昨晩遅く羽田に到着。青森を離陸するときは風雪が激しくなってあわや欠航かと思われたが、何とか出発できた。
昨日青森市内を歩いていたら、歩道の真ん中で立ち止まって両ひざに手を当てて腰を折り、苦しそうにしているおじいちゃんがいた。通り過ぎようと思ったが、道には通り過ぎる車の他は僕しかいなかったのでちょっと心配になり、
「大丈夫ですか?」と声をかけると、おじいちゃんはゆっくりと顔を上げて「$’&$#$)’」・・・何をおっしゃっているのかわからない。
わからないという顔をしていたのだろう、おじいちゃんが少し言い換えて、
「疲れちまっただけなんで大丈夫」というようなことをおっしゃったので、「よかった。ゆっくり帰ってくださいね。」と言ってその場を後にした。
気になっちゃうよね。
ずっと昔、名古屋駅地下街の人気のない雑居ビルのトイレで用を足していたら、同じように小便器の隣に少しうめき声をあげる調子の悪そうなおじいちゃんがいたことがある。人気のないビルだし、脳梗塞とかだったら僕が声かけないと死んじゃうよなと思い、昨日と同じように「どうかされましたか、大丈夫ですか?」と声をかけた。そうしたらおじいちゃんが苦しそうに声を絞り出したんだけど、それが、
「うっ、は・・・挟んだ・・・」
「あ、そうでしたか。お大事に」と言い残してそのトイレを後にした。大人になってからはないけど、子供の頃は僕もたまに「挟んだ」。すごく痛いんだ。
昨日機内でネットニュースを見ていたら件の「おじさんパーカ騒動」の記事。もう大体のコメントは出そろった感じか(笑)。昨日は松田優作の娘のなんとかって子が、「若かったら別にいいんだけど、40オーバーとかってことでしょ?それで初デートでパーカーで来られたらすごく残念な感じになる。もっとおしゃれできたでしょ?40年生きてますよね?みたいな。配慮が足りなくない?」 とおっしゃったらしい。
元々の発言の彼女もこの子も、ご自身が持っている(と思い込んでいる)若い女性ブランドを過信しすぎ。自分は「選ぶ方」という意識が強いんでしょうね。
あと20年もすれば、ノーパンで股開いて待ってても誰も寄って来なくなるのに(笑)。
元々の話は大事な商談で相手のオジサンにパーカ姿で来られてイラっと来た実際の経験がもとになってるんでしょうけど。相手のオジサンにとっては「この子とのビジネスはパーカでいい」という程度の存在だったんだろうと。これがね、同じ年齢でも(絶対粗相ができない)って思っている相手だったら、年齢差関係なく緊張してスーツかスマートカジュアルで来るでしょうね。
松田なんとかさんの場合はデートの場面を想定したコメントだけど、それにしても大体同じだと思う。「この子に好かれたい」と強く思えばパーカじゃなくて年齢なりのおしゃれを考えてくるでしょう。
自分がしているのと同じように、自分も値踏みされているという視点が足りない。その辺が未熟な感じがしますね。
僕は女性の「若さ」には人間的にも性的にも何の価値も感じないため、彼女たちを見ると値踏みする一方。その意味では彼女たちと浅薄さは似てるかもしれないな(笑)。
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