「対決 巨匠たちの日本美術」@東京国立博物館
巨匠の作品を勝手に戦わせる企画。あっちの画家よりこっちの画家のが好きだ嫌いだと、多かれ少なかれ、誰でも普通にやっているであろう。それを国立博物館でやってしまおうという企画。似たような作風の作品を見比べられるというのはけっこう面白い。そうするとやはり、あっちはかっこいいなぁ、こっちはいまいちだなぁ、ということになる。
いちばん気に入ったのは「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」 - 俵屋宗達が描いたたくさんの鶴の絵に、本阿弥光悦が文章を書き加えている。光悦の書は、宗達の鶴をよけるでもなく、鶴なんぞどこにある、と言わんばかりに羽ばたく翼の上に文字を躍らせている。達筆すぎて何と書いてあるのかわからないが、羽ばたく鶴と踊る文字のバランスがすごくよかった。
それから伊藤若冲の「雪中遊禽図」 - 真っ白に雪を被った木の上で、まんまるい目玉で「ボク平気カモ」という顔をしている鴨がかわいかった。
せっかくなので、展示されていた作品だけで勝手に勝敗を決めてみよう。
運慶 vs 快慶○
○雪舟 vs 雪村
○永徳 vs 等伯
長次郎 vs 光悦○
○宗達 vs 光琳
○仁清 vs 乾山
円空 vs 木喰○
大雅 vs 蕪村○
○若冲 vs 蕭白
○応挙 vs 芦雪
○歌麿 vs 写楽
○鉄斎 vs 大観
巨匠の作品を勝手に戦わせる企画。あっちの画家よりこっちの画家のが好きだ嫌いだと、多かれ少なかれ、誰でも普通にやっているであろう。それを国立博物館でやってしまおうという企画。似たような作風の作品を見比べられるというのはけっこう面白い。そうするとやはり、あっちはかっこいいなぁ、こっちはいまいちだなぁ、ということになる。
いちばん気に入ったのは「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」 - 俵屋宗達が描いたたくさんの鶴の絵に、本阿弥光悦が文章を書き加えている。光悦の書は、宗達の鶴をよけるでもなく、鶴なんぞどこにある、と言わんばかりに羽ばたく翼の上に文字を躍らせている。達筆すぎて何と書いてあるのかわからないが、羽ばたく鶴と踊る文字のバランスがすごくよかった。
それから伊藤若冲の「雪中遊禽図」 - 真っ白に雪を被った木の上で、まんまるい目玉で「ボク平気カモ」という顔をしている鴨がかわいかった。
せっかくなので、展示されていた作品だけで勝手に勝敗を決めてみよう。
運慶 vs 快慶○
○雪舟 vs 雪村
○永徳 vs 等伯
長次郎 vs 光悦○
○宗達 vs 光琳
○仁清 vs 乾山
円空 vs 木喰○
大雅 vs 蕪村○
○若冲 vs 蕭白
○応挙 vs 芦雪
○歌麿 vs 写楽
○鉄斎 vs 大観
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます