京都洛南ロータリークラブ

元気一番 2015~2016年度  会長 佐藤 邦友

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3月10日例会・週報

2015-03-05 12:45:32 | 例会・週報
『 弘法大師空海と南都仏教 ―高野山開創1200年に寄せて― 』
                            南都大安寺 貫主 、奈良RC会員
河野 良丈様

今年は高野山開創1200年という記念すべき年です。4月2日から5月21日までの50日間、京都や奈良の各宗本山や、全国の真言宗寺院など、宗内外から沢山の法要団が結成されて高野山に登嶺し、連日の法要絵巻が繰り広げられます。
高野山を開いた弘法大師空海は、真言宗の開祖ですが一宗派のお祖師というより日本仏教を代表する高僧として、また、日本の文化史上まれにみる大天才として崇められています。その空海が若くして学んだのが奈良の地であり、高野山開創後も南都の寺々と深い関わりを持ちました。大安寺や東大寺は入唐前の勉学の場であり、後にはそれぞれの別当にも就任しました。また、元興寺や唐招提寺の僧らと親しく交わり、興福寺南円堂にも関わりました。弘法さんで有名な東寺は、大安寺の勤操が造寺長官として建立した寺ですが、後に空海が住んで都での活動の拠点としました。京と高野山を往復し、山で禅定を深めると共に都に出て大車輪の活躍をする。オンとオフを見事に切り替えた人でもあります。


3月10日週報

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