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このブログは「速報」的なことをしないつもりだったのですが、
ノリでつい、そんな感じの記事を書くことにしてしまいました。
日本での放映はありませんが、日本時間5月14日午前5時から4時間ぐらい決勝が行われます。
YouTubeにすぐアーカイブが残るので、5/14中にはしっかり見れそう。
良かったら見てみてください!
ユーロビジョン2023、5月9日と11日の準決勝が終わり、決勝進出者が決まりました。
決勝進出者と、(公式サイトから)彼らのコメントを載せておきます。
...あと、残念ながら落ちてしまった準決勝出場者についても、ちょっと触れます!
(※「1か月前!ユーロビジョン2023予習(1)」「ユーロビジョン2023予習(2)」という記事が当記事の前置きになっています。)
決勝進出者 ー 準決勝1日目より10組
Alessandra / ノルウェー(女性ソロ)
ノルウェーから、アレッサンドラさんが進出決定!ただ、決勝進出者の発表シーンでは呼ばれたのが最後(10番目)だったこともあり...
「私たちのチームは、もう気絶するかと思ってました。(ストレスが)ひどかったです...、最後だったので!私は「私たちは最善を尽くした」とずっと信じていて、そしたらノルウェーが最後に呼ばれて...、「わあああ!」って感じです!無事決勝に行けて、とても幸せで、皆さんに感謝しています!」
Luke Black / セルビア(男性ソロ)
ゲームのようなパフォーマンスがすごいセルビアのルーク・ブラックさん、決勝進出!ただ、彼は頻繁にパフォーマンスを変えるらしく...
「決勝についてもいろいろ考えてます。まあ、ステージごとにパフォーマンスをめちゃくちゃ変えてきたので、私のチームがそれについて幸せになることはないでしょう。ただ、私はアーティストなので、一つたりとも同じパフォーマンスはしない予定です!」
Mimicat / ポルトガル(女性ソロ)
ポルトガルの歌姫 Mimicat (ミミキャット)さんも決勝進出!ユーロビジョンについて、いろいろ分かってきたそうです。
「この曲(披露する曲)を歌い始めたときから、この曲には何か特別なものがあると思っていました。今夜、私は決勝で歌い切って最高のパフォーマンスをすることしか考えていません。このコンテストを理解したからには、私はポルトガルのみんなを誇らしくしなければならないのです。」
Let 3 / クロアチア(5人組)
クロアチアの変なおじさん5人組も、ファイナリストに確定!コメントは驚くほど真面目でしたが。
「もちろん、私たちは幸せです。私たちが決勝に行けると信じて応援してくれたクロアチアの人々を裏切らなかったという意味で、今はとても誇らしいです。本当に、いい気分です。私たちに投票してくださった方々、本当にありがとうございました。」
Remo Forrer / スイス(男性ソロ)
スイスの若手、Remo Forrer さんもファイナリスト!決して楽な道ではなかったことが伺えます。
「決勝に行けるのは、大きな夢です!スイスのメディアは当初、スイスが決勝に行くのはほとんど無理だろうと言っていて、私もだんだんそれに引っ張られるようになってしまっていました...。でも、今夜そうならなくて、全部上手くいったことが本当に嬉しいです!」
Noa Kirel / イスラエル(女性ソロ)
イスラエルの国民的人気者、Noa Kirel さんも選ばれました。大きな仕事が日常的に多そうではあるものの...、
「とても興奮していて、決勝のステージに上がれることは本当に光栄です。国を代表して、国を決勝に導く役割...、とても幸せです!私はイスラエル全土の期待を背に、とても大きなイベントの一部になれていて、これは私が普段していることとはまったく違う、とても大きなことです!」
Pasha Parfeni / モルドバ(男性ソロ)
ユーロビジョン決勝経験者 Pasha Parfeni さん、リベンジの機会を手に入れることに成功しました!
