QOOTESの脳ミソ

日記や旅の記録(現在進行中および過去の旅)がほとんどですが、たまに「腹黒日記風」になっているのでお気を付けください。

ここ数日でいただいた札幌グルメ。

2024-12-05 23:02:32 | 日記
札幌には外国人だけでなく日本人観光客も多いし、札幌市内にお勤めの皆さんの胃袋も満たさなければいけないので、昼時はランチ大戦争。席がありません。

対策としては11時の昼の営業開始を狙って食べに行く、超人気店ではなく穴場に行く、そんなところでしょうか。

この数日で昼飯に行ったラーメン屋は二軒。

一軒目はテレビ塔真下の地下にある「札幌タンメン」のお店。ここはたしかオープンして間もないのではないかと思います。これもYoutubeで観てチェックしていました。

YoutubeのSTVどさんこワイドチャンネルでは、テレビで毎日特集したグルメ情報などがほぼすべて観られるので、北海道旅行が決まったらチェックしておくと耳寄りな情報が得られます。

で、これが札幌タンメンのメニュー。

右の札幌味噌ラーメンに惹かれましたが、初回なのでここは名刺代わりの札幌タンメンを注文。


タンメンというと(たしか)東京の食べ物で味わいはあっさりなので、それを予想していたら、タンメンはタンメンですがどこか札幌ラーメン風味。

札幌ラーメンの味を特徴づける食材って何なんでしょうね。札幌ラーメンの「アイデンティティ」というか(笑)。

ま、それは思いつきませんが、山盛り生姜がよく効いていてさっぱり美味しかったです。卓上には味変用に昆布だし入りの酢が置かれていたので、後半に入れてみたらこれまたさっぱりして塩味もまろやかになって美味い。

「この酢を入れると塩分が流れるから、スープ全部飲んでも血圧にいいんですよ。ちょっと値は張りますが健康にいいですよ。」って詐欺師が言ったら、信じるおばちゃんいそうですよね。

「質量保存の法則」を思い出して騙されないでね(笑)。

ラーメン二食目は最近札幌のラーメン屋では僕が一番好きな、「味の三平」の味噌ラーメン。


純連とかすみれとか彩味とか、最近の凝った札幌ラーメン超人気店もいいんですが、ちょっとこねくり回しすぎのような気もしているので、僕はこの素朴な札幌味噌ラーメンが一番好きです。

どうやらここが札幌味噌ラーメンの発祥の店らしいのですが、わかりにくいところにあるし他の店ほど外国人向けの情報には載っていないようなので、恐ろしいほどの行列はありません。でも11時の開店と同時に行くのがオススメですね。

酒呑みの方はラーメンが来るまでは名物のシュウマイ2個(一個70円)と缶ビール(400円)をいただきながら待つのが尚オススメ。

次は夜に行った店。札幌のセンベロの殿堂「第3モッキリセンター」です。昨今の物価高で少々値上がりはしていますが、大体一品300-500円位でいろいろなつまみを出してくれます。ここは、ビールの大瓶が数種類置いてあります。今回はエビスの大瓶を注文。


つまみは「つぶなべ」です。ツブ貝が数個下の方に入っていて、どちらかというと野菜メインの寄せ鍋ぽい感じなのですが、寒いこの時期お酒によく合います。ビールにもハイボールにも熱燗にも。


写真はありませんが、このほかもつ煮と厚揚げ焼きを。両方とも400円弱ほどでしたか。

厨房の中を見たわけではないですが、ここの厚揚げは出来合いの厚揚げではなく豆腐を揚げるところから作っているような気がします。非常に美味しいです。

今回はいただかなかったのですがここは棒鱈の煮物も美味しいです。それを肴に安い日本酒の熱燗(一合300円ほど)をいただくのがゲッチューです(笑)。

母の田舎の九州の山の中には「たらおさ」って料理があります。非常に貧乏な料理なのです。

北海道の北の方で取れたタラは干された棒鱈の状態で本州四国九州へと南下していくのですが、九州に入った棒鱈は福岡の炭鉱主などが美味しい身の部分を取って、最後に残ったちょっと身のくっついた骨や内臓の部分が九州の山の中に最終的に流れ着きます。

それを醤油で甘辛く煮た料理が「たらおさ」です。祖母は干し筍と一緒に煮たりしていましたね。タラの部分は身なんかほとんどないので骨をしゃぶってくっついている身を食べるんです。が、身がほとんどないと言えどタラはタラ、いい出汁が出るので非常に美味しいんです(笑)。貧しいながらも美味しい料理って言ったらいいですかね。

以上、棒鱈うんちくでした。第3モッキリセンターでは身がちゃんとついた棒鱈がふっくらと煮られています。

こんな風で第三モッキリセンターはおじいちゃんばかりでのんびりしている店・・・だったんですが、最近は僕の天敵の若者が増えだして困っています。自分で遊び場を作るバイタリティが無くて、我々「老害」のテリトリーに侵入してきたんでしょうね。

一番いやだなと思うのは、今時のチャラい男が、おそらく「オレ、シブい店見つけたからさ、今度連れっててやるぜぇ~」ってチャラい女を連れてやってくるやつが増えましたね。「え~っ、ここ~、なんかぁ、すごおぃぃ~」だってさ(呆)。静かに呑め。

あとは、これもまた比較的若い男なんですが、前々回見たのは、自分が子守の当番だったのか、このセンベロ居酒屋に乳飲み子をおんぶ紐で連れてきて、待ち合わせた友達と飲み始めたやつまでいましたね。いやさ、子守してる間くらい飲み歩くの我慢できないの?若いお母さんでもそういう人多いですもんね。子供が小さいうちは我慢しなさいよ。ほんの数年だよ。

その乳飲み子をずっとおんぶしてるのかと思ったら、蕎麦屋にあるような背もたれのない座面が小さい正方形の椅子の上にそのまま寝かせて、仲間と「かんぱ~い!」。いや、そのガキが寝返り売ったら落ちて頭割れるだろ(汗)。

他人の子供だからその椅子から落ちて死んでも僕には関係ないけど、そうは言っても目の前で人間が死ぬのは見たくないから、かなり嫌でしたね。

子供、しかも乳飲み子連れてセンベロ居酒屋に来るのはモラルに反すると思うんですけど、どうなんでしょうね。つぼ八とかああいうチェーン店の居酒屋でも、いまどき郊外の店はファミレス的な営業をしているのでいいと思うけど。

ところで、この店なんで第三モッキリセンターなんだろうとちょっとネットで調べたことがあるんですが、第1、第2モッキリセンターも昔はあったようです。第4モッキリセンターもあったりして(笑)。

モッキリは酒呑みの共通語のあのもっきりで大丈夫だと思います。


観ていたテレビ番組で年代がわかる。

2024-12-05 09:55:33 | 日記
旅先でもHDMIケーブルをつないでYoutubeを観ていますが、地上波もちょくちょく観ます。先ほどは羽鳥慎一モーニングショーが放送されていました。羽鳥さんって自分と同年代の「若手」の感覚なんですが、こういう番組の司会をしているということは、

僕が子供の頃に観ていた小川宏ショーの小川宏さんや、「そーなんですよ、川崎さん」でおなじみの川崎敬三さんの現役時代と同じクラスの司会者だってことですよね。

ありきたりな結論にはなりますが、自分も年取ったんだなぁと(笑)。

僕のブログを読んでくださる方は年配の方も多いので、そういう方には小川宏さんも川崎敬三さんもまだ若い方で、桂小金治のアフターヌーンショーなどでしょうか(笑)。

桂小金治さんと言えばルックルックこんにちわのコーナーで生き別れたとか懐かしい人を探して応募してきた人に会わせる『小金治の涙のご対面』 で有名ですが、あれはご自身が司会をしていたアフタヌーンショーのレギュラー企画をそのまま引き継いだものだったのかもしれませんね。

小学生だった僕は茶番だと思って観ていました(笑)。

小学生の頃は人を見ていて茶番だと思うことは多かったです。小学3年生くらいの頃に学校の友人関係でちょっと悩んだことがあったのですが、特に相談する人もいないので気づかないように考えないようにしていたのです。そんなある日、職員室の外の掲示板に「学校生活のことで悩んだら相談してみましょう」って電話相談案内が載っていたのを見て、(ここに電話してみよう)と思ったことがありました。

で、後日家に誰もいない時間を見計らって(両親共働きだったので割と簡単)、電話してみたんです。電話口に出たのは声の感じからちょっと小肥りの人のよさそうなおばちゃん相談員でした。(声の感じで肉付きとかって大体わかるじゃないですか。)

で、そのおばちゃんが「こんにちわ~、きょうは、どうしたのかなぁ~?」と言うので相談してみたわけです。内容はもう忘れてしまいましたが、忘れるってことは客観的にはくだらないことだったんでしょう(笑)。

ひとしきり当時の僕の問題を打ち明けたら「うーん、それは困ったねぇ、頑張ってるねぇ」から始まっていろいろアドバイスをくださったんですが、そのすべてが、

道徳の教科書読めば書いてあるようなことばかりで、長々喋ってくれるんですがこのおばちゃんが次に何を言うか全部わかるんです。途中から(くだらないな、早く終わらないかな)と思いながら聴いていました。自分から電話したくせに(笑)。最後は一応礼儀なんでかわいい小学生の声で、

「ありがとうございました~。頑張ってみます~。」と言って電話を切ったんですが、その時ですね(もう一生自分の悩みを他人に相談しない)と決めたのは。

だから約50年経った今でも自分の悩みを他人に相談することはありませんし、「他人に相談する」という人を見るとさりげなく距離を置くようにしています。自殺する手前まで、帯状疱疹出しながら、一人ぼっちで悩み抜いて答えを見つける人を友人にしたいです。

それにね、悩みなんてものは大体悩む前に自分で結論を出しているんです。その結論を採ることによって諦めなければいけない何かがあるから悩むんです。でも解決するにはその何かか、はたまた別のオプションを採る場合にはまた別の何かを必ず諦めなければいけません。

頭良くないんだから人間関係を掛け算割り算、はたまた微分積分で複雑に計算するのをやめて、シンプルな足し算引き算で計算するようにすればいいだけです。

何も諦めなくていい解決法があるなら人は悩みません。

「悩んでいて夜も眠れない」と言えば助けが必要な弱い人のように聞こえますが、とんでもない。

強欲なだけですね(笑)。