QOOTESの脳ミソ

日記や旅の記録(現在進行中および過去の旅)がほとんどですが、たまに「腹黒日記風」になっているのでお気を付けください。

北広島アウトレット散歩のあとは、銀杏草の味噌汁。

2024-12-04 19:47:12 | 日記
社会保険130万円の壁撤廃とのニュースに専業orテキトーパート主婦の皆さんが「国のために子供を産んで育てている私たちをないがしろにする気か!」と怒っておられるのを見て、

「あれ?『アタシタチは子供を産む機械じゃない』って言ってたのと矛盾してるね。その場の感情だけでキーキー言ってればいい人は楽ね(笑)」と思いました。

コロナの時の10万円が例外だっただけでこういう給付や優遇策は僕に関係することは100%ないので勝手にやってもらえばいいし(笑)、うちのマンションの子育てで忙しい「はずの」主婦の皆さんはほぼ毎日ママ友の皆さんを呼んで盛大にママ友会を開いてらっしゃるのは僕にはバレてるので、さっさと130万円の壁なんか撤廃してくれたら、こいつら仕事に出る時間が長くなるから静かになってちょうどいいわ、と思っています。

うちのマンションボロボロなのに、扶養の範囲でしか働かずに、しかも子供ポコポコ生むって、ちょっとアレな人な感じがするんですよね(笑)。旦那もそんな高給取りじゃなさそうなのに。日本国のために自分が犠牲になって子供を増やしていらっしゃる意識の高い方なんでしょうか(笑)。

ま、どうでもいいけど。彼女たちがパート増やして今よりも昼間にマンションにいなくなれば、静かに仕事ができるようになるので助かります。厚労省頑張って。

と、ささやかな本音を書いておいて。

本日は仕事のテンプレートがまだ届かないので、いまのうちだと思い昼頃のバスでアウトレットモールに。北広島のエスコンフィールド近くの三井アウトレットです。特に購入するものもないのですが、中期的にそろえたいと思っているものを物色に。

一つは以前から書いているサムソナイトの機内持ち込みサイズのキャリー。キャスター交換に数か月かかるので、二台で運用したいと思っているためです。でも、日本のアウトレットでも高いですね。米国のサムソナイトアウトレットだとピンキリで安いんですが。最近だとやはり韓国仁川空港の免税店がサムソナイトのキャリー210USDだったんで一番安いですね。フロント部分にPCスリーブがついていてそこにもロックがかかる仕様なので安心ですし。

ただ韓国の時の日記にも書きましたが、円安がねぇ。せめて1ドル=125円位にならないと手が出ないですね。その時が来たら韓国行チケット予約します。そこまでレートが戻ったらアメリカ本土に行くか(笑)。

もう一つは電気圧力鍋。僕は野菜を細胞壁が壊れるまでどろどろに煮るのが好きなので、圧力鍋だと一気にできるからほしいと思ってるんです。今は直火のでもいいんですけど、年取ったらやはり電気式の方がいいだろうと思って。

炊飯器兼用の電気圧力鍋というのもあるので、毎度の「思う存分孤独死をするための家」にはそれを置きたいなと思って。以前は機種は少なかったんですが、今はいろいろ出てますね。一番よく見るのではT-Falの電気圧力鍋。一番普及してそうだからこれでもよさそうですが、デザインがいまいち好きになれなくて。

そんなことを思いながら見て歩いていたらDNSKというデンマークのブランドかな、そこの電気圧力鍋も使いがってよさそうでしたね。そっちはデザインがまぁまぁよろしかったです。たまにロイヤルコペンハーゲンの食器(カジュアルライン)を置いてあることもあるから、ほんとにデンマークの会社なんですかね。

僕の日記にはブランドの名前が良く出てくると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ブランド、好きですね。

それを持っていることのステイタスよりも、上手く表現できませんがバラエティ豊かなウルトラマンカードを集めるあの感覚に一番近いでしょうか。すきな怪獣、すきなウルトラマンのポーズのカードを集めるのが僕は好きでした。デザインが気に入らなければ希少カードでも全く興味はなかったですね。

逆に希少カードに夢中だった人の方が僕以上の「ブランド狂」になるポテンシャルは高いと思いますね(笑)。

あと、長く使えるのもポイントですね。僕はいいものを長く使うのが好きなので、修理時にこれだったら買った方が安いと思うことはありません。

そんな風に全員が次々に買い替えてそれぞれがゴミを増やしたらこの世界はどうなっちゃうんだろうと思うので、僕はブランド物を少々高くても修理を重ねながら使います。25の時アメリカに行った時に買ったでかいサムソナイトはつい5年ほど前まで現役でしたね。約25年ですか。

そんな風にアウトレットでとりあえず今後5年「思う存分孤独死をするための家」を購入するまでにそろえるモノの予定にいろいろ思いを巡らせながら、歩いていたら腹が減りました。しかし、アウトレット内のフードコートもいくつかある独立したレストランも全部インバウンドの皆さんで満員。

