~innervoice連載 七田 眞
「21世紀は波動の時代」 vol.4より~
あるとき狩に出た若者が
大鹿を仕留めますが、
ひとりでかついで帰るのにはとても重く、
族長にテレパシーで、
頭の部分を切り捨てて帰って良いかどうかを尋ねました。
族長がそうしてもよいと答えたので、
若者は鹿の首をはねて持って帰ったという挿話があります。
彼らの聴覚、視覚、嗅覚は超人的です。
彼らは、左脳の聴覚、視覚、嗅覚の代わりに
右脳の聴覚、視覚、嗅覚を使うのです。
例えば、砂の上に残された足跡が発している気の情報が
彼らには伝わります。
タイヤの跡から、
車の速度、車種、車の通った日時、
乗客の人数まで当ててしまいます。
彼らは、一滴も水分のない場所で水を見つけます。
砂の上に横たわって、
地下水の音を聞き取ったり、
手のひらを動かして地下水を探ったりします。
彼らは、文明の進んだ人間達が使う左脳ではなく、
右脳の感覚を使っているのです。