「モルドバの皆さんへ ー 私に投票してくださった皆さん、ありがとうございました。私の披露曲のメッセージは自分の人生において正しいバランスを見つけるということで、これは古いモルドバのバラードから影響を受けています。今回は、前回私が決勝に出たときよりパフォーマンス等凝っていて、より多くの時間を費やしてきたと断言できます。」
Loreen / スウェーデン(女性ソロ)
"Tattoo" という曲でスウェーデンもロリーンさんが決勝進出!知らなかったのですが、彼女も決勝経験者(2012)で、なんと当時優勝していたみたいです。つまり、2度目の優勝狙いで、これまでに女性でそれを達成した人はいないそう。
「正直、私がこんな野望を抱くことになるとはまったく思っていませんでした。しかし、何が起こるかは分からないものです。私は一か八かこのクレイジーなことに挑戦してみることにしましたが、この挑戦は人生の良い活力になることが分かりました。ここまで来たらもう、成り行きに身を任せます!」
Vesna / チェコ(6人組)
チェコも、特徴的な6人組(ヴェスナ?と読むのでしょうか?)の成功で決勝進出。世界中の女性に呼びかけています。
「世界中のシスターたちへ ー 権力を乗り越え、愛を選んでください。たくさんのことを感じるのは、女性らしいことです。辛い時期を乗り越えようとする人に共感し、団結しようとするのは人間の本質的なところで、それが、私たちが歌詞を歌う理由なのです。」
Kaarija / フィンランド(男性ソロ)
フィンランドの超有望歌手カーリヤさんも無事準決勝突破!先月日本のテレビ番組で一瞬特集されてて驚きました。
「俺はただ楽しんで、みんなにエネルギーとパワーと希望を与えられたらなと思う。人生で一度きりのチャンスだから、思いっきり楽しみたい。ベストを尽くして、どうなるか見てようと思うよ。」
決勝進出者 ー 準決勝2日目より10組
Brunette / アルメニア(女性ソロ)
去年はローザ・リンの "Snap" が話題になったアルメニア、今年はブルネットさんで決勝確定!曲のメッセージについて...
「たくさんの人々がメンタルヘルスに対処していると思います。私も同じです。私は、それが普通で決してやばいことではないということをみんなに伝えたいです。」
Alika / エストニア(女性ソロ)
エストニアから、Alika(アリカ)さんが決勝進出!ユーロビジョンへの思いを語っています。
「小さかった頃、ユーロビジョンを見て「16歳になったらユーロビジョンに出よう!」と夢見たことを覚えています。でも、実際そうしませんでした。それについて後悔はありません。(なぜなら)私は今もう20歳で、ユーロビジョンに適した状態になっていると感じています。とにかく、子どものころからの夢だったので、決勝進出は本当に幸せです!」
Gustaph / ベルギー(男性ソロ)
ベルギーの歌手 Gustaph さんもファイナルへ!同性愛者である彼は、発表で泣きそうになったそうです。
「「彼らは私を受け入れてくれないだろう」と怖がる自分がまだ心の内にいて、だから結果を待っている間は少し怖かったです。決勝に行けたことは本当に感動的なことで、クィアに対する包容的でポジティブなメッセージを感じました。本当に、本当に感動しました。」
Andrew Lambrou / キプロス島(男性ソロ)
アンドリュー・ランブロウ氏もキプロス島代表として決勝進出を決めました。オーストラリア在住ですが、両親がキプロス島出身です。
「祖父母がいるキプロスの村を訪れるのは、いつだって特別なことだ。オーストラリアの家でも、キプロスのルーツを感じるが、今回本当にそれを体現することになった。キプロスを代表するというこの機会は、俺にとって人生で最も特別なことになるだろう。」
Blanka / ポーランド(女性ソロ)
ポーランドのニュー・スター、ブランカさんも決勝への切符を入手!YouTubeで再生回数がとび抜けててすごかったです。サポートについて...
「ファンからのサポートを肌で感じたり、家族から励ましのメッセージを受け取ったりする瞬間が、私にとって人生で最も素晴らしい瞬間です。だって、彼らは全力で私を支援してくれるわけですから!決勝で我が国ポーランドを、本当に、本当に偉大にしたいです。」
Joker Out / スロヴェニア(5人組)
ロック・バンドのジョーカー・アウトが準決勝をクリアしたことで、スロヴァキアも決勝へ!自分は彼らをお遊び系インディー・ロック・バンドと勝手に判断していましたが、目的を果たすことが大事だ、という強い姿勢が伺えますね。
「(準決勝での)パフォーマンスがうまくいったことに本当に満足しています。パフォーマンスでは自分たちやファンだけでなく、スロヴァキア全体を誇らしくできたのではないかと強く信じています。決勝進出者に呼ばれたか否かにかかわらず、あの瞬間はとても誇らしいものでした。運よく呼ばれましたけどね。」
Teya & Salena / オーストリア(デュオ)
オーストリアは3年連続でファイナル進出を逃していましたが、そのジンクスが打ち破られました!しかも、これまで惜しくもオーストリア代表内定を勝ち取れなかった2人によって、です!すごい物語!
