ホムセン奮闘記 ~事件は店舗で起きている!~

勤務するホムセンにて起きる日々の事を、読者皆々様にも知っていただきたいのです。ホムセン勤務員の苦労や楽しさや人間模様を!

人感センサーLED電球と、玄関灯の話

2021-04-16 06:44:34 | 仕事で考える事

電球>蛍光灯=LED電球・・・消費電力の話。電球>蛍光灯>LED電球・・・持ち時間における交換手間の話。蛍光灯>LED電球>電球・・・価格の話。総合的に話すと、普通の電球購入よりは価格は上がるけど、長い期間で考えると、LED電球は切れにくし交換手間(労力)も減ります。私の勤務先での話をすると、安値での比較なら、40W電球は2つパックで税別198円、LED電球40型(40W相当)1個で税別498円、蛍光灯40W千円前後!蛍光灯は別にして、電球を購入しに来たお客様には「電球は良くって1年、LED電球は5年保証が付いているので、長い目で見ての交換手間は減りますし、消費電力は電球の1/4~1/5程度、年間を通して考えるとそれなりに電気料金は安くなります。この機会にLED電球に交換してみてはどうですか?」とお薦めしております(交換にあたっての諸条件はいろいろとありますけどね)。

そんな利点が多いLED電球ながらも、各メーカーから“人感センサー付きLED電球”なる物が千円前後で発売されております。これは、電球の頭に人感センサーが付いていて、人等の動く物を感知すると電球が勝手に点くと言う品物!感知させるには、常に電源を入れておかなければいけない訳でして、先日来店したお客様から『それって、LED電球に変えて節電しようとしているのに、節電の意味とか無いのじゃない?』と言われてしまいました。。。 確かに、私もそう思います・・・ だから、あまりお薦めしておりません! 

そう考えると、人感センサー付きLED電球って、何処で使うのでしょうか? トイレの電気消し忘れ防止に・・・でも、それなら消し忘れたと気が付いた時に消す方が、常に24時間電源を入れているよりはましなのでは無いでしょうか? 玄関灯だとしたら、防犯灯を兼ねて使うってことなのかしら?不審者など、人が近づいたら点灯し、居なくなれば消えるってことかしら??? それを、玄関灯として使用するにはおかしいのではないでしょうか?

玄関灯の話と言えば、“暗くなってから点灯し、朝に消す”派と、“寝る前に消す”派との両意見がありました。“寝る前に消す”派は、暗くなってからの来客に対して玄関先を照らしておくのが当たり前で、寝る時は消して電気代を節約する考えに対して、“朝に消す”派は、夜中における防犯灯の役割(居住しているぞ!と知らせる)とのことです。。。

私が住む東京都の下町とは言え、浅草みたいに賑やかな町でも無ければ、ここ30年足らずの新興住宅地でもあります。私が物心ついた頃は、まだ周辺が田園風景だった記憶もあり、当時は数百m先の農家の玄関灯が点けば“帰ってきている”“誰かしら家に居る”と言う判断基準でしたが、今や住宅密集地となっていて、街灯も沢山点いていることから、一晩中、玄関灯を点けている必要も無ければ、来客が無ければ玄関灯を点けない家も多く存在してきております(節電?)。これからの将来、玄関灯の役割ってどうなのかな?と考えさせられますね。



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