『 高齢者の医療・福祉 ~2025年問題をどう解決するか~ 』
京都府立医科大学 神経内科 名誉教授
NPO特定非営利活動法人「京都の医療・福祉プロジェクト」理事長 中島 健二様
日本は世界で類を見ないスピードで高齢化が進んでいる。これにともない認知症患者も急増している。現在450万人いる認知症患者は10年後には700万人になるとの予測がある。その一部は家庭での(家族による)介護でじゅうぶんであるが、大部分は福祉施設等に入所、あるいは介護士、看護師、リハビリテーションスタッフなど介護スタッフ等の自宅訪問サービスによる対応が必要になる。福祉施設の不足も解消しなければならないが、深刻なのは介護スタッフ、特に介護士の絶対的不足(2025年に30万人不足と厚労省推定)である。給与が低く、社会保障が不備な条件下では就職希望が少ないのは当然である。私は介護士の質を高める運動を展開し、彼らのためのテキストも発刊したが、本日はその一端を紹介するとともに、私の所信を述べ、諸賢のご意見を賜りたいと思っている。
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会員増強に尽力頂いた吉永会員(写真右)に国際ロータリーより記念バッチが届きました。
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12月15日週報
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