監督:成島出
原作:宮部みゆき
出演:藤野涼子、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、小日向文世、尾野真千子ほか
1990年12月25日のクリスマスの朝、城東第三中学校の校庭で2年A組の柏木が屋上から転落死した遺体となって発見される。警察は自殺と断定するが、 様々な疑惑や推測が飛び交い、殺人の告発状の登場により、事態は混沌としていく。遺体の第一発見者である2年A組のクラス委員長の藤野涼子は、自分達の手 で真実をつかもうと決意するが
どーして、一本にしないのだ~
原作をどどーんと本屋で積んでて ネタバレどーぞって事なの(?_?)
と。確かに、この作品を 一気で観るってのは、疲れそうだからアリっちゃアリか(笑)
でーもー 勢いで、一気で観た~~~~~い!!!!!
学校という場所のメインは、生徒
メインがあるから、サイド・ディッシュが引き立つ
生徒達との世界に大人世界との世界
大人になっていない難しさ
大人である難しさ
衝撃的な内容の告発文
告発文の真実の意味知っている謎の死
うやむやにしようとする大人達の 真意。
自分達で何かを変えられるかもしれない
大人だから全てを解決してしまうコトはできない
いや。だからこそ 子供達こそが、その問題に試行錯誤して行動した
校内裁判をする
大人達の行動に対して子供から疑問の声が響く
「ほんとうのことを知りたいのはいけないこと???」
秩序維持の為には「隠す」大人たち
頭の中に「ソロモンの偽証」という言葉が響いてしまった
つまり「知恵モノが偽りを述べる」ってコトかしら~
大人になる「道」を開いていくが、自立し成長しようとする生徒達の姿
その子供達の世界に大人が介入するのは本当に難しいと思う
何故なら一歩間違えると「自己」を摘み取ってしまう恐れが・・・
考えて行動するという最も大切な芽を摘み取ってしまうことにも繋がる
子どもの世界と大人の世界。
異なる二つの世界が一つの場所に共存している
生徒達の自主性の芽を摘み取ろうとする大人達。
大人達の勝手な配慮は「大人」だから守りたい。一理ある。
行き過ぎると子供達を傷つけてしまう
子供達の疑問は、真実を隠す大人達に対して反乱を起こす
ただし、単に反乱を起こすだけでは大人とは言えない
流されずに自分の意見をしっかり持つ事が重要だ
それにしても・・・中学生で裁判?!!
逆に、実際いたら怖いっっっ
中学生が実際の事件を裁判するのは、子どもでしか成立しない
真実が知りたい!ってことから学校内裁判にして
うあ~~~ 💦💦💦
蛇足 ソロモン王 賢き裁き。
その象徴は「知恵」
もうどうして1本にしてくれないのぉー?だよね。
気になって気になって…
やっぱり原作を買ってね!ってことかしら。
中学生で裁判なんてーと思うけど、その他の部分は違和感なくて、みんな演技も上手だったね。