QOOTESの脳ミソ

日記や旅の記録(現在進行中および過去の旅)がほとんどですが、たまに「腹黒日記風」になっているのでお気を付けください。

新年初めての自宅とカーター元米大統領。

2025-01-10 00:46:50 | 日記
先ほど羽田から自宅に戻り、セントレアで閉店間際に半額になっていた天むすを食いながらハイボールを飲んでいます。

ポストに年賀状も届いていました。僕はSNSとかLINEとかを一切やっていないので、返事なんてどうでもいいから近況報告を兼ねて出したかったんですけどね。でも、世の中の声を聴くと、勝手に返事を出さなきゃいけないという強迫観念に駆られて苦しんでる人(笑)がいるらしいので、それならそれでと、返事が来なかった人をリストから外すことにしたんです。

年賀状に限らず生活のいろんな場面で他人の思惑を勝手に想像して強迫観念に駆られて、でもそれらのほとんどが間違っていて、自分で自分の首を絞めてる被害妄想な人ばかりですよね(笑)。

独り相撲。

今年あたり返事が来なくなるなと想定していた一人にも確認のために一応出しておきましたが、想定通り来ていなかったので、来年からはエクセルの宛名リストからは外しましょうね。

残りはレギュラーメンバーで、ほぼ皆さん凝ったつくりか近況報告の一言がある年賀状なので、楽しく読みました。

ま、いずれこの中の一人や二人は年賀状仕舞いをされることもあるとは思いますが、大半はいやいや出している人ではないのでしょうから、これから減るのは命がついえた順です。

今回は同じコメントを書いていた人が二人いました。アメリカの大学に2か月ほどいたときに同じ大学にいた二人です。

その内容は「カーター元大統領亡くなったね」。

僕がアメリカでサマーコース(英会話のコースではありません。)を取っていたのはジョージア州の州立大学。そこにいたときにみんなでご健在だった頃のジミー・カーター氏に会いに行って、握手をしたことがあるんです。

彼はジョージア州のピーナッツ農園の方。ずっとジョージア州に住んで、敬虔なバプティスト教会の信者さんだったので、大統領を退いてからもジョージアの自宅にいれば日曜日は近所の教会に来ていたんです。だだっ広い畑の真ん中にあるようなのんびりとした教会で、やはり何人もSPがいましてね。教会のロケーションののどかさとは別にすごく物々しかったけど、礼拝が終わると握手会があったんです。

握手したら、デカくて暖かい手で(一時期はこの手が世界を握っていたことがあるんだなぁとか、核のボタンを持っていたんだなぁ)と、感慨と言ったら変ですが、なにか胸に来るものがありましたね。

カーター氏と言えば民主党の大統領でしたが、引退された後、共和党政権の時にも北朝鮮などに特使として派遣されたりもしたことがありましたよね、たしか。それほど広く信頼されていた政治家だった印象があります。

今みたいにアメリカの保守とリベラルが、それぞれここまで偏狭ではなかった時代のことですよね。日本人から見たら、昔のアメリカは共和党も民主党もどっちもウヨクに見えたでしょ(笑)。

僕はどの国にもどっちの勢力もいて、それぞれがお互いにけん制し合う状態じゃないとだめだと思っているんです。逆に一方の主張に世の中の90%100%が賛同しちゃうことがあったら、その時は崩壊の始まりだと思っています。

昨今の主張が激しい方のご意見は、自分とは違うと思いつつも興味深いなぁと思って拝見しています。彼らみたいな極端な主張の方もいないといけません。でも彼ら「だけ」になってはいけません。

日本で言えば鳩山さんに熱狂しすぎたあの数年、安倍さんに熱狂しすぎたあの数年が特にそうでしたね。特に安倍さんを信じてあそこまで自民党に勝たせてしまった代償を、特にキッシー以後に僕ら国民が払わされているような気がします(笑)。今度は皆さんが国民民主にググっと言っちゃいそうな気もして怖いけど。僕も玉木さん榛葉さん好きですよ、まともなこと言ってるから。でも政党間のバランスが崩れて特定の政党が超一強状態になるとまた同じ事になりますね。官僚や利益団体が媚びを売りつつ近づいてきて「ささやき女将」でうまいことコントロールするから。

トランプ新大統領はその点ちょっと危うい感じがするんですが、それは彼のキャラだからいいとして、2月以降アメリカ国民がどう動くかに興味がありますね。早くもイーロンマスクと決別しそうな雰囲気も感じられるというアメリカメディアの記事を今日読みましたし。

カーター氏と言えば、何かがあったかで一時期はバプティスト教会との関係を絶ったことがありましたが、その後和解されたんでしょうかね。