QOOTESの脳ミソ

日記や旅の記録(現在進行中および過去の旅)がほとんどですが、たまに「腹黒日記風」になっているのでお気を付けください。

なんちゃってバックパッカーだった頃。

2024-06-23 19:28:39 | 日記
いつもの思い出話を。

20代前半から半ばはよくバンコクにいた感じがする。まだ成田からユナイテッド航空が以遠権フライトをバンコクまで飛ばしていた頃で、知り合いに紹介されてユナイテッド航空の「マイレージプラス」に入会し、バンコク便でせっせとマイルをためていた。コンチネンタル航空と合併したときに会員番号は違うものに変わったが、それまでは旅行会社にマイレージプラスの会員番号を伝えると「めちゃくちゃ初期のメンバーじゃないですか!」といつも言われた。

知っている人は知っている「沈没」という言葉がある。バンコクあたりの安宿に巣くって、何をするでもなく一日を過ごし長期滞在している日本人(の主に若者)を指す言葉だ。今ではそんな人がいれば大体がバンコクから日本に住む人相手に特殊詐欺をはたらく悪人と相場が決まっているが(笑)、あの頃、30年前は本当にただ単にそこにいて日々を暮らしているだけの人ばかりだったと思う。

ある時いつものように一泊50バーツの大部屋に2週間ほど滞在していたことがあった。あってないような部屋の定員は8人ほどで、8つのマットレスが並んでいる部屋だった。欧米人、日本人の学生に加えて、下の24時間営業の食堂で料理人をしているタイ人のオジサンもそこに住んでいた。オジサンは仕事が休み時間になると僕の真向かいのマットレスの上で、大きなマリファナの塊を削って「販売用」に小袋に入れる作業にいそしんでいた(笑)。

「お前も買わないか?」とよく言われたが「ありがとう、でも、オレやらないんだよ。興味なくて。」といつも答えていた。

本当に興味がないのだ。

僕は煙草を若い頃から始めて26歳まで吸った。ヘビースモーカーで一日3パック(60本)強。そのせいか、ある時禁煙をしようと決意したあと挫けて3日ぶりに吸ったら頭がくらくらして気持ちよかったので、どうせ麻薬もこんな感じなんだろうと(笑)、実際のモノには手を付けることはなかったのだ。

その時はちょうど年に一度の水かけ祭り(ソンクラーン)で、町中が浮足立っていたので自分もワクワクして階下の食堂でビールを飲んでいたら、いつも顔を合わせる日本人も数人ワクワク顔で集まってきて4人で何をするでもなくビールを飲んでいた。

時はUNCTADの明石康さん、自衛隊PKOなどの単語がニュースを賑わす数年前のまだポルポトが元気な頃で、話題は「昨日もカンボジアに陸路入国を試みたオーストラリア人とフランス人がクメールルージュ(ポルポト派)に捕まって処刑されたらしいよ」などの噂話ばかりだった。今となっては懐かしい話だけど。

「処刑された」のくだりが噂に生えた尾ひれなのか、本当のことなのかはいまだにわからない。だって「キリングフィールド」ですからね(汗)。

そんな風に宿の一階の食堂にたむろしてみんなで飲んでいたら、明らかにラリった日本人と欧米人のガールフレンドのカップルが入ってきて、僕の大部屋の上の階の個室にチェックインした。尋常じゃない「ラリりっぷり」(日本語がおかしいな(笑))だったので、みんなで「マリファナだろ。あいつ大丈夫か?」と話していたら、上階から何やら叫び声やドスドス大きな騒音。まもなく宿の人間が呼んだ警官がやってきて連行して行った。

頭の中で金八先生第2シリーズの加藤優と沖田浩之が連行されるシーンがフラッシュバックし、中島みゆきの「世情」が流れた(笑)。

バッドトリップ(悪酔い?)だったようだった。そういうのをちょくちょく見ていたので、大麻は煙草より中毒性もないし安全だと解禁を求めている人を見ても(本当かなぁ)という疑念しかない。僕はかなり酒を飲んでも酔わないが、新橋あたりでビール数杯飲んだくらいで奇声を発して走り回っているサラリーマンを見ていると、大麻を解禁したら酒と同じで効きまくって溺れる若い人が多くなるだろうなと思うのだ。旅をしていて同じ大部屋にアヘン中毒末期の人がいたこともあったが、もはや人間ではなかった。

そのあとみんなと別れて、ソンクラーンの水かけに気を付けながら、いつも道端に椅子を出してメコンウイスキー(米で作ったタイのウイスキー)を飲んでいるタイ人のグループのところに炭酸水の差し入れを持って行って夕方まで一緒に飲んで、また宿に帰ってオジサンがマリファナを削るのを見ながら朝までぐっすり寝た。大体その繰り返し。

非常に無為だけど、楽しい日々だった。ああいうのは若いときじゃないとできないですね。

というか、楽しいとは思いつつも一方で(30代半ば過ぎてやってたらダメだな)と思っていたので、26歳の時に煙草をきっぱりやめたのに続いて、無為ななんちゃってバックパッカーも30代になって数年後にキッパリやめた(笑)。

野菜の始末とたらこスパゲティ。(追記アリ)

2024-06-22 15:34:15 | 日記
明日から法事を兼ねて帰省なので(故郷とは関係ないですが博多に数日滞在してから帰省します(笑))、今日はいろいろを全部片づける日です。

まずは冷蔵庫。私はずっと(ここ20年以上か)生鮮食品を腐らせたことが無いので、旅に出る前に野菜などは全部使い切っています。

出発2日ほど前までにあるものを使って食事を作り、2日前くらいから総決算モードに。残った洋風な野菜は全部をザクザク刻んだうえトマト缶を加えて「なんちゃってミネストローネ」または「なんちゃってラタトゥイユ」に。

和風の野菜も全部ザクザク刻んで具沢山味噌汁に。

中華は大体どちらの野菜もいけるので、全部ザクザク刻んでさっと炒めて、丸美屋の麻婆豆腐を使って具沢山麻婆豆腐にすれば、残り野菜は一気に片付きます。

因みに僕は生ごみをできるだけ出したくない偏執狂なので(笑)、白菜の芯も、キャベツの芯も大根の葉と葉の根本も細かくみじん切りにして、煮込むときに入れて全部食べます。野菜で廃棄するのはキノコの石づきの先と玉ねぎや長ネギのひげ根のところくらいでしょうか。自己満足の世界ですね。

最近は小松菜も水耕栽培が多いので、切り落とした根本も縦にスライスして煮込みます。食感がよろしい。

今回は夕飯のために具沢山味噌汁を作ったら生鮮食品が全部片付いて、昼に食べるものが無くなったので「たらこスパゲティ」を作っています。

僕のたらこスパゲティ、明太子スパゲティは簡単なもので、たらこ・明太子をほぐして、ごま油でのばしたものを茹でたてのパスタに絡めていただきます。青じその千切りがあると最高なのですが、2枚くらいでいいところ一束で買わないといけないのでなかなか買えません。

このたらこスパゲティは、先日の岡山のイタリアンと同じ時期に、アラサーの貧乏フリーターの僕に安くごはんを食べさせてくれた和食のお店のご主人が良く作ってくださったものです。彼は香りがきつくない太白ごま油を使っていましたが、僕は普通の強い香りのごま油で作っても好きです。

僕にご飯を食べさせてくだった頃は下町の居酒屋ぽいお店だったのですが、ご本人は著名な日本料理のお店で修業をされた方で、高い志を持ってますます精進されて店は今では予約の取れないミシュラン星取の割烹になりました。もう昔のようにふらっとは立ち寄れませんが、年に1~2回、予約を入れて目にも舌にも美味しいご馳走をいただきに行きます。今はもう明太子スパゲティは出されません(笑)。

僕は、せんべろのような気楽な店も(ミシュランはあくまでも民間企業の一指標ですが)様々な評価で星を取るようなお店も両方好きです。

TPOに合わせた振る舞いを考えることの楽しさ。

といいうことで、たらこスパゲティ食べ終わりました。やっぱ青じそが欲しかった。

キッチンの窓に鉢を置いて水耕栽培でもしようと考えています。そうすればいつでも必要な枚数ちぎって使える。

追記
何か書こうと思って忘れていたのですが思い出したので追って書き加えます。

たらこや明太子は大好きなので、常に冷凍庫に一定数入っています。たらこは秋田に行くといつも駅前の「市民市場」の魚屋で量り売りのものを数千円分買ってきて冷凍します。グレードによっていろいろありますが、100g300~400円くらいのものを買うことが多いですね。お店にずらっと並んだたらこを見るだけでも楽しいです。筋子も美味しそうです。醤油漬けが非常に美味い。日本酒何合か飲める。

同じ秋田の魚屋で明太子も安く扱っているのですが、明太子は博多でごそっと買ってきます。いつも空港で「せきわ」か「はたえ」のお徳用切子500g2000円のモノを買っていますが、この間福岡市内でふくやの明太子(切子)が安く買える店を見つけたので、そこでも買うようになりました。

