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今年ももう5月だが、サウンドトラックのヒットは去年とは違い、ゼロ。
改めて、去年の現象が珍しかったのだということを思った。
信じられないくらいたくさんあったからな...去年。
ただ、マリオの映画のサントラが、今後ヒットする可能性がある。
ジャック・ブラックさんの "Peaches"...曲どころか映画も見てないけど、全米のマリオ映画ブームはすごいらしい。🍄
10年代後半の、希少なロック・ヒットをまとめました!
極力私情や感想などをなしにして軽~く紹介しています!
...私情入れちゃうときりがないので。
※全米チャート基準です!!
2016年
① コールドプレイ >> 「ヒム・フォー・ザ・ウィークエンド」
2015年12月リリースの7thアルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームス』からのセカンド・シングル!アルバムからは「アドベンチャー・オブ・ア・ライフタイム」も大ヒットした!
② フィッツ・アンド・ザ・タントラムズ >> 「ハンドクラップ」
10年代前半は前途有望な期待のニュー・カマー、10年代後半は2016年に「ハンドクラップ」がヒットしたことでインディー界の超有名人!男女混合、ジャンル混合の6人組バンドの最大のヒット曲!
③ エル・キング >> 「エックスズ & オーズ」
激しいのにキャッチーなロック・ソング「エックスズ & オーズ」でアメリカからエル・キングがデビュー!全米Top10入りした同曲で、一気にグラミー・デビューも果たしたアメリカン・ドリームの模範!!
④ トゥエンティ・ワン・パイロッツ >> 「ストレスド・アウト」
「ライド」「ストレスド・アウト」「ヒ―ゼンズ」の3曲が長きにわたって全米チャート上位を圧倒!!革新的すぎるダークで毒々しいロック・スタイルが世界に露わになった!
⑤ ジェイムス・ベイ >> 「レット・イット・ゴー」
UK出身ジェイムス・ベイのメジャー・デビュー・シングル!次なるシングル「ホールド・バック・ザ・リヴァー」とともに全世界を虜にし、ジェイムス・ベイの時代を築いた!
2017年
① カレオ >> 「ウェイ・ダウン・ウィー・ゴー」
メジャー・デビュー・アルバム『A/B』(2016) から時間をかけて収録曲「ウェイ・ダウン・ウィー・ゴー」が全米ヒットに!一方別の収録曲「ノー・グッド」もその年のグラミーにノミネートされた!
② イマジン・ドラゴンズ >> 「ビリーヴァー」
2017年はイマジン・ドラゴンズが「ビリーヴァー」「サンダー」で全米チャートを圧巻!!チャントのようにも聞こえるクセ強な「ビリーヴァー」大ヒットを皮切りに、第2次イマドラ時代が開幕!!
③ リンキン・パーク >> 「ヘヴィー feat. キアーラ」
ポップに傾いた新作『ワン・モア・ライト』(2017) から一番売れたシングル!無念すぎるチェスター・ベニントンの死はあれど、確立されていたバンドの人気は1ミリも揺るがなかった!
Heavy [Official Music Video] - Linkin Park (feat. Kiiara)
④ AJR >> 「ウィーク」
小規模ではあったが、セカンド・アルバム『ザ・クリック』(2017) から「ウィーク」が確かにチャートで成功!ストーリー性のあるMVも良かった!...調子に乗り過ぎないように、という最後のちょっとした教訓の表現はジョーク表現とはいえ極端だったけど!
⑤ ポルトガル・ザ・マン >> 「フィール・イット・スティル」
デビューから10年以上見つかっていなかったインディー・ロック・バンドが、2017年に突然大ヒット!(何のかは忘れたけど)CM起用も後押しとなってヒットした同曲で、グラミー賞まで受賞しちゃった!!
⑥ トレイン >> 「プレイ・ザット・ソング」
ベテランのポップ・ロック・バンド=トレイン、明るい新曲「プレイ・ザット・ソング」がやはりヒットして、ヒット・メイカーとしての地位を維持!...いや、「プレイ・ザット・ソング」は本当に明るかった!!
Train - Play That Song (Official Video)
2018年
① フォスター・ザ・ピープル >> 「シット・ネクスト・トゥ・ミー」
「パンプド・アップ・キックス」の世界的ヒットから7年...、米インディー・バンド、フォスター・ザ・ピープルが「シット・ネクスト・トゥ・ミー」のヒットでチャートに復活!翌年も「ピック・ユー・アップ」という新曲が好評だった!
② ウォーク・ザ・ムーン >> 「ワン・フット」
2014~2015年に「シャット・アップ・アンド・ダンス」が全米Top10入りの大ヒットになった4人組バンド=ウォーク・ザ・ムーン(現在は3人組)の新曲!ダンス・サウンドとロックの融合が成功した!
WALK THE MOON - One Foot (Official Video)
③ バッド・ウルヴス >> 「ゾンビ」
今となっては実力派メタル・バンドのバッド・ウルヴスの当時のメジャー・デビュー・ヒット!残念ながら同年にフロントマンが他界してしまったザ・クランベリーズの昔の大ヒット曲のカバーで、そういった事情もヒットの背景に...!
④ イマジン・ドラゴンズ >> 「ナチュラル」
昨年の『エヴォルヴ』(「ビリーヴァー」「サンダー」を収録)時代がまだ終わっていないのに、早くもリリースした次作『オリジンズ』から激しい先行シングル「ナチュラル」が大ヒット!!これも、激しいのにメロディックで名曲!
⑤ パニック!アット・ザ・ディスコ >> 「ハイ・ホープス」
2018年の後半期にチャートを急上昇し、全米4位にまで上がるモンスター・ヒットになった1人バンドの最強曲!「I Write Sins Not Trageties」がTop10入りしたのは2006年だったから、およそ12年振りのTop10ヒット!!
⑥ ラヴリーザバンド >> 「ブロークン」
アメリカのお気楽トリオ・バンド、ラヴリーザバンド( lovelytheband )が「ブロークン」で大ブレイク!同年にはデビュー・アルバム『ファインディング・イット・ハード・トゥ・スマイル』もリリースし、インディー界の大型新人として本格デビューした!
lovelytheband - broken (official video)
⑦ ウィーザー >> 「アフリカ」
ウィーザーのあるファンがバンドにTOTOの名曲「アフリカ」をカバーしてほしいとツイートすると、それはバンドによって間もなく実現され、特殊な経緯も話題となってカバーはすぐさま全米チャートにランクイン!本当に珍しいヒットになった!
Weezer - Africa (starring Weird Al Yankovic)
2019年
① イマジン・ドラゴンズ >> 「バッド・ライアー」
「ナチュラル」を収録した前年の4thアルバム『オリジンズ』から、2曲目のヒット!ボーカルのダン・レイノルズが不倫の疑いをかけられたことを妻に謝り反省するような内容となった、感傷的な新曲!
② パニック!アット・ザ・ディスコ >> 「ヘイ・ルック・マ、アイ・メイド・イット!」
ミュージカルのようなロック音楽が人気のパニック!アット・ザ・ディスコ、相変わらず劇のようなドキドキ感がある「ヘイ・ルック・マ、アイ・メイド・イット!」で、2年連続の全米ヒット!
...以上、20曲を紹介しました!良かったら気になった曲だけでも聞いてみてください!
追記:記事とは関係ないけど、"SPIT IN MY FACE!" で今年総合チャートにチャート・インした新人ロック・シンガー ThxSoMuch(サンクスソーマッチ)が5/19にEPデビューすることが判明。"SPIT IN MY FACE!" も収録される。