五線譜のリボンたなびく

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銀色の道

2018年12月12日 | 音楽か行
ヒトカラが好きで、数か月に一度のペースで行くんですが、その時に必ず歌うのがこの、ザ・ピーナッツ「銀色の道」。
カラオケ映像もご本人の映像なのでぐっとくるものがある。

低いファの音が出てくるので、ちょっとキーが低いかなとも思うけど、そのあと転調していくので高い音も出ないと歌えない。
イントロはエレキのどこか冷たい音というのかな、冬をイメージした音の作りになってるな、と思います。
冬の嵐が吹いているけれどこのはるかな道を越えたら花が咲いた春の道が待っている…歌ってるだけで前向きな気持ちになるんです。


転調することによって、歌に感情が乗るというか。気持ちが入ってその歌詞の重みを感じるというか。
続く続く 明日は続く という歌詞が凄く好きだし、歌っていて胸にこう、来るものがあるんですね。特に今の私の心境としては、不安しかない未来なんだけどきっといいことが待ってるさ!と歌が力になってくれるし、向こうの映像にいるザ・ピーナッツのお二人の、歌っている時の本当に楽しそうな表情を見ていると、ああ、きっと辛いのは今だけで楽しいことも待ってるよ、きっと待ってる、そう言い聞かせたいよ、っていう思いが芽生えてくるんですね。

この曲の力は本当に凄いと思います。転調以外はメロディに変化はないけど、段々と歌声も力が入ってるのがCDを聴いてもわかるし、編曲も最初のしっとりからずんずんと進むようなアレンジになっているのが凄く好きです。

名曲はずっと名曲。これからも聴いてくし、歌います!

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