地下鉄渡辺通駅を出たとこの「ふくやたべごろ百旬館 博多の食材市場」というスーパーです。入ってすぐのところはきれいなパッケージに入った福屋の明太子がありますが、それは普通のお土産値段なので素通りして塩干もののコーナーに行きましょう。そうすると袋に入ってトレーに入れられた福屋の明太子の切子が普段の食材価格で売っているので、それが非常にお得です。袋に入っていても中身が出ないようにきちんと密閉されているので安心です。自宅に戻ったらタッパーウェアなどに移して冷凍するのがいいでしょう。

どちらも買いに行くときは小さめのビニールのクーラーバッグを持参して行くのですが「準備いいねぇ」といつも言われます。

この情報を書くのを忘れていました。たらこは青森駅前のアウガビルの地下の市場でも同じように売っています。見るだけでも楽しい。

山崎 朋子『サンダカン八番娼館』金子光春『マレー蘭印紀行』(追記しました)

2024-06-20 16:17:35 | Books, Movies & Music
Youtubeで著名人が出しているニュース解説動画を観ていたら、ハワイだのアメリカ本土だのドバイだのに「パパ活」目的で出かける日本人女性が問題になっていると言っているのを題材にしていて、そういえば『サンダカン八番娼館』を中学生のころに読んだなぁと思い出した。

本の内容がないとわかりにくいので追記します。細かいところまでは覚えてないしデリケートな話になるのであらすじとして読んでいただきたいのですが、戦前の日本から東南アジアにわたって(か、渡らされたか)現地で娼婦として生きていた「からゆきさん」と呼ばれる方の物語です。その言葉を下敷きにバブルのころに日本に渡ってきた東南アジアの女性を「じゃぱゆきさん」と呼びます。

バブルも終わりのころ、バンコクのショッピングセンターのベンチでコーヒーを飲んでいたら、若いインドネシア人の女の子が話しかけてきたことがありました。
「あなた日本人?ワタシ、来月日本に行くの。日本で芸能プロダクションやってる人にスカウトされて歌手になるのよ☆」と言われたので、
「それ詐欺だからやめておいた方がいいよ。酷い生活させられるよ。」と言ったのだが、彼女はケラケラ笑うだけで信じようとしない。「じゃ、調べてみるからその会社の名前教えて。で明日15時にここで会おうよ。」「いいわよ、明日15時ね!」と言って彼女は去っていった。

インターネットもなかった頃の話なのでそのあと僕がどうやって調べたのかは忘れたが、とにかくそんな会社はないという確認をして翌日そこに行ってみたけれど、彼女は現れなかった、と言うことがあった。変なことばかり思い出すなぁ。年は取りたくない。

本の話に戻る。
中学生男子には少々刺激が強い内容の書籍だったが、こんな世界もあったんだなぁという感想の方が強かった。それよりも、主人公の取材対象だった元「からゆきさん」のおばあちゃんが帰国してから暮らしていた、(書籍内では少しだけ触れられていた)故郷の長崎の隠れキリシタンの集落の描写になぜかすごく惹かれてずっと行ってみたいと思っていた。

いまだに行けてはいないが、40年前にその本を読んでから今に至る間に教会をはじめとする長崎の隠れキリシタン関連のモノは世界遺産にもなった。16年ほど前に仕事の関係で東京に住むようになったが、その頃に飲み歩いていて知り合って今でもしょっちゅう一緒に飲んでいる友人が偶然子供のころ軍艦島に住んでいた人で、それで興味を持って軍艦島にも行ってみたが(非常に美しく、建物は趣があった)、長崎・五島あたりの教会群や集落はまだ敷居が高い気がして行けていない。

その数年後ちゃんぽんでも食いに行こうとふらっと長崎に行った時に、アパホテルの真裏に「日本二十六聖人記念館」という施設があり見学に行ったら、さまざまな展示物の中に隠れキリシタンの儀式の資料動画が流されていて、一見クリスチャンの儀式には見えないがひそやかで厳かでなにか侵してはいけないような、画面から伝わるそんな空気に引き込まれて見入ってしまった。

興味のある人は見てみるといいと思う。今のことだからネット上にも公開されているのかもしれない。

逆に書籍から昨今の「国境を越えるパパ活女子」や「からゆきさん」のことを思い出したことも去年あった。一部バックパッカーの皆さんにはバイブルとなっているらしい金子光春の『マレー蘭印紀行』を読んだ時だ。彼がもっとも旅をしていた時代は、ちょうどからゆきさんと同じ大正から昭和に変わる頃だと思う。

