稚内最終日は極悪女王、今日は札幌へ移動し弟子屈ラーメン。

昨晩は「極悪女王」オマージュで酔って転んで頭を割ってしまい(笑)、本来はもう少し休息したいところだったが、今日は札幌への移動日なのでそうはいかず。一昨日から雪と風が激しくて、昨日は全便欠航したので心配していたが、本日は札幌からの第一便は条件付きながら飛ぶらしい。

稚内空港に機体を置いておくことはよほどのことが無い限りはしないので、それが着陸すれば十中八九折り返し新千歳向け便も飛ぶと推測し、航空会社もその目算があるんだろうと空港に向かいました。

・・・のはずだ(笑)。

それに明日は札幌あたりを大寒波が襲うらしく、本日欠航で明日運よく新千歳まで飛んでも、札幌市内に向かう電車・バスはおそらく減便またはほぼ運休になりおそろしい状態になる。

一度経験がある。今ほどではなかったが外国人も結構いたのにアナウンスが日本語のみで気の毒だったので、超絶混雑の中近くにいた人にはアナウンスの内容を教えてあげた。しかも、昨日あたりからは春節の前哨戦が始まっているらしい(汗)。なんとかして今日のうちに札幌へ移動しておきたい。

ということで、稚内空港に着いたら、滑走路の除雪で時間がかかったが1～2時間遅れで無事に離陸。頭の傷も今朝はまだ少し出血していたが、出血はほぼ止まって流れ出てこないし、大丈夫そう。救急ポーチに入れてある抗生剤の軟膏べったり縫ってあるから化膿はしないと思うし。

バリカンで頭刈りたかったんだけど、もう二日くらいしてからにしようかなぁ。

本来は12時過ぎくらいに新千歳に着くつもりだったので、札幌市内で昼飯を食おうと思っていたんだけど、遅れたし市内までは空腹に耐えられないと思ったので、ここは空港に入っている「弟子屈ラーメン」一択。

食べるものも店に行く前に決まっている。「魚介絞り醤油」。席に座る前に注文する。

札幌の有名店のラーメンの多くは塩ラーメン、醤油ラーメン、味噌ラーメンと名前がついていても、オリジナルすぎて普通の美味いラーメン屋さんの塩、醤油、味噌と同じカテゴリーに入れられない。

例えばこの魚介絞り醤油、醤油ラーメンではあるのだが、もうそういうカテゴリーではない。「魚介絞り醤油」なのである。

「桐谷さんはそういう次元では生きていない」のである。

そして、僕はこの弟子屈ラーメンの「魚介絞り醤油」はラーメンの名作だと思っている。

ハウス名作劇場「フランダースの犬」のネロとパトラッシュである（意味不明）。

皆さん、新千歳空港で時間があったら召し上がってみていただきたい。弟子屈ラーメンはすすきのの新ラーメン横丁にも入っているがいつも満席。弟子屈ラーメンに限らずラーメン横丁の店は常に満席なので僕はあまり足を踏み入れません。

空港の店はラーメン道場という一角にあって、客の多くが向かいにある旭川梅光軒とえびそば一幻に馬鹿の一つ覚えのように行列するので、その反動でこちらは意外に席に空きがあることが多いのでねらい目。僕はいつも一幻の列を眺めながら（こっちの方が美味しいのに(笑)）と思って弟子屈ラーメンを食べている(笑)。

えびそば一幻はすすき野のはずれの方に本店があって、そっちは深夜まで営業しているのでそっちに食べに行くことが多い。

えびそば一幻から少し南の方に行った地域は札幌でもょっとブログには書きにくい不思議な地域になるのだが(笑)、そこに手作りサンドイッチの「サンドリア」と言うお店があり、僕が昔行った時はなんと24時間営業（現在は不明）だった。

そこの手作りサンドイッチがむっちゃ美味い。

飲んだ後で深夜に買いに行ったりするような知る人ぞ知る店だったのだが、そこがコロナの時期に札幌駅に自販機を設置したら、札幌市民にウケまくってすぐに売り切れるほどの大繁盛。

さっき札幌駅を通ったので自販機が空いてたらサンドリアのサンドイッチを久しぶりに食べたいなと思い前を通ったら、ちょうどサンドイッチ補充の時間だったのでモノはあったのだが、すでに補充待ちの大行列ができていたので断念(汗)。

ということで、クリスマス12月24日の宮崎から始まった年末年始の旅行は、今日から最後の目的地の札幌です。