもありますよ。でもああいうシャウトっぽく張り上げるラブソングではないのよ。しっとり。ずっとしっとりでサビもキーは上がらない。ここまで張り上げない、音の変化の少ない曲もウルフルズにしては珍しいので、曲調にCメロなどの変化がないにもかかわらず、ずっと心に焼き付く曲というか。

でも、この曲はジョンBに贈られた曲だったわ。ジョンBに歌ってもらおうとも考えてたって昔の雑誌で読んだけど。その当時聴いてグッと来て、ジョンBが一度脱退して約4年ぶりに戻った後に聴いてさらに違う意味でグッと来て。

歌詞は、照れて言えないような本当に真っすぐな気持ちを男の人の言葉で語ってるという感じがしますね。
君が見てる未来に僕は必要かい? とか
僕が見てる未来に誘いたいのさ  など。
クサいセリフではあるけれどしっとりと歌い上げてる。

サビが好き。ケーヤンがハモってる。ウルフルケイスケ。
1か所、ケーヤンのコーラスの声が裏返ってるところがあるけど、それをOKテイクにしてるところ含めてなんか好きなんだよ。
ケーヤンのコーラスは、かわいい声で高く出すのが基本だけど、この曲に関してはハモリ方も大人っぽい。

CDではフェイドアウトになってるけど、ライブはそうはいかないのできちんと終わる形でアレンジされていて、それも好き。
ライブではジョンBがハモってる。

今後も1位は揺らぐことないと思いますね。

騎馬戦式蝶々結び

2018年12月20日 | 音楽か行
伊藤多賀之のアルバム曲の1つ。くだらないですね。くだらないんだけど曲は滅茶苦茶いい!
やっぱり伊藤さんはアコギの腕があるから、色んな弾き方があるし、色んな曲調の曲があって聞き飽きないというか。

初めてHするチャンスが訪れた時の歌です。
パンティの横の紐がこぶ結びで、その上から蝶々結びしてあったってだけの話なんだけどまあフィクションでしょうけど、蝶々結びだったことを何故ここまでドラマティックに歌い上げようと思ったのか。その発想が、私が伊藤さんを好きな理由の1つです。
伊藤さん自身のコーラスで、最後の方はOh,YEAHを入れて歌い方を変えていたり。でもやっぱりただ蝶々結びだったってだけなんだよ。
アルバムにふさわしい!!

歌い方が可愛いんだけど、感情的になりすぎて意識失うこともあるよってさらっと怖い歌詞が入ってるのも、私的には好みです。

やー、とにかくギターはかっこいいんだよ。