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博士と彼女のセオリー

2015-03-22 | は行の作品

監督:ジェームズ・マーシュ
原作:ジェーン・ホーキング
出演:エディ・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ
ストーリー天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメ イン)はケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちる。その直後、彼はALS(筋萎 縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを選んだジェーンは、二人で力を合わ せて難病に立ち向かっていく。

車椅子の天才物理学者スティーブン・ホーキング博士と元妻ジェーンの波乱の半生を描いたドラマ。
と言えば、それまでだが
原作が元妻の自伝ってのがポイントだろう

スティーヴン・ホーキング氏である
特別な才能に恵まれた人
有名過ぎる彼
そこには「愛」「尊敬」の存在だけでも無い
テレビや専門誌等に出ておられる とーっても凄い博士のイメージが恋人である彼
   ・・・
というイメージが
愛する夫をひたすら献身的に支えるだけの、ただ貞淑な妻の物語では無い

彼の病の治療法は現在まで確立していない
失望。悲しみ。
妻として母として、日々奮闘するジェーン
女性としての自分を大事にしたい。
夫のスティーヴンは、病が故に、自分の意志とは別に
妻ジェーンがいなければ何もできない。
そこには表にしないでも、辛く、苛立ち等があったと思う
2人だけにしかわからない「壁」
互いを思い合うが故の「葛藤」
それらは 「2人が積み重ねて来た大切な時」でもあった
ストーリーが進む
スティーヴンとジェインの時は、互いを思い
それぞれの 違う道を歩んで行く。
切なくなる。
有名な学者、恋愛する若者、父親、障害者
そういう「形式的なイメージ」とは違い
ホーキング博士って、博士~~という固い感じじゃなくなっちゃって

お互いが最終的には違う道を選ぶけど、二人が一緒に築いてきた人生の重み
勿論、2人だけにしか通じない事が沢山で
この映画に描いているのも わずかなパーツだけど
夫婦というよりも「同志」と感じてしまった

蛇足 そして「時」を皆、生きている。



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