五線譜のリボンたなびく

音楽のことメインに、色んなこと書いていきます。

明日の君を守りたい

2019年03月29日 | 音楽あ行
宇宙戦艦ヤマトの曲に使われたTOKIO曲ですね。セカンドかな?シングル。超初期。
凄くいい曲ですね。イントロから壮大。

最初のボーカルはリーダーなんですね。この最初の部分は緊張感がありますね…音数が多くないし、音符の動きも少ないのに黒鍵盤だから余計に。
リーダーの「く」の発音が可愛いんだよな。ってこまけえねすいませんね。


で、Aメロは2人で、ツインボーカル。最初はリーダーと長瀬。次フレーズは太一とリーダー。
サビの方でぐっさんと長瀬。初期は結構ぐっさんがボーカルなんだよね…

ドラムはとてもシンプル。キーボードが結構活躍するのと、ギターソロが超かっこいい。
コーラスが綺麗だし、リーダーコーラスは解りやすいので相変わらず可愛い声だなあって思いながらいつも聴いてます。

珍しくCメロがあるな。

君に逢うため このほしに生まれた(誓うよ)

…なんてロマンチックな歌詞☆


大きな古時計

2018年12月23日 | 音楽あ行
私の人生において、原点になる音楽じゃないでしょうか。
人生で初めて泣いた曲。これは保育園の年長組だから6歳の時か。

おじいちゃんがいなくなっちゃうってこと自体悲しい曲なんだけど、私、時計にも思い入れがあって。自分が3歳?か4歳くらいの時に初めて時計をよめたことをハッキリ覚えてるのね。
年齢覚えてないじゃーん!…それはごめんすまぬ置いといて。時計を見上げて何時何分って親に言ったその場面を覚えてるからなのか、うちの柱時計に対する思いもすでに6歳でも持ってたんですね。

ずっと休まず動いてたのに、おじいちゃんいなくなっちゃってもう動かない、って凄い悲しいじゃん。なんつーんか、時計に心があるような。
それをさ、こんなさびしい曲なのにト長調なんだよ。

でも不思議、長調なのにメロディも悲しい。音のとり方動き方でこうも変わるのかって思う。


うちにはもともと父方の方におじいちゃんがいないから、母方だけだしそのじいちゃんは本当にうちらのことかわいがってくれてたから、いなくなることも考えらんないし。
わあーーーじいちゃーん!時計ーー!ってなってね。


みんなで、年長組のひまわり組教室の中で先生のオルガンに合わせて歌ってる途中に感極まって泣いた6歳児は私です。
友達が
「先生ー!〇〇ちゃんが泣いてるー!」ってでっけえ声で言って恥ずかしかった思い出。

そしてそのエピソードを小学校高学年でも結構ネタにされた思い出。



調が変わると苦手なんで、平井堅の大きな古時計は一切思い入れありません…

エンジェル・ダスト

2018年12月20日 | 音楽あ行
井上彩名という方の90年代のミニアルバムの中の曲。このミニアルバムは4曲入りで、すべてドラムは青木さんがサポートで参加しています。

青木さんのドラムを聴く為に探して探してやっと手に入れた。そもそも井上彩名という人を知りません。が、曲はすべて可愛く、普段聞かない青木さんのリズムが聴けてとても得した気分になります。

もともと青木さんは跳ねたリズムが多いけど(まあ東京スカだからね)、やっぱりこの曲はスカではないので、全く違う跳ね方をしてる。乙女!!ってイメージです。

単なるターンタッタでもなく、どのタイミングで休符が入るのか解らない。きいていてとても楽しい!

イントロ最初のリムショットもおもちゃ箱みたいで面白い。


可愛らしさが全体通してあるからか、スネアの音もそういう音に合わせてますね。あと、細かにロールを入れるのがうまい。かっこいいなあ…


遺書

2018年12月20日 | 音楽あ行
すっげえ暗い。聞いていてもどんよりする。でも、どこか考えさせられる。これも伊藤さんのソロ時代のアルバム曲。

これは確か、20歳前後に書いてあった曲をアルバム用に入れたんだよな。アルバムに注釈があったはず。
6連のシンプルなアルペジオから、少しずつ盛り上がってく。
僕は骨になる、って、あーみんなそうだけどそこには感情というものがなくなるんだな、ということを歌詞から考えさせられる。
更に、6連の中でドラマティックな曲調になってくというか。

裏声でかなり高いキーを出してる。更に死ぬというワードを出したあとにテンポが速くなってくのが、焦燥感というのか、当時の伊藤さんがどこまで本当に追い込まれていたのか、などは知らないし、死にたいと思っていた訳でもないとは思いつつ、凄く死と隣り合わせにいたような曲に私は聞こえるので、凄く心が重たくなる。
重たくなるくらいに伝わってくる歌詞ではある。

私も20前後の時に人生に迷ったことがあったけど、死について考えることもあったけど、それは死にたいではなかった。死ぬことの怖さもこの曲にはある気がする。
悲しみもすべてなくなって骨になるって、苦しいことだな…って考えて苦しくなるというか。うまく言えないな。

でもね、凄くいい曲なんだよ。問題提起をしているというか。間に急に真面目な曲が入るのが伊藤さんらしいなと思いますね。

明るいふたり

2018年12月20日 | 音楽あ行
なんと爽やかな曲調。ウルフルズの93年のシングル。3rdシングルですね。
一番売れてない時代のやつ。私はこれを96年の修学旅行の時に大阪のCD屋さんで見つけて買ったのよ。まず普通のこっちのCD屋さんじゃ売ってないからね。チャンスとばかりに買い占めたうちの1枚。まだ8cm時代。

世の中ワンダフルか表題になってるから、カップリングになるんかな。3分ちょっとでちょっとハモリも入っていて、Aメロなんてアコギだからベースが凄くいい味を出してる。
青春を思い出すような歌詞と、Cメロのない本当昭和の歌謡曲っぽい部分もあり。

売れる曲かと言ったら違うけど、私はこの曲が好きです。あんなに暗黒時代に、こんな明るい曲がかけるのかと。

でもよく歌詞を読めば、明るいのはふたりなんではなくて、「君」だけが明るくて、そんな君とふたりになりたいよっていう何とも可愛い内容なんですね。

特に初期はこういう可愛い系の曲もあるので、魂揺さぶる部分との対比でとってもいいな、と思います。