その紀行文の中で、彼はマレー半島を南下するときに某商社の支社に厄介になっていたのだが、そこでの描写で「近頃はマレー半島のからゆきさんたちも中国からくる安い娼婦に「市場」を奪われる形で、西はサウジアラビアにまで移った者も多い」(思い出して書いているので原文そのままではないです。スミマセン。)というのがあった。

団塊ジュニアの世代なので幕末から明治大正の世界のイメージはそれほどないし、政財界の要人以外で日本人がそんなに遠くまで行って、しかも暮らしているイメージなんてそれほどなかったので新鮮な驚きだった。

それに娼婦の世界の市場競争が世界規模で(少なくともアジア内で広く)ダイナミックに展開されていたことにもびっくりした。

人間ってたくましい。

それを考えると、傍から見えるような超円安でパパ活女子が国境を越えているという単純な構図ではなくて、実は彼女たちの間でもっと激しい市場競争が繰り広げられているのかもしれないなぁとなんとなく思ったのだ。

ま、お金のない僕には一生相まみえるタイプの女性たちではないから個人的な興味は全くないけれども(笑)。

Jetstar(ジェットスター)好きな私。

2024-06-20 12:00:01 | 日記
一度日記を書いたりフォローしている他の方のブログをよんだりすると、そこからまたほかのことを思い出したりして何か書き留めておきたくなったり、書くことがやはり好きなんだろうなと思います。テキストだけのブログだし、文章のまとまりもないので読んでくださる方々は大変だと思うけど。

「徒然なるままに・・・」と始めて予防線を張りながらも、きれいな文章を書かれるいにしえのプロのようにはいきませんね、やはり(笑)。

なぜLCCはジェットスターにしか乗らないのかと言う話は前回の最後に書きました。ジェットスターの路線はほとんど乗りましたが、いまだに乗っていないのが那覇便、宮古島便(厳密には宮古じゃなく伊良部空港)、そして去年だったか新設された旭川空港便。

そのうち那覇便は毎年恒例、来月のバースデイひとり旅行でデビューの予定です。行きだけですが。そこからJALANAグループ便で移動して誕生日前後は石垣島に滞在します。実は石垣には酒を飲みに行くのでマリンスポーツとかリゾートらしいことは何一つしません(笑)。

石垣には仲良くしてくれるご夫婦がやっている鉄板焼きのお店があるのでそこで毎晩日本酒を飲んでいます(笑)。普段はそこで呑むことだけが目的なので、石垣に一泊だけして帰ってくることの方が多いですが、今回はなんと3泊もしてしまいます!

でも夜の呑みを円滑に開始するため島にはいきません。ANAインターコンチネンタルホテルまで自転車で行って、マエサトビーチで体を焼いてホテルに帰って昼寝するくらいだと思います(笑)。

主だった島は、波照間、西表、与那国まで全部昔行きましたし。島ではスクーターを借りで回ることが多いのですが、与那国でブンブン走っていたら知らない間に墓地に紛れ込んでいて、しかもその墓地を含めた海の風景がきれいすぎて(サントリーニ島と言うと言いすぎになるか(笑)?!)。墓石の陰から白いドレスと裸足のCocco(歌手)さんが笑顔で出てきそうでした。

鉄板焼きのお店は「満月」。ご主人が大阪出身の方で奥様が山形の方。山形の日本酒を幅広くそろえていらっしゃいます。そして、締めには美味しいお好み焼きをいただきます。「石垣島まで行ってお好み焼きと日本酒ってもったいなくないですか?」と言われればその通りかもしれません。

ただ、ご主人は石垣島の食材(に加えて、故郷の大阪や山形から取り寄せる旬の素材)を使っていろいろな料理を出してくださるので、僕としては「石垣を満喫していない」とは思っていないんですよね。

Jetstarで乗っていないのはあとは宮古島と旭川か。旭川はそのうち機会もあるとは思うのですが、宮古島はLCCで行くにはちょっと遠いような・・・。でも機会があったら乗ってみたいですね。国際線はたぶん乗らないと思います(笑)。フルサービスで楽しみたい派なので。

最近はたまったマイルを使ったりして、たまにビジネスクラスを利用することがあるのですが、特に欧州便でやることがあります。

機内エンタメで「ミッションインポッシブル」を延々と観ることです。ビジネスクラスでのんびりワインを飲んでいると、古くはショーンコネリー(James Bondとは言わない(笑))、今ではイーサンハントになったような気がするのです。その間は極力トイレで鏡を見ないようにします(笑)。

