
アートで候。会田誠 山口晃展@上野の森美術館
現代アートのツートップが上野に! インモラルアートの巨匠である会田誠と、21世紀大和絵職人である山口晃の合同展覧会。
18時からのトークショーも拝聴した。およそ70分間、椅子が足りなくて立ちっぱなしだったが、会田氏の意外と真面目な語りと、山口氏の自虐漫談風なツボを押さえた語りが絡み合って、笑いが絶えなかった。仕事休んで行った甲斐があった。
開幕後も毎日のように加筆をしていたと聞いて、図録と見比べてみると、山口晃の最新大作「渡海文殊」などは、図録のモノは下書きかと思うほど様変わりしている。今後もまだ加筆していったら、展覧会最終日にはまったく別の絵になっちまいそうな雰囲気である。会田誠のこれまた最新大作「滝の絵」も図録には製作中の本人の姿まで写っている。この「滝の絵」は4m×2.5mくらいの画面に青いスクール水着の女学生が39人描かれていて、流れ落ちる滝のそこかしこで思い思いのポーズで水遊びをしている、結構壮観な絵柄でちょっとエロっぽくもあり、やっぱりなんかインモラルな雰囲気を醸し出している。これもきっと名作のひとつになるのだろう。
作品集付属のルーペで見た山口晃の細かい絵をナマで見る。ナマで見てもまだ細かかったりして、ここでも虫眼鏡が必要だ。ミズマアートギャラリーに展示された四天王やラグランジュポイントもあった。山愚痴屋澱エンナーレでは、笑わせるための作品や、わけわからん企画がじょろじょろと展示されている。
会田誠の「大山椒魚」「ジューサーミキサー」もあった。「紐育空爆之図」も写真ではわからなかったが、実物を見るとホログラムペーパーで作られた飛行機がキラキラ輝いていて、よりデラックスな雰囲気だ。会田誠の作品は、すごく緻密な描写の作品があるかと思えば、しょーもない絵があったり、意味不明な企画モノがあったりと、製作スタイルが多岐に渡っている。そういう性格なのだそうだ。
現代アートのツートップが上野に! インモラルアートの巨匠である会田誠と、21世紀大和絵職人である山口晃の合同展覧会。
18時からのトークショーも拝聴した。およそ70分間、椅子が足りなくて立ちっぱなしだったが、会田氏の意外と真面目な語りと、山口氏の自虐漫談風なツボを押さえた語りが絡み合って、笑いが絶えなかった。仕事休んで行った甲斐があった。
開幕後も毎日のように加筆をしていたと聞いて、図録と見比べてみると、山口晃の最新大作「渡海文殊」などは、図録のモノは下書きかと思うほど様変わりしている。今後もまだ加筆していったら、展覧会最終日にはまったく別の絵になっちまいそうな雰囲気である。会田誠のこれまた最新大作「滝の絵」も図録には製作中の本人の姿まで写っている。この「滝の絵」は4m×2.5mくらいの画面に青いスクール水着の女学生が39人描かれていて、流れ落ちる滝のそこかしこで思い思いのポーズで水遊びをしている、結構壮観な絵柄でちょっとエロっぽくもあり、やっぱりなんかインモラルな雰囲気を醸し出している。これもきっと名作のひとつになるのだろう。
作品集付属のルーペで見た山口晃の細かい絵をナマで見る。ナマで見てもまだ細かかったりして、ここでも虫眼鏡が必要だ。ミズマアートギャラリーに展示された四天王やラグランジュポイントもあった。山愚痴屋澱エンナーレでは、笑わせるための作品や、わけわからん企画がじょろじょろと展示されている。
会田誠の「大山椒魚」「ジューサーミキサー」もあった。「紐育空爆之図」も写真ではわからなかったが、実物を見るとホログラムペーパーで作られた飛行機がキラキラ輝いていて、よりデラックスな雰囲気だ。会田誠の作品は、すごく緻密な描写の作品があるかと思えば、しょーもない絵があったり、意味不明な企画モノがあったりと、製作スタイルが多岐に渡っている。そういう性格なのだそうだ。
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