札幌に戻ってなにか食おうと歩いていたら、一階の北海道の農産水産物をあつかう市場のようなところの一番奥の魚屋さんのさらに奥に、魚屋さん直営の海鮮丼の食堂が。あまりに奥まったところにあるので誰もいない(笑)。メニューを見たら値段も手ごろだったのでそこでうに丼を。

これがメニュー。今時の北海道の海鮮丼屋さんにしては安めだと思います。ボリュームも普通に一食分。酢飯でした。


で、うに丼。


僕はウニは何でも好きなので問題なく美味しくいただきましたが、ほんの少々のミョウバンでもとにかく嫌いな人は文句言うかもしれませんね(笑)。でもこの値段なんだからそこまで言うなよ、と思います。6000~7000円出せば、無茶苦茶美味しいウニを使ったこのボリュームのうに丼が食べられます。

これはこれで美味しかったです。満足。味噌汁はおそらく銀杏草でした。札幌で銀杏草をいただけるのは驚きでしたね。

村上春樹的札幌ステイ。

2024-12-04 07:22:07 | 日記
毎年真冬に数回北海道に一週間ほど滞在するのだが、もう10年以上もこういうことをしているので特に行くところもなく。

毎回同じホテルに泊まるので、スタッフの皆さんもほとんどが顔なじみ。チェックインの日なんかは入り口に入って目が合うと、フロントデスクにたどり着くまでに書類を出して待っていてくださる。ホテルの皆さんも(この人は毎回一週間以上も札幌にいて何をしているんだろう。すすきのに泊まる一般的なおじさんたちと違ってきれいなお姉さんを連れて帰ったり、きれいなお姉さんのお店に行ってる様子も一切ないし)とどこか不思議に思っていると思う(笑)。

では、何をしているのか。村上春樹さんの『羊をめぐる冒険』のいるかホテル、『ダンス・ダンス・ダンス』のドルフィンホテル的な滞在をしています。

朝起きて(今日は何しよう)と考えて、外に出る。朝食を食べたい気分になったら、本の中でよく出てくるダンキンドーナツはもう日本にはないのですすきののミスタードーナツでドーナツ一個とコーヒーの朝食をとる。

ダンキンドーナツっていつ頃日本を完全撤退したんでしたっけ、僕が最後に名古屋で見たのは1987年ごろだったと思う。ダンキンは彼のエッセイにもよく出てくる。アメリカ本国にはダンキン(ダンクin)の元になった、コーヒーに漬けて食べるための取っ手がついたドーナツがあると書いてあったので、アメリカに行くといつもチェックするのだが、もうたまにしか作っていないらしい。昔進学してボストンに住んでいた古い友人は見たことがあると言っていた。

先日行った韓国、仁川国際空港には制限区域内にあったね。ダンキン。もちろん取っ手付きドーナツを探しました、残念ながらなかったけど。

村上春樹の「僕」的にすすきののミスタードーナツで、外の往来を見ながらのんびりとコーヒーを飲んだ後は、これまた『ダンス・ダンス・ダンス』的に映画でも観ようかと映画館に行き、適当に上映している映画を観たりもする。

・・・五反田くんは出てこない(笑)。

映画を観ない時は書店に寄って、特にお目当てのものもなくなんとなくブラウズする。気が向けば一冊購入して、ホテルに帰ってベッドに寝転んで読む。

だいたいこんな感じで、小説とは違って何も事件は起こらず日々が過ぎるのを楽しむ。

一度だけこんなことがあった。大雪で新千歳を発着する航空便が数日マヒしたときだったか、地震の時だったかは忘れたが、僕の滞在中数日ホテルに人がほとんどいないことがあった。フロントデスクの前を通ってもスタッフの皆さんは特にやることもない様子だった。

ある日夕飯をとって夜遅くホテルに戻ると、暇そうにしているフロントデスクの皆さんに軽く会釈をしてエレベーターで自分の宿泊している階に行ってエレベータの扉が開いたら、真っ暗だったことがある。非常灯の明かりだけ。

自分の押し間違いで、人が少ないので客を入れていない階に行ってしまっただけなんだが、春樹ファンのアホなんで(笑)、ワクワクしながらエレベーターを降りて誰もいないその階を非常灯をたよりに一周歩いてみた。

羊博士もいないし、羊男が出てきて「きみは鼠には会えないよ」も「早く帰るんだ」も「踊るんだ、踊るんだよ」とも言ってくれることはなかった(笑)。

(羊男のセリフはなんとなく記憶している物を書いただけなので、たぶん間違っています(笑)。ご容赦ください)

ただ、札幌のホテルでのそのシチュエーションが嬉しくて(笑)。誰もいないホテルのその階を一人でにやにやしながら徘徊したのだった。

今回もそんな滞在。この冬は札幌だけであと二回、各一週間~10日ほどこのホテルを予約済である。

これでホテルステイタスも維持できるので、それを活用して次の次の年末はいつものポルトガルのお気に入りホテルを楽しむ予定。

さて、今日は何をしましょうか。