ただ「ミッションインポッシブル」は全てを飽きるほど見てしまって、この間の年末年始のフィンエアーではちょっとほかのモノも観たくなりました。いろいろ試していたら、ダニエル・クレイグの007でも同様の「国際ハンサムスパイ同化感」を味わえたので、次回長距離ビジネスクラスに乗るときは007で行こうと思います。機内エンタメにいくつか入っていたのですが「007スペクター」が非常によろしかったです。映像がきれいで。

007はピアースブロスナン以降観なくなっていたんですよね。ピアースブロスナンは「探偵レミントンスティール」のイメージが強すぎて、007には違和感がありすぎて(汗)。

Jetstarの話に戻ります。
これだけ乗っていると以前お会いしたCAさんに再度お会いすることも多く、中には搭乗すると個別にあいさつに来てくださる方もいます。そういうのってなんか嬉しいですね。普段の突っ込んだ友人知人関係もいいですが、日常で一瞬すれ違う人とのお互いへの小さな心遣いって言うのでしょうか、そういうのはとても好きです。

その一環で、可能なときは離陸時に地上スタッフ(全員整備士さんなのかな?)に手を振り返します。忙しい空港の最終便だと(ようやく今日も無事に仕事を終えられた)というお気持ちなのか、飛び上がって手を振ってくださる地上スタッフもたまにいらっしゃるので、そういう時は「本当にお疲れ様」と心の中で声を掛けますね。

そんなJetstarですが一つ残念なことが。
コロナの少し前に成田-庄内空港便(山形県)が就航したのですが、折悪く(というか悪すぎて)コロナで乗客がほとんどいなくなってしまったからか運休になってしまい、そのままなのです。就航記念期間だったからか最初は運賃も安めに抑えられていて(軌道に乗ったら通常の価格帯に移行する予定だったのでしょうね)、頻繁に利用していました。Jetstar就航に合わせたのか、空港から送迎をしてくださる鶴岡のホテルもあって、そこに泊まってホテルのレンタサイクルで山形の蕎麦屋めぐりを頻繁にしていました。スーパーで日本酒を買ったり。ただ十四代は山形のスーパーでも非常に高かったです(笑)。

庄内おいしい空港便、再開してほしいんですよね。

米を担いで今日は「大人の遠足」in松山。

2024-06-19 09:58:50 | 日記
書き込みの内容がツイッターのつぶやきのようになってきましたが、昨日の大人の遠足in札幌も終わり、今は成田のホテルです。今日は昼のJetstar(ジェットスター)便で大人の遠足PartⅡの松山に向かいます。滞在時間5時間程度(笑)。

Jetstarのおかげで「おいしい地方」の四国に非常に頻繁に行けるようになりました。「おいしい地方」は山形・庄内おいしい空港にちなんで私が名付けました。Jetstarは成田から徳島を除く四国三県すべてに飛行機を飛ばしているんですよね。

松山では前々回行った時に住宅地のわかりにくいところに小ぎれいな角打ちを見つけたので、そこにまた行こうかな。小ぎれいと言っても、今風の若い人がやっているこぎれいな店ではありません。酒屋の年配の経営者が店の半分ほどでやっている居心地よさそうな角打ちです。お店では飲めるが、百貨店のお酒コーナーには売っていない内子の地酒など品ぞろえも多くて楽しい店です。僕が行った時はまだ角打ち営業の30分前でしたが「いいよ、いいよ、飲んでってよ」って飲ませてくださいました。

Googleマップに保存していたかな?と思って今チェックしたらしてありました。「住田酒店」さんというお店です。

そのほか、松山でお気に入りの場所は、「しずかちゃん超えを自負している私」、そう風呂です。伊予鉄道の久米駅から歩いて3-4分の「東道後のそらともり」です。内部はアジアンモダンなバリみたいな雰囲気で、晴れた昼間に行くと浴場に入る光が非常に美しいスーパー銭湯です。露天風呂もバラエティ豊かで退屈しません。

今日は滞在時間短いから風呂まではいけないかもしれません。松山は空港から市内が比較的近いので何とかなるかもしれませんが。

そして昨日のあれやこれ。
昨日は予定通り札幌のクリニックで「お手軽血液検査」をしてもらった結果、尿酸値は下がっていたので、このまま維持できれば薬服用と言うことにはならなさそう(希望的観測)。

