「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

大学院修了に向けてラストスパート

2019-05-08 | 英国大学院博士課程に関して
日本では長い長い10連休が終わりましたね。英国も、6日にEarly May Bank Holidayと呼ばれる休日がありましたので、3連休でした。イースター休暇と合わせると、日本のゴールデンウィークに匹敵するくらい、休んでいたような気もします。

さて、2月、3月を日本で過ごしたため、今月は大学院修了に向けてイベントが目白押しです。これは2月、3月にこなすはずだった予定が5月に全て詰め込まれたためです。したがって、すこし気忙しい日々を過ごしています。
さらに、投稿していた論文の査読結果が返却されて査読者からの膨大な要求に応えなければならないし、今秋に提出する予定の博士論文も執筆途中です。その上、幾つかの研究助成金に申請する予定があります。

う~む、詰んだかな、これは…

なんて思わなくもありませんが、いつだって一つ一つ片付けていけば、いつか終わりが見えてくるものです。止まない雨はないし、明けない夜はないのですから。ラストスパートだと思って、頑張りたいと思います。

というわけで、とりあえず本学大学院修了のための幾つかのステップをこなしています。
具体的には、Annual Progress Review (APR)と呼ばれるプロセスを通じて、年度進捗状況を評価委員の先生方に評価されて、大学院博士課程3年目(最終年)を修了しなければなりません。このAPRを終えて、ようやく博士論文(いわゆるthesis)の提出資格を得ることができます。そして、博士論文を今秋の期限までに提出して、その審査会(いわゆるviva)を11月頃に受けて、全て問題なければようやく博士号PhDを授与されるという寸法です。

いや~、長い道のりですねえ…

さて、このAPRのために、学内シンポジウムでの発表(20分)と、評価委員会でのインタビュー(30分以上60分未満)を受ける必要があるのですが、そのどちらも今月に予定されています。学内シンポジウムも面倒ですが、とにかく厄介なのがインタビューです。なにしろ長い間、評価委員の先生方からの質問やコメントに答えなければならないのですから。英語が非母国語である私には気が重いのですね。仕方ないとはいえ。

あと留学予定期間も半年を切りました。
いつの間にか、こんなに時間が経っていたなんて…
Time flies like an arrow


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