監督:周防正行
出演:上白石萌音,長谷川博己,富司純子,渡辺えり,田畑智子,竹中直人,濱田岳,岸部一徳,高嶋政宏,小日向文世
ストーリー:古都・京都。お茶屋・万寿楽にある夜、絶対に舞妓になりたいと少女・春子(上白石 萌音)が押し掛けてくる。春子は必死で頼み込むが、誰も相手にしようとしない。ところが偶然その様子を目にした言語学者の「センセ」こと京野(長谷川博 己)が、鹿児島弁と津軽弁が混ざった彼女に関心を寄せたことから、晴れて万寿楽の仕込み(見習い)になる春子だったが
タイトル通り、「マイ・フェア・レディ」をモチーフ
京都の伝統、文化、そこに生きる人
舞妓ちゃんの「現実の問題」
舞妓の世界から見た京都の生活って
本当は どうなんだろう
津軽弁と鹿児島弁のバイリンガルをしゃべる女の子が「舞妓になりたい」とやってきた
そりゃぁ・・・ ギャップが 凄いだろうなぁ~ ニヤニヤ♪
上白石萌音女史が なんとま~ この世界に似合ってるの
。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。
私は 舞も踊りも 全く 出来ないけれど。
私の母が 日舞を子供の頃から ずーっと踊っていたので
この「世界」に違和感 無しだった
なのに ピアノ一色の私。
舞も踊りも 文楽と歌舞伎バカ好きで 通う 私だけど・・・
全くの 別世界
文楽と歌舞伎に どっかーんとハマっちゃったのは
中学生の時からかなぁ・・・
最初は 踊りの「調べ」といい「内容」は知らなかった
ママをアンチョコにして色々と解ってきたら観に行く行く
近松の世界観のエロだらけだもん
さーて この作品は
御舞台での 「女形」の舞や踊りを観てると
柔軟であり、セクシーであるけれど キメの出来不出来が大切
流れるように 止めて・・・浮くようで跳ねる
そういう「舞」「踊」が どうできるかっていうのが
やっぱり 気になっちゃって気になっちゃって・・・
萌え~の maxは 藤司純子サマサマ
富司純子サマの 動きと目線だけで 萌えちゃう
団菊祭 五月大歌舞伎 平成 中村座 等という
歌舞伎座で
藤司純子女史の 梨園の妻としての仕事っぷりを
数回 観てしまいました
ご挨拶 姿も 素敵でしたっっっ
あわわわわ 付け刃じゃダメダメダメって言っちゃってる私か・・・
この作品は 言語学者の京野が ヒギンス教授という役回り
方言を研究する音声学の教授ヒギンズって事
完璧なレディに変身させることが出来るかどうか友人と賭けて
上流階級の喋り方やマナーを徹底的に指導するのも
なるほど~
スペインの雨は平野で京都の雨は盆地に降る降る
京都弁ネイティブねぇ・・・
そんな遠回しに言うなんざー まっぴら
さっさと動いて ちゃっちゃっ~とする
ってのは 東京モノの私だからなのかしら?!
周防監督の目線
なんてったって 泣き声の使い方
稽古の場面で叱られて泣き
声が出なかったのが治る時の泣き
「泣き」で 見事に表した「女の子の気持ち」
着物を着て どすどすどす~
塗り壁どすどす~
オバq どすどすどす~
遊ぶときは こんぴら ふっねふっね とらとら~
って感覚は 持ち続けそうな私
わっっっっっかぁーくってぇぇぇぇ
すげーーーー セレブの人達を「必須 バック・スポンサー」とか
どっ速 「おミズ」の世界行き決定して すげーーー とか
この先 ずーっと「おミズ」で生っちゃうんだーーー すげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇなっ とか
身売り(はげしく 違うっっ)決めちゃうんだー スゴーーーーーーーーーーーーっっっ とか
やっぱり 何は無くても 代議士をバックにつけちゃうんだよね~~ とか
とか・・・
テレビとかも観て 思ってた
「た」のではなく
やっぱり この作品を観ても 思って 「る」
たまたま 京都の猫バカ類の御方がいらして
色々と「京都 ならでは」の事とか 知ることができて
まー なんつーか 大いなる「勘違い」は
少しずつ 改善されつつある。けれど
ほんものの 舞妓、芸妓サンを ナマで観たら
やっぱ そうなんですかー と聞きたい
まー 私なんか二度とダメどすどす~って言われるだろうけどさ
一見サンお断りのあの世界自体バキバキの格差って凄いのねぇ(って言いそう)
↑
偏見のアカとドロに浸かりきった キタナーい私を
周防監督の 「えんじょい 目線」で 救われた・・・ ほんとか?!
都の芸者、舞妓の世界
方言ギャップコメディ
「一生懸命な若さ」
響かなかったな・・・
「小春の店出しでこんなにいろいろな人が脇を固めていてズルい」
そのもの 丸ごと当てはまっちゃた
凄過ぎる ゴージャステイスト
草刈さん、踊りは本職で 今場所も 見事過ぎる美の踊りだった
そして さすがの 御実家は京都の老舗料理屋
田畑智子女史 某所でフル・ヌードを披露しても どすどす~
あっぱれ!!!!!!!!
富司純子さん顔負けの諸肌ぬぎも
ぶらぼーーーーー
なによりも「緋牡丹のお竜」へのオマージュ
通奏低音は富司純子 = 藤純子 とは
豪華過ぎの上手 ^(ノ゜ー゜)ノ☆パチパチ☆ヾ(゜ー゜ヾ)^ ^(ノ゜ー゜)ノ☆パチパチ☆ヾ(゜ー゜ヾ)^
いやはや 緋牡丹博徒の主題歌以降絶対に歌いませんの藤サマが
これ この作品の 一番スゴイんじゃないの?!?!
主演には 確かに 「掘り出しました~」とは思う
多少のセリフ 棒読みっぷり
この際、どーでも良いの。
なんだっけ???? 何かのドラマにも出てたとか?!
この主役の人、興味皆無なんで・・・
このまま 舞台じょゆーって無理でしょぉ。とかは思うけどね 映え無いもん・・・
しかも 全然 顔、可愛くないって最大の難点だわー
あ゛そーいうのも 狙いっすね??? がはははははは
さすが チーム 周防作品メンバー
大人達の「役者」がツボって来るよ~
蛇足 大人の役者達の芸達者なこと!!!!!!やっぱり 上手いっっっ