前回の採決は3か月前、その結果を聞きに行ったのが1か月前。それまでじりじりと上がっていた尿酸値が一気に9.1に跳ね上がっており、主治医には「次もこのままのようでしたら投薬ということになりますね」とサディスティックに宣言されました(汗)。

尿酸値対策はプリン体摂取よりもどれだけ体外に排出できるかが重要らしく「とにかく、水をよく飲んで尿酸を流してください。」

と言われたので、この一か月一日に水を2~3リットル飲んでいました。その結果、昨日の血液検査の結果は尿酸値7.0。

同じ腎臓系のクレアチニンの値も結構高かったので、(糖尿でもないのにとうとう腎臓透析か・・・(汗))とかなり焦ったのですが、昨日の結果では正常値に落ちていました。ほっとした。父も母方の祖父も腎臓が弱かったので怖いのです(じゃあ、もっと気をつけろよって話なんですが(笑))。昭和一桁生まれだった父は子供時代の1年間ほどを腎臓の治療のために入院して過ごしていたと聞いたことがあります。ずっとスイカの絞り汁しか口にできなかったらしい。

ま、とにかく今回は大変なことにならないようです。

やっぱ血液検査の前はあしたのジョーをしてはいけません。ちゃんと水分を取らないと(笑)。

ほっとしたので、昼飯は二条市場の知り合いのお店でいくら丼を。そのお店とはもう7~8年の付き合いになるでしょうか。なぜかご主人とウマが合って、たまに一緒に飲みに行ったりドライブに連れて行ってもらったりします(最近は行ってないけど。)。

そのあとはちょうど自宅のお米が無くなったので、イオンに寄ってゆめぴりか2kgを一袋購入して空港に向かいました。本当は「きたくりん」というお米が好きなのですが、なぜか今年はまだお店に並んでいないのです。なぜでしょうか。不作だったのでしょうか。

お米と醤油は大体北海道で買うことにしています。お米はゆめぴりか、きたくりん、ふっくりんこのどれか。醤油は減塩タイプの昆布醤油を。一番好きなのは「はぼまい昆布醤油」ですが高いので、キッコーマン、ヤマサ、道民の醤油(トモエ醤油)の昆布醤油のうちセールで一本250円位になっているものを選びます。心に余裕のある時は一本500円弱のはぼまい昆布醤油を買います。

お米に関しては、ここ10数年ほどは北海道ブランドのものオンリーだったのですが、最近東北勢が再度僕の心を魅了してきております。(北海道ブランドの前は、青森、秋田、宮城、秋田のお米を購入することが多かったです。)

昨年友人に「故郷の米沢に帰省するから遊びに来ないか」と誘われて、その友人の実家に遊びに行った時に出会った山形の「雪若丸」。これはつや姫の弟ブランドだそうで、つや姫に比べるとあっさりした食感が特徴的です。好みは別れるらしいですが、僕は好きです。

もう1ブランド。最近出会った中では秋田の「サキホコレ」というお米も好きですね。新しいブランドだと思いますが、昨冬に秋田の回転寿司で初めていただきました。粒が大きめで食感がしっかりしています。

昨日は二日前に突然思い立って日帰りで札幌に行ったのでゆめぴりかでお米の補充をしましたが、札幌に行っていなかったら、近所の西友で売られているのを確認している「サキホコレ」を買っていたと思います。

サキホコレ、ほんとに美味しかったんだよなぁ。

さて、そろそろ松山「日帰り遠足」に出発。今日はゆめぴりか2kgが入って少し重くなったキャリーを引きずって行ってきます。帰りはさらに日本酒の四合瓶を二本ほどスーツケースに入れる予定。ジェットスターは一番高いオプションパックを付けたので、20kgまでは無料で預けられるのです。

以前のオプションパックだと預入れ荷物30kgついてたから、大きいスーツケースに酒瓶ぎっしり詰めて帰ってきたりもしていたんですよね(涙)。

あ、このブログではJetstarの話ばかりですがLCCはJetstarにしか乗らないだけでもちろんJALANAも乗ります。ANAは一時期マイルが60万マイルほどありました。今は半分ほどですが(笑)。なぜLCCはJetstarだけかと言うと、そのもっとも大きな理由は「オレンジ色が好きだから」です。一方紫色が非常に嫌いなので、過去に乗ったことはあっていいサービスだなとは思いますがどうしてもPeachは敬遠してしまいます。ブランドカラーはPeachよりもVanillaの方が好きでした。