監督:セオドア・メルフィ
出演:タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ、ケヴィン・コスナー、キルステン・ダンスト、ジム・パーソンズ、マハーシャラ・アリ
ストーリー エフィー(ジェニファー・ハドソン)、ディーナ(ビヨンセ)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)の3人組は、コーラスグループ“ドリーメッツ”を結成し、成功を夢見てニューヨークへ旅立った。やり手マネージャーのカーティス(ジェイミー・フォックス)に見出され、大スターのジェームズ・“サンダー”・アーリー(エディ・マーフィ)のバックコーラスとしてデビューするが……。
1960年代の世界に、このような事実があったこと
人種や性別の壁。女性という壁が高い。肩身の狭さ
知性と強い信念で道を切り開いて行く彼女たち
逆境にも屈せず
でも私生活では三人揃って明るく笑い飛ばす
宇宙船計画の舞台裏で、努力と奮闘を重ねる黒人女性3人の姿が勇敢
ただ、強いだけでは無い
そこには、輝きが存在する美しさだった
彼女達は「前例」を作ったのだ
閉じられるドアと開かれるドア。
コーヒー。ネックレス。
見上げる歩く行く走る。
ガラス張りの本部長室とトイレの鏡。
そこは意味が含まれる存在として描かれる
彼女たちを認めていく
そして、さりげない当時の環境や建物・車両など
なんとも とても美しい。
人種というシリアスな素材を描いていながら前向きであり美しいのだ
人種だけでは無く、女性にとっても「希望と歩み」を感じたわ。
素晴らしい完成度の作品。