「みんなが私たちの披露曲のメッセージについて考えて、歌詞を読んでくれたのは本当に光栄。私たちが一歩先へ進む方法として曲で伝えたかったのは、お互いを支え合うこと!」
Albina & Familja Kelmendi / アルバニア(6人組)
アルバニアから、アルビナさんと彼女の家族のグループが決勝進出決定!感情の高まりが体現できる限度を超えてしまって、記者会見では感情を言葉に表すのに苦労したとのこと。そういうことって、ありますよね...。
「私たちはものすごく幸せで、興奮していて、母国のアルバニアにはとても誇らしいです...。」
Monika Linkyte "Stay" / リトアニア(女性ソロ)
こちらも決勝経験者、Monika Linkyte さんがリベンジにかかります!男性歌手 Vaidas Baumila さんとのユニットで出場した当時と今回を比べて、
「今回、男性は必ずしも必要じゃなくて、私は一人でもやれるということが分かりました。でも、実際は、本当は一人じゃなくてたくさんの女性が私に力を注いでくれています。そのパワーをヨーロッパ中に広められたら、なんて思いますね!」
Voyager "Promise" / オーストラリア(5人組)
オーストラリアの重鎮、ヴォイジャーもファイナリスト確定!カイリー・ミノーグのように、オーストラリアのロックを広める存在になりたいか、という記者からの問いに対して...
「ネクスト・カイリー・ミノーグになりたいとは思うよ。でも、オーストラリアは素晴らしいロック・バンドの歴史がある。バンドを含めたくさんの偉大なアーティストが、オーストラリアから出てきた。だから、(カイリー・ミノーグはソロ・アーティストだけど)どうして彼女の次が(バンドの)ヴォイジャーじゃダメなんだ?」
...そういえば、オーストラリア人だけどキプロス島代表で出るアンドリュー・ランブロウさんは、これまではオーストラリア人としてオーストラリア代表の座を巡って他のアーティストと競っていたのですが、その中にはこのヴォイジャーもいました。一枠をかけてかつてともに競った相手と一緒に決勝に出るのは少し妙かもしれませんが、彼はそれも嬉しくて決勝での戦いを楽しみにしているとのことです。
...以上20組が、準決勝を突破して決勝に進出した国&アーティストです!これに「ビッグ5」と前大会王者ウクライナを加えた26か国26組で決勝は行われます。
なお、「ビッグ5」は、後から知ったのですがイギリス・スペイン・フランス・ドイツ・イタリアの5か国で、ユーロビジョンで常に高順位を記録している国であることからこの5か国は毎年シードで決勝進出が決まっているとのこと。出場アーティストについては、割愛します...(よければ前置き記事をご参照ください)。
最後に、惜しくも落ちてしまった組について!ここは感情任せに書かせてもらいます!
準決勝1日目・・・マルタ島代表、ザ・バスカー!!好きなタイプの音楽なのに、落ちて辛い!!準決のパフォーマンスはユーモアに満ち溢れていて、足りないものは絶対なかった!なので、「枠足らず」ということだと思います...、残念!!でも絶対忘れないから!!
準決勝1日目・・・アイルランド代表、ワイルド・ユース!!エモーショナルなパフォーマンス、かっこよかったし感動的なのに、何で!?ロック・バンドがけっこう落ちちゃってて、ガックリなんですけど!!
準決勝2日目・・・デンマーク代表、レイリーさん!!え...この人、決勝確定してた人じゃなかったの!?絶対決勝で見ることになる人だって思ってたのに、...えええーっ!!チャーリー・プース好きだから、この人も好きになりそうだったのに、落とすなんて残酷!!彼のことも絶対忘れません!!
準決勝2日目・・・アイスランド代表、Dilja さんも落選!!...いやいや、こういう若手こそ決勝行くべきでしょ!!絶対行くと思ってたんだが...ユーロビジョン厳しい!自身の歌唱と植物の成長で曲の趣旨を再現したパフォーマンスも素晴らしかったのに、...素晴らしかったのに!!
1日目は他にもラトビアのサドン・ライツ、アゼルバイジャンのTuralTuranX、オランダのミア・ニコライ & ディオン・クーパーが落選。
2日目はルーマニアのセオドア・アンドレイ、ギリシャのヴィクター・ベロニカズ、ジョージアのIru、サンマリノのPiqued Jacksも落選。
去年は決勝見てそこから興味持ったから、
決勝以前のことは知らなかったし調べなかったけど、
準決勝とか知っちゃうとこんな気持ちになるのか...って感じ。