今朝は夜明け前に目が覚めてしまったので、締め切りが近い仕事のレポート執筆を始めたら、すこぶる調子が良く大方片付いた。残り2ページで終わりというところに来て電池が切れたので、潔く諦めて午前10時過ぎの電車で浅虫温泉に行くことに。
青森駅から浅虫温泉駅へは第三セクターの青い森鉄道で行く。この線路は途中でいわて銀河鉄道に切り替わって八戸を通り盛岡まで続く。浅虫温泉駅はほんの6駅向こうなので30分弱もあれば着く。
温泉に入る前に飯食いたいなと思い、久しぶりに鶴亀食堂に行ってみた。今日は平日なので人もまばらな普通の田舎の食堂だ。だが、タイミングが悪かったり、週末だったりすると長蛇の列。それでここ数年は足を運んでいなかった。
この食堂の何が有名かというと、まぐろである。
もちろん普通の定食やラーメン、カレーなどもあるが、やはりまぐろ。
壁や天井に所狭しと貼られているのは全部マグロが獲れた場所ごと特有のラベルで確かマグロ一匹につき一つふられたロットナンバーが明示してある。この店はきちんとしたマグロを仕入れているというしるしに、店で出したマグロのラベルを店内に貼っていると以前ここのご主人に聞いたことがある。ということは一本丸々買ってるということなのかも。
このご主人の話はまた改めて。
場所的にはまぐろで有名な大間が近いが、塩釜などほかの有名な美味のマグロも出している。きちんと吟味されて個体識別のロットナンバー付きで仕入れられているので、全部美味しい。が、観光客のなかには勝手に大間のまぐろを出す店だと思いこんでやってきて、「なんだ大間のまぐろじゃねーじゃんか」と悪態つくヤカラもいるらしい。
青森市から数時間くらい車を走らせれば大間まで行けるからそっちで食べればいい。
で、ここの名物マグロ丼はこれ。今日は「小」を注文。一番小さいのが「ミニ」。マグロの刺身15切れだけでなく、中落ちがたっぷり乗っかっている(ミニは10切れ)。これを食べると満足しすぎて(笑)、この先1か月くらいマグロは食べなくてもよくなる。今日のマグロは中トロっぽかった。ほんとはさっぱりして酸味のある赤身が好きなんだが、この程度の脂のノリはおいしいと思う。
最初はご飯には手を付けず、マグロをつまみにビールを飲む。ビールが終わるころには、ちょうどマグロ丼的なマグロとご飯の量のバランスになるので。そこからはマグロ丼として食べた。
ごちそうさまでした。
この後は駅前にある「ゆーさ浅虫」という道の駅に移動。ここには産直市場があるので、そこでお得なものがあれば買って帰る。特にここで購入するのは青森産にんにく。完全体ではなくて、採った後まとめている時に出るバラのにんにくが大袋一袋で300円とか500円とか言うのがあるのでいつもそれを購入するが、今日にんにくは無かった。
そのあと、建物の5階にある温泉銭湯に。「展望浴場 はだか湯」というセクシーネーミング。入浴料大人360円。露天はないが、ここからは海が一望できて非常に心地いい。
詳しくはウェブページで。
風呂を出て産直で目星をつけていたものを購入して帰りの電車へ。行きと同じく30分ほどで青森駅に到着し、ホテルに戻る前に酒屋によって持って帰る日本酒を二本購入した。
それにしてもコロナ前は田酒など著名な銘柄はなかなかどこにも売っていなかったのに、コロナ蔓延期に入ってからはわりと簡単に買えるようになったし、今もそこらじゅうで見かける。
ということで、北海道の最後のあたりから戦利品紹介をしていなかったので、ここでまとめて。
一番右が北海道編の残り。芦別市に本社があるソラチという会社のしゃぶしゃぶのゴマダレ。以前も書いたが、市販のゴマダレの中ではこれが一番うまいと思っている。
その左がさっき酒屋で購入してきた日本酒。右は八仙のレギュラーランク。その左は弘前の豊盃。店に行ったら入荷したての純米しぼりたてがあったのでそれを一本。
お酒に挟まれているのがスーパーで見かけた岩手の生麩。京都の生麩田楽が非常に好きなので、京都に行くといつも買って帰るのだが、京都の生麩はいかんせん高い(笑)。この岩手の生麩でも田楽みたいにいただけるのかなと思い試しに買ってみた。おそらくこちらの皆さんは煮物にしたりするんだろうと思う。
生麩の隣はさっき浅虫の産直でレジ横に置いてあったあんころ餅。あとでコーヒー飲みながら食べて脳に糖分補給しようと。夕方にあとレポート2ページ書き上げて締め切り終わり。
その左はなめこ。普通のなめこの袋の3倍くらい入っていて一袋180円のところ50円引きの130円。これは帰ってすぐに冷凍にすればしばらく保存して置ける。年始までもその先も楽々もつと思う。
その下は青森の作業所の方が作られたという干ししいたけ。スライスした干しいたけは使いやすい。この大袋で500円なら安いと思う。
その左は長ネギ、こんなぶっといの3本で150円、のところ50円引きの100円。自宅に帰ったら、これで和風カレーうどんを作る。
そして一番左は青森名産長芋。これだけ入って150円。ま、長芋は都内でも常時まあまあ安いんだけど、これは買いだと思いました。