Said q winning

がははは♪qで映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
映画達に愛の眼差しで突っ込みだ

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 「史上最悪の批評を書くわ」

2015-05-07 | は行の作品


監督:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
出演:マイケル・キートン、ザック・ガリフィナーキス、エドワード・ノートン、アンドレア・ライズブロー、エイミー・ライアン、エマ・ストーン、ナオミ・ワッツ、リンゼイ・ダンカン

スーパーヒーロー映画『バードマン』の主役で一世を風靡した俳優リーガン(キートン)だが、シリーズ4作目の出演を断ってからの20年間
すでに世間から忘れられた存在になってしまった。そんなリーガンが今取り組んでいるのが、自ら脚色を書き主演をするというブロードウェイ舞台『愛について語る時に我々の語ること』だ。これは自らの再起をかけるばかりではなく、ドラッグ依存症の娘サム(エマ・ストーン)との仲も修復できると願っていた。しかしプレビュー公演の前日、共演者の頭にライトが落ち大ケガ。早くも困難がリーガンの前に立ちはだかる。さらにかつての自分・バードマンが現れ耳元で囁く「こんなクソ芝居やめて、派手なバードマンをまたやろうぜ」。

ベストなキャスティングが決まったからこそ成功した作品
全てを懸けた舞台の終わりに文字通り命を懸け、それでも生きなければいけないと知り、彼は、もう一度、飛ぶ
情けなくて馬鹿みたい
でも、すごくかっこいい


もうひとりの共演者レズリー(ナオミ・ワッツ)がケガで降板した役者の代役を見つけてきてくれた。
批評家の受けも良く、ある程度の客を運んでくれる実力舞台俳優マイク(エドワード・ノートン)
稽古を始めると、セリフの覚えは完璧、リーガンのセリフまで暗記している。
舞台俳優はこんなものかと感心する


その裏ではとんでもない人格の持ち主だった

 いや。人は、大体 そういうもんだってば。

ん~確かに 共感できない人も多いんだろうけど
これって 実だな~
ヒーロー映画で大ブレイクするも、その後は鳴かず飛ばずの落ちぶれ
私生活もボロボロ。そんな彼が俳優としての評価を取り戻そうとアートな舞台へ挑戦する
が、といったお話で
それをかつてバットマンを演じ大当たりするも共演のジャック・ニコルソンに食われ
後は堅実なもののいまいちパッとしないマイケル・キートンが演じているってのが面白い
もうそれだけでも面白いネタなんだよね
「古い」「長い」と勝手に変えてしまうし、ギャラは4倍要求
 思っきし、どよよよんなのは
追い打ちをかけたのが娘サムの一言「ツィッターもフェイスブックもやらないパパなんて、とっくに忘れられている!」
イタイと思うぞ~~~(笑)
そしてついに初日の舞台の幕が上がる・・・
ストーリーは初日の幕が上がるまでのドタバタぶりを面白おかしく書いている所謂バックステージ物だ。そこに主人公のバックグランドを際だせ、娘とも完成の修復などの人間ドラマ
上がるっちゃ上がるけど
リーガンが元スーパーヒーロー役者も設定として面白い。随所に超能力が使えるシーンが出てくるが、それは決別したはずのバードマンの幻影がまだリーガンの中に残っていることを意味
そりゃね。日本でも バカにツラだけ良くて・・・ってのがあったりしたけど
リーガンも類なんだなぁと
必死にそこから抜け出そうともがく姿が哀愁を帯びるし

でもこのノーカット撮影がストーリーとどう絡んでくるのかがよく分からなかった。
凄いけどね。

この映画の主要メンバー3人、マイケル・キートン、エドワード・ノートン、エマ・ストーンがそれぞれ、『バットマン』、『インクレディブル・ハルク』、『アメイジング・スパイダーマン』というアメコミヒーロー映画の出演者というのも面白い。



「史上最悪の批評を書くわ」

蛇足 初日の舞台の幕が上がる

 


寄生獣 完結編 ミギーちゃん御料理も上手っ^(ノ゜ー゜)ノ☆パチパチ☆ヾ(゜ー゜ヾ)^

2015-05-07 | か行の作品


監督:山崎貴
出演:染谷将太、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、新井浩文、岩井秀人、山中崇、ピエール瀧、豊原功補、大森南朋、北村一輝、國村隼、浅野忠信

寄生獣 右手を見ちゃったミギー

  自分の右手を観てしまった前回から
  やっぱり、今回も右手をみてしまった私
  今回のミギーちゃん どうなるか!!!!!!

原作をほぼ忠実に再現したストーリーと田宮良子たちのセリフ
読んでみたら、なるほどね~と
後藤が市役所で暴れまわるシーン
あ~あれだったから良かったのかな・・・
というのも、「悪の教典」みたく 突き抜け感は無くても成立してたし
前編は良い感じで 
こりゃ~後編(完結編)も、行くだろ!!!!!と期待してたし
なんなら 長尺で、どーんと行っちゃってもよろしくてよ~(楽)
って思ってたら
意外と なにか小っちゃい世界観になってしまったし
やっぱりこれは
ミギーの出番というか活躍の場がほとんどないのも物足りない要因だのでは?!
いや。いーんだけど
この世界感は ミギー活躍だよ~ってのが楽しいので
あ。だからといって 決して「つまんない」んじゃないの
それなりに面白かったし
だけど。だけど。前篇での、あの突き抜いたミギーのの世界観が
失速しちゃったのよねぇ
テーマやメッセージは良かったし、これは、上手いし
私の好きな 山崎監督ならではの視点
人間だからこそ他者に対する愛情、優しさを持ち得る
エゴイズムかな・・・
だから尚更 後編の中盤から、ススススーーーっと流しちゃうのが
勿体なかったな~

 エンドロールでクリオネのようにヒラヒラ舞うミギーが
可愛い~~(萌)

蛇足 ミギーちゃん、御料理上手っ(